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ウォーキングブリーチって何?種類や相場、手順について。

2016年02月23日 12時43分
歯の色が黒っぽくなっているのが気になる、という人もいるのではないでしょうか。歯は神経を取ると、だんだんと黒ずんできてしまいます。歯を削ってかぶせるのには抵抗がある・・という人にオススメの治療がウォーキングブリーチです。

ウォーキングブリーチってそもそも何?

ウォーキングブリーチとは英語でWalking Bleach と書きます。これは「薬剤を使って歯を白くする」というホワイトニングの一種ですが、通常よく知られている「歯の表面から薬を作用させて複数の歯を一度に白くするホワイトニング」と違い、

「歯の内面から薬を作用させて一本に限局して行うホワイトニング」です。

行う対象となる歯は、過去に神経を抜いてある歯(失活歯)で、それが原因で黒っぽく変色してしまっている歯です。神経を抜いた際にあけた穴の部分に漂白薬剤を入れ、歯の内部から白くしていきます。漂白をしたまま歩き回ったりできることから “Walking”ブリーチというネーミングになっています。

失活歯を歯の内部から漂白する理由としては、失活歯の黒い変色の原因が歯の内部からきているためです。神経のある歯(生活歯)の場合の変色は主に外部からの着色が原因となっていますので、生活歯と同じアプローチ(外部からの漂白)をしても効果がほとんど現れないのです。

ウォーキングブリーチにはどんな種類があるの?

ウォーキングブリーチはインターナルブリーチとも呼ばれています。インターナルブリーチは“internal”(内部の)bleach(漂白)ということで、「歯の内部から薬剤を入れて漂白する」という意味であり、ウォーキングブリーチもその一種です。

ですが、実際はウォーキングブリーチが、「歯の中に薬剤を入れて帰宅し、次回の来院時に薬の交換をする」のに対し、歯科医院でのみ失活歯の漂白を行うことをインターナルブリーチと呼んで、両者を区別していることが多いようです。しかし、両者の区別が曖昧でまぎらわしいため、歯科医院のみでの漂白を「インターナルオフィスブリーチ」と呼ぶ場合もあります。またパワーブリーチという呼び方もあります。それぞれの違いは次の通りです。

ウォーキングブリーチ

漂白の薬剤を歯の内部に詰めて、仮封をし、1週間~10日に一度位の間隔で薬剤を交換し、希望の白さになるまでそれを繰り返します。

薬剤:30%過酸化水素とホウ酸ナトリウムを混ぜたものが一般的に使われます。

インターナルブリーチ(インターナルオフィスブリーチ、パワーブリーチ)

ウォーキングブリーチのように、漂白の薬剤を歯の内部に詰めて漂白をしますが、漂白は歯科医院でのみ行い、効果を高めるためにプラズマやレーザー、ハロゲンライトなどの光を当てます。施術が終わったら薬剤は取り除きます。現在こちらの方法がだんだんと主流になってきています。

薬剤;主にホワイトニング剤が用いられます。

ウォーキングブリーチはどんな時に使うもの?

ウォーキングブリーチは、次のようなケースで効果的です。

  • 神経がない歯(失活歯)が黒っぽく変色して気になるけれども、削ってかぶせたりせず、なるべく自分の歯を残したい場合
  • 歯が黒くなっているせいで歯茎まで黒ずんでいるのを元の色に戻したい場合

ウォーキングブリーチで白くなるのは自分の歯(天然歯)のみですので、プラスチックの詰め物(レジン)が広い範囲でつめられている場合にはあまり意味がありませんし、かぶせてある歯にはできません。

ウォーキングブリーチの手順を教えて!

1.根の状態の確認

根の状態をレントゲンで確認し、病巣などの異常がないか、根充剤(根の中に詰まっている薬)が緊密に詰まっているかを確認します。必要なら根の治療をやり直します。

2.漂白薬剤を入れるスペース作り

歯の表面のコンポジットレジンを取り除き、内部の過剰な着色部分を削りつつ、漂白の薬剤を入れるスペースを作ります。

3.根管の封鎖

根の奥に薬剤がしみこまないように、根管の入り口に硬いセメントを詰め、蓋をします。

4.歯の表面処理

漂白薬剤が歯に染み込みやすくするよう、37%リン酸を塗布し、洗い流します。

5.漂白薬剤の充填・仮封

漂白薬剤を歯の内部に詰め、仮封を2重に行います(脱落防止のため)。

6.色の評価、再漂白

色の変わり具合を確認し、必要であれば再度漂白を行い仮封をします(4~5回)

7.コンポジットレジンの充填

色が周囲の色と同じ程度になったらコンポジットレジンを詰めて終了です。

インターナルオフィスブリーチでは5の過程で、薬剤を詰めた後に光を照射、その後薬剤を取り除き仮封をし、歯の色が周囲の色と同じくらいになるまで漂白処置を続けます。

ウォーキングブリーチの相場は?損しないためにはどんなことを知っておくべき?

ウォーキングブリーチは、一回1000円~5000円という回数で値段を設定している所もあれば、固定料金で何回やっても15,000円~20,000円、というように設定している所もあります。

薬剤を歯の中につめたまま帰宅するウォーキングブリーチにおいては、食事の時に十分に気をつけないとすぐに仮封が取れて薬の効果がなくなってしまいます。そのため、やり直しが多くなり、費用が回数に応じて高くなる場合には注意が必要です。

また、歯の漂白は後戻りの現象が避けられません。そのため、色合いを保つためには数年ごとにやり直しをするのがオススメです。しかし、何度やっても周囲の歯とぴったり同じ色にできない場合もあり、そのような場合は長い目で見ると、セラミックのかぶせ物で対処した方がより安く、周囲の歯の色にマッチした、きれいな状態を保てる場合もあります。

ウォーキングブリーチは保険内?非保険?

ウォーキングブリーチは現在、全て非保険診療(自由診療)で行われています。

かつては保険で治療が可能でしたが、2006年度の保険改正以降、保険診療から外されてしまいました。

利点、欠点、注意すること

利点

  • 自分の天然の歯を生かして白くすることができる
  • セラミックを被せるよりも安価(ただし回数によってはそうでないことも)
  • 歯の変色が透けて見えることによる歯茎の黒ずみもなくすことが可能。

欠点

  • 色の後戻りが起こる。
  • 薬剤を入れたまま帰宅する従来の方法の場合、漂白反応により発生したガスが歯の内部に溜まって仮封が取れてしまったり、歯にヒビが入ったり割れやすくなることがある。
  • 薬剤を入れたまま帰宅する従来の方法の場合、発生したガスが根の方向へ圧力をかけ、痛みが出る場合がある。

まとめ ウォーキングブリーチについて知っておくべきことについて

従来から行われている、薬剤を中に詰めたまま帰宅するタイプのウォーキングブリーチは、ガスが発生することで起こる仮封の脱離、歯の亀裂、歯の痛みなどが問題になることがあり、現在はオフィス(歯科医院)で行うインターナルオフィスブリーチを扱う歯科医院が増えてきています。

しかし、従来の方法は保険で行われていたこともあり、実際は従来の薬を詰めたままのウォーキングブリーチで行われることの方がいまだ多いようです。また、効果に関しては従来の薬剤入れっぱなし型の方が高いとされ、こちらの方法でないとなかなか白くならないケースもあるようです。

それぞれのケースによって、どのタイプを選択したらいいのか、または実はかぶせた方が良いのか、ということも違ってきますので、歯の色が気になる方はまず歯科医院で相談してみましょう。

 

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