子供達から歯医者さんに行くのが楽しみと思われるような歯科医院に
西デンタルクリニックのページをご覧いただき、ありがとうございます。私達は2014年5月に開院した歯科医院です。まだ開院してから日数はたっておりませんが、地域の皆様から愛される歯科医院作りを行なっております。
愛される歯科医院づくりの1つとして、「痛みの少ない治療」に力を入れております。
ここでは、どうしたら痛みが少なく歯科治療を受けることが出来るのかお伝えいたします。
【痛くない治療を行うために、麻酔の打ち方が大事??】
無痛治療を行うために麻酔は必要不可欠なものです。しかし、歯科治療の中で「麻酔が痛いので嫌い。」と言う方は多いのではないでしょうか?しっかり麻酔さえ効いてしまえば、あとの治療ではほとんど痛みを感じることはありません。
ですが、なぜ麻酔は痛いのでしょうか?
原因をいくつか挙げてみます。
原因①注射針が歯茎に刺さることによる痛み。
歯科用麻酔は局所麻酔のため、注射針を使用し歯茎に直接作用させるものになるので、歯茎に針を刺すことは避けられません。
原因②麻酔薬との体温との温度差。
麻酔薬と体温との温度差が大きいと、それが刺激となり痛みを感じやすくなります。人の歯茎の温度は37度前後ですので、冬場など、麻酔液を常温で使用すると温度差が大きいので、痛みを感じやすくなります。
原因③麻酔薬を注入する際の加圧による痛み。
麻酔を歯の神経にしっかり効かせるためには、骨膜の下(歯が植わっている骨の中)に麻酔薬を注入する必要があります。その際には強い圧力をかける必要があるのですが、麻酔薬の注入スピードによる圧力が強すぎたり、ムラがあることによって痛みが出てしまいます。
このようなことが主な原因となり、歯科治療時の麻酔には痛いイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。では、痛くない麻酔をするためにポイントとなるものをいくつかご紹介します。
ポイント①表面麻酔の使用
麻酔の針を刺す歯茎の表面に、表面麻酔薬を塗ることで、針が刺さることによる痛みを軽減します。(表面麻酔薬には、ゼリー状のもの、スプレータイプのもの、シールタイプのものなどがありますが、どれも簡単に塗布できるので表面麻酔による痛みなどは一切ありません。)
ポイント②針を刺す場所
できる限り痛みを感じにくい場所に最初の針を刺します。例えば、歯茎の硬い部分と柔らかい部分では痛点(痛みを感じる部分)が柔らかい部分のほうが少ないので、こちらに初めに針を刺していきます。また、このときに血管を避けるように気をつけます。(血管には神経が接しているため痛みを感じやすいため)
ポイント③針の太さ
当たり前のことになってしまいますが、針が太ければやはり痛みも強くなります。そのためできる限り細い針を使用することにより痛みを軽減できます。
ポイント④麻酔薬の温度
麻酔薬を体温に近い温度に暖めておくことにより、体温と、麻酔薬との温度差を減らし、温度差による刺激、痛みを軽減します。麻酔薬を暖める専用のウォーマーを使用したり、使用前に麻酔薬を手の温度で温めたりします。
ポイント⑤麻酔注入のスピード
一気に圧力をかけて麻酔を入れていくと、その分強い圧力が骨膜にかかるため痛みが大きくなります。始めは、骨膜上でゆっくりと麻酔薬を注入し、骨膜に麻酔が効き始めてから、骨膜の下までしっかりと麻酔を注入していくと、痛みを感じにくくなります。また、このときに注入スピードを一定に保つことにより、刺激が軽減し、痛みも減らすことが可能です。
このように細かな点に気を配り診療を行うことで、痛みは確実に少なくなります。患者さんの立場にたち、根気がいるような治療でもしっかりと準備を行うことで痛みは避けられます。
西野有紀 先生
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西デンタルクリニックの西野 有紀先生から一言
西デンタルクリニックで院長を務めております西野有紀と申します。
上記でお話致しました、「痛みのない治療」についてさらに当院で行なっている治療法をご紹介致します。
西デンタルクリニックでは麻酔が必要な部位に応じて、電動注射器を使用しています。麻酔の痛みは、麻酔薬の注入スピードや加圧による骨膜付近への刺激が主な原因となります。
その点、電動注射器では、コンピューター制御により、人の手では不可能な、ゆっくりなスピードで麻酔注入をすることも可能です。また、理想的な麻酔注入のスピードを保つことが可能なので、加圧のムラによる痛みはほとんどなくなります。
また、電動麻酔器では、手動での麻酔の際よりも、さらに細い針を使用することが可能ですので、針が刺さることによる痛みもより軽減することができます。
麻酔が効きにくいとされている、奥歯の治療や、骨までしっかりと麻酔を浸透させておかなくてはならない親知らずの埋伏(歯がすべてはえていない状態)抜歯の際などには、特に電動麻酔器が有効といわれています。
表面麻酔の使用、針を指す場所、針の太さ、麻酔液の温度、麻酔液の注入速度など、いくつかのポイントを守ることによって、麻酔の際の痛みはほとんどなくなります。また、合わせて現在では電動麻酔器などの最新の機器もありますので、麻酔は無痛に近い状態で行うことが可能になっています。歯科治療では麻酔さえしっかり効かせてしまえば、そのあとはほとんど痛みを感じないことが多いですのでご安心ください。(もちろん、麻酔の量が足りなければ痛いこともありますが・・・)
歯科治療において「無痛治療」と宣伝している歯科医院は、この麻酔にこだわっている歯科医院です。歯科治療そのものが「無痛」というよりは、「麻酔の行い方」の中に歯科治療の際に痛みを感じずに済む方法が隠されているのです。
いかがでしたでしょうか?
痛くない治療を行うためには、初めの麻酔が重要となってきますので、
ポイント①表面麻酔の使用(スタッフの方に聞いてみれば教えてくれます。)
ポイント②針を刺す場所(これは確認が難しいですね・・・)
ポイント③針の太さ(こちらも確認が難しいですが、電動麻酔器を使用している用であれば、かなり細い針を使用してくれているはずです。)
ポイント④麻酔薬の温度(ウォーマーなどを使用しているのか確認してみましょう。)
ポイント⑤麻酔薬の注入スピード(電動麻酔器を使用してもらえればほぼ問題はありません!手動の場合は歯科医師の腕次第です。)
この5つのポイントを、痛みのない治療を行う歯科医院選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
西デンタルクリニックではこのような工夫を行い、無痛治療を行なっております。痛みのない治療を行うことで“怖くない歯医者さん”を目指しています。
歯科嫌いのお子様はもちろんですが、歯医者さんが苦手な大人の方も是非当院にお越しください。今まで歯科医院が苦手だったのが不思議な程、歯医者さんを好きな場所にさせてみせます。
清潔感があり、カフェに来たかのような感覚になる歯科医院さんです。 スタッフはみなさん女性のみで、近隣のお母さんがお子様を連れていらっしゃることが多いそうです。 先生やスタッフの方の温かい雰囲気がとても心地よい歯科医院さんです。 |
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