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デンタルフロスは夜に1回!歯科医が教えるデンタルフロスの使用頻度

2015年11月24日 10時58分
デンタルフロスの正しい使用頻度をご存知ですか?虫歯予防・チェックに役立つデンタルフロスの正しい使い方や頻度、注意点を歯科医が詳しくご説明いたします。

デンタルフロスは夜に1回!歯科医が教えるデンタルフロスの使用頻度

デンタルフロスの使用頻度について

デンタルフロス

デンタルフロスは1日にどのくらいの頻度でやるべきですか?

歯と歯の間に付着した汚れを取ってくれるデンタルフロスですが、1日に何度もやると健康な歯肉を傷つけてしまう可能性があります。

使用頻度は1日1回で十分でしょう。

歯に沈着した汚れは、2~3日で歯石に変わってしまいますが、最低でも1日1回はデンタルフロスを通すことで細菌を除去し、歯石になるのを防いでくれます。どんなに多くても毎食後に行う歯磨きと併用して、3回までに抑えましょう。

デンタルフロスは毎日やった方がいいのですか?

もちろん毎日やった方が良いです。毎日通せばプラークが固くなるのを防いでくれるからです。歯石になってしまうと、デンタルフロスが通らなくなってしまうので毎日欠かさず通して習慣づけるようにしましょう。虫歯と歯周病、口臭予防にもつながるので面倒くさがらずに行いましょう。

毎日デンタルフロスで歯を磨こう!

デンタルフロスを毎日できない場合、最低どのくらいの頻度でやるべきですか?

本来毎日やるのが理想ですが、忙しい時や出先で出来ないこともあります。ただ上記で書いたように2~3日で付着したプラークは歯石となってしまうのです。

最低でも2日に1回のペースでデンタルフロスを通すようにしましょう。

最初はデンタルフロスを通すのに慣れず、時間がかかってしまっても毎日通すと慣れてくるのでスムーズに通せるようになります。最低でも2日に1度、プラークが歯石になる前に通して口腔内の環境を良くしましょう。

歯間ブラシとデンタルフロスの頻度はどのくらいがベストですか?

歯間ブラシは歯と歯の間の隙間が広い場合に適しています。1番小さい(細い)サイズのもので、通すことが困難ならデンタルフロスを使いましょう。歯と歯の間に付着しているプラークですが、歯ブラシだけを使った歯磨きでは約60%のプラークしか除去できていません。それがデンタルフロスを使うことで約80%、歯間ブラシを使うことで約85%にまで除去できると言われています。

デンタルフロスはどのくらいの時間をかけてやるべき?

あまり時間をかけないことがポイントです。毎日習慣づけてほしいのであまり長い時間やってしまうと、面倒になり続かなくなってしまうからです。

目安としては5分以内で全部終わらせることが理想的です。

最初は慣れないので時間がかかってしまいますが、慣れてくれば2~3分で終わります。基本デンタルフロスは指に巻きつけて歯と歯の間のプラークを除去しますが、不器用で上手にできない人や、大きく口を開けるのが困難な人にはホルダーに付いてるタイプのデンタルフロスもあるので、そういった補助器具があると便利ですし、時短することができます。

デンタルフロスをやるタイミングはいつがいいですか?朝?昼?夜?

朝、昼は忙しくてできない人も多いでしょう。

1番最適なタイミングは夜です。

寝ている間は唾液の分泌が減ってしまうため、自浄作用が低下してしまうからです。プラークや食べカスがそのまま残っている状態で寝てしまうと細菌が繁殖してしまいます。菌が繁殖し歯肉が腫れたり、虫歯のリスクが高くなるため寝る前の、つまり夜歯間ブラシ・デンタルフロスを使うことが大切になってきます。毎日寝る前に歯磨きをして歯間ブラシ・デンタルフロスを通すように習慣づけましょう。

デンタルフロスでなく、歯間ブラシを使用する場合の適した頻度は??

歯と歯の隙間が大きくあいている場合

歯周病がかなり進行していて歯と歯の隙間が大きくあいている場合は、隙間にプラークや食べカスが入りやすく歯磨きだけでは綺麗に除去しきれないため、食後は必ず通した方が良いと言えます。

一般的な歯間の場合

一般に歯間ブラシは1日1回通せば十分といわれています。デンタルフロスを通す時も、歯間ブラシを通す時も力を入れすぎたり、ただ力任せに通すだけでは意味がないので、しっかり歯の隣接面にそわせてプラークを除去しましょう。また歯間ブラシを選ぶときに大きすぎるものはNGです。自分の歯の隙間に適していないものを無理矢理通すと、歯と歯の隙間が広がってしまうので十分に注意しましょう。

その他、デンタルフロスについて知っておくべき情報があれば教えて下さい

プラークの除去率を上げる以外の、デンタルフロスを使用する利点について

歯と歯の間の虫歯を早期に発見することができるのです。どういうことかというと、歯と歯の間に虫歯がある場合引っかかったり、デンタルフロスが裂けたような状態になります。スムーズであるはずの動作に少しでも違和感を感じたら、早めに歯科医院を訪れましょう。早期発見できれば痛みが少なく治療することができます。

歯肉から血が出てしまった場合の判断

それから1度歯肉が腫れてしまうと治るまでに時間がかかります。自分の力加減で歯肉から血が出ているのか、歯肉が腫れているから血が出ているのか見極めは難しいです。少しでも疑問に思うことがあったら歯科医院へ行き相談することをオススメします。意外と自分では正しく行えていると思っても綺麗にプラークが除去しきれていない場合もありますので、定期検診をかねて予約してみると良いと思います。

デンタルフロスの使用頻度について まとめ

最後にデンタルフロスの使用頻度について重要な点をおさらいしておきましょう。

  • デンタルフロスは一日に一回で充分
  • 毎日デンタルフロスを使用するのが理想
  • 最低でも二日に一回はデンタルフロスで歯を磨くのが吉
  • デンタルフロスは5分以内で全て終わらせるのが理想
  • デンタルフロスを使用する最適なタイミングは夜

 

いかがでしたか。我々が運営しております”どくらぼ”には、他にも皆様の大切な歯に関する情報が盛りだくさんです!是非他の記事にも目を通していただき、正しい知識を身に付けてくだされば幸いです。今後とも”どくらぼ”を宜しくお願い申し上げます。最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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