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コーヒーで口臭が起こる4つの原因について。予防・消臭法教えます!

2016年02月09日 12時45分
コーヒーを飲むと口臭が起こる気がしていませんか?その原因について詳しく解説します。また、予防法や口臭を消す方法についても詳しく解説します。是非ご一読ください!

コーヒーで口臭が起こる4つの原因について。予防・消臭法教えます!

コーヒーを飲むと口臭が起こるのはどうして!?

コーヒーを飲むことで口臭が起こってしまう原因と、予防法について詳しく解説いたします。

1、コーヒー豆の微粒子が舌に付着する

舌には味覚を感知するための突起が多く存在します。舌の突起である舌乳頭にコーヒー豆を抽出するときに出る微粒子が付着し、溜まることが口臭の原因となります。この微粒子が舌に付着したまま時間が経ってしまうと口臭が強くなります。

2、お口の中を酸性にする

コーヒーはお口の中を酸性に傾けてしまい、コーヒー内に含まれる渋み成分は唾液の分泌を悪くしてしまいます。唾液の機能としてお口の中を潤いを保ち、細菌の増加を防ぐ機能があります。唾液の量が減少したり、お口の中が乾いた状態だとその機能がうまく働くことができず口臭を強く感じやすくなります。

また、唾液の機能には酸性に傾いたお口の中を元の中性に戻す緩衝作用があります。その機能によりお口の中のpHが元の状態に戻ったらコーヒーによる口臭もなくなります。

3、胃に負担がかかる

コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分が胃液の分泌を促進するため、胃が荒れやすくなります。特に体調がすぐれない時や疲れがたまっている時には胃が荒れやすくなりますので、胃腸機能が低下し、口臭が起こります。空腹時は特にこの作用が強くなるので、コーヒーは空腹時は避けて摂るのがオススメです。

4、利尿作用によって口が乾きやすくなる

コーヒーに含まれるカフェインの影響で、利尿作用があります。この利尿作用により体内の水分量が減少し、唾液の分泌量が減少してしまいます。唾液が減少すると、お口が乾きやすくなり口臭が強くなってしまうため注意が必要です。唾液の減少は、口臭の増加だけでなく、お口の中の細菌数を増加して虫歯や歯周病を悪化させることにもつながりますので、お口の渇きを感じた場合は水分を摂るようにしましょう。

コーヒーを飲んだあとの口臭を消す方法を教えて!

舌ブラシを使用する

コーヒーによる口臭の原因は舌に付着した微粒子の汚れにあります。舌に着いた汚れを取り除くことで口臭を消すことが出来るので、舌ブラシを使用して舌清掃することが一番効果のある口臭を消す方法となります。歯ブラシを寝かして舌を清掃する方法もありますが、その方法だと舌を傷つける可能性がありますので、舌の清掃には専用の舌ブラシの使用をお勧めします。

ガムを噛む

ガムをかむことにより舌を動かすことになります。そうすると舌表面に付着した汚れを取り除くことができるので口臭予防につながります。また、咀嚼の刺激により唾液が多く分泌されるため、唾液の機能である自浄作用が働きます。そうすれば、口臭も軽減し、コーヒーによる口臭はほぼなくなります。

コーヒを飲んだあと、口臭を発生させない予防方法を教えて!

水で口をゆすぐ&水を飲む

コーヒーを飲んだ後、お口の中にのこっているコーヒの成分を洗い流すように水を飲むと口臭予防になります。(舌の表面を口の上部にこすり付けるように洗浄しながらお口をゆすぎます)コーヒーを飲んだ後強い口臭を感じやすくなる理由は唾液の分泌が減少して口臭を強めることにあるので、水を飲むようにすれば何もしないときに比べると口臭は減少します。

砂糖やミルクを入れない

コーヒー内に砂糖やミルクを入れて飲むと舌に、より付着しやすくなります。また、缶コーヒーなどの市販で売られているものには添加物が多く含まれているため、これら添加物はお口の中の細菌を増殖させやすくなるため更なる口臭の原因となってしまいます。コーヒーをのみたい時には出来るだけ無添加のブラックコーヒーの方が口臭予防になります。 

歯磨剤の使用は逆効果

お口のなかをさっぱりさせるために歯磨剤を使用してコーヒーを飲んだ後に歯みがきすると、コーヒー臭と歯磨剤の匂いが混じってしまい、余計口臭を強める結果になることがあります。コーヒーによる口臭を除去する場合には、歯ブラシには何もつけずに水でお口のなかを清掃するようにしましょう。

 

まとめ コーヒーと口臭に関する他の情報について

<空腹時や起床してすぐのコーヒーは口臭を増加させる>

空腹時や起床時は唾液の分泌量が減少してるため「生理的口臭」があります。その状態でコーヒーを摂取すると口臭が増してしまいます。また、空腹時にコーヒーを飲むこと、コーヒーに含まれるカフェインの影響で胃酸の分泌が促進されます。空腹時にコーヒを飲む事は胃に負担をかけてしまい、コーヒーを飲んだ後の口臭だけでなく、胃を痛めたことにより口臭が常時起こる可能性もあります。

 

<コーヒーとタバコを合わせると口臭はよりひどくなる>

コーヒー、タバコ、どちらも単体でも口臭を強くする原因となります。この2つを一緒に摂るとより口臭を強めることになります。タバコに含まれるタールが舌の突起に付着し、コーヒー内に含まれる微粒子とともになかなか取り除くことができない点にあります。これは時間がたってお口の中のpHが元の状態に戻るまで消滅する事はありません。(唾液の量もコーヒーにより減少するので元の状態に戻るのにも時間がかかります)またこのタールは舌や歯、歯垢、歯石にも付着するため、ヘビースモーカーの人は常にタールによる口臭があります。それに加えて、タバコに含まれる一酸化炭素は血液中で酸素を運搬する働きのあるヘモグロビンと強く結び付くため、体内の酸素濃度を低下させてしまい、ドライマウスの原因となります。

コーヒーによる利尿作用からのお口の渇きとタバコによるお口の渇き、両方とも唾液の分泌を悪くしてしまうため口臭をより強めることになります。

 

<マウスウォッシュを使用する時には刺激の少ないものを選択する>

口臭を取り除く際によく用いられるマウスウォッシュですが、刺激の強いものやアルコール分の多く含まれるものを使用するとお口の乾燥を引き起こすために、口臭を悪化させる可能性があります。よって使用するときは、刺激の少ないマウスウォッシュを使用するようにしましょう。

 

<にんにくによる口臭の消臭効果にはコーヒー>

コーヒーは口臭を強める元になりやすいのですが、食後やにんにくの含まれる食事の後にはコーヒーをとった方が口臭の消臭になることもあります。コーヒーに含まれるタンニンという物質が消臭効果をもたらしてくれます。これはコーヒーだけでなく緑茶にも見られる効果です。 食後、にんにく料理の後はコーヒーを飲むと逆に口臭が気にならなくなります。

 

<コーヒーを飲むと口臭が起こる原因>

最後に、コーヒーを飲むと口臭が起こる原因についておさらいしておきましょう。

  1. コーヒー豆の微粒子が舌に付着する
  2. お口の中が酸性になる
  3. 胃に負担がかかる
  4. 利尿作用によって口が乾きやすくなる

 

「コーヒー 口臭」関連記事:

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自分の口臭を確認する5つの方法と、考えられる原因について。

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