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舌苔の正しい取り方、間違った取り方。舌苔を取りたいアナタに送る、完全読本です!

2015年12月17日 14時41分
舌苔の正しい取り方をご存知ですか?そもそも舌苔とは何なのか、口臭の原因になるのか、どんな取り方をすればいいのか詳しく解説いたします。

舌苔の取り方について

そもそも舌苔とはなんですか?

歯の表面にできる、白・黄色・黒のコケ状に見えるものを舌苔と言います。舌の表面に付着した食べかすや、はがれ落ちた細胞などに菌が繁殖したものです。適度な量の舌苔は、舌の表面を守ってくれます。

健康な人でもうっすらと舌苔はできますが、唾液の量が少なかったり免疫力が低下しているなどの原因があると、舌苔が急激に増えたり、違和感を覚えることがあります。また、口臭の原因ともなります。

舌苔がまったくないというのも、健康に問題がある可能性があります。胃腸の状態が悪かったり、体調不良が続いていると、舌苔は厚くなる傾向にあります。地図状舌や白板症など、歯医者さんでのチェックが必要なものもあるので、気になる場合は歯医者さんで検診を受けておきましょう。

舌苔は、ただ取り除くだけでは改善されません。食生活の改善、喫煙習慣の見直しなども大切な要素になります。また、体調不良を知らせてくれている可能性があるので、舌苔が異常に増えている時には、胃腸を休める必要があるかもしれません。

舌苔が口臭の原因になる?

健康な状態で、できている舌苔は、口臭の原因とはなりません。だれでも最低限の舌苔があり、それが舌の表面を保護しています。しかし、胃腸障害など特定の原因があって、異常に舌苔が増えている場合には、口臭の原因となる場合があります。ただ、口臭の原因となっていても、自分ではなかなか気づかない場合があります。においではなく、舌苔の見た目や量で、口臭がきつくなっているかもしれないと判断できます。

舌苔は、剥がれ落ちた細胞や食べかすをもとに菌が繁殖した状態です。普段は、唾液によって一定の量に保たれていますが、口腔内の乾燥や、胃腸の調子が悪くなるなどの原因があると、爆発的に菌が増殖してしまう場合があります。
その場合、舌苔は厚くなり、舌の表面が、真っ白、真っ黄色になってしまうことがあります。口臭の原因の多くは菌の増殖です。

厚みのある舌苔ができている場合には、舌ブラシなどを使って丁寧に取り除いてあげましょう。また、胃腸の調子が悪い場合には胃に優しいものを食べるなどして胃を休め、睡眠をしっかりとるのも、舌苔を減らすコツです。

舌苔の正しい取り方、注意点やコツを教えてください

舌苔が気になりだすと、どうしてもがりがりととってしまいたくなりますが、決して爪などで削り取ってはいけません。舌苔がついている舌の表面には味蕾という、味を感知する特殊なセンサーがあります。このセンサーを痛めてしまったり、舌の表面が傷ついてしまうと、次からさらに舌苔がつきやすくなったり、味蕾が正常に働かなくなってしまいます。

舌苔を正しくとるポイントは、舌ブラシを使うことです。舌ブラシは他の歯ブラシなどと違い、いかに舌を傷つけずに舌苔をからめとるかについて考えられています。正しい器具を使ってこそ、安全に舌苔を除去することができます。

また、優しい力で数回こするだけにする、という点も重要です。いくら正しい器具を使っていても、ゴシゴシ何度も削るように使っていると刺激が強すぎてやはり舌に傷がついてしまいます。舌ブラシを使うときには、舌の奥から手前へ優しく動かして、舌苔をかきだすように使いましょう。また舌ブラシは毎回丁寧に洗って、歯ブラシと一緒に乾かして保管しましょう。

歯ブラシでこすって取るのはどうですか?

歯ブラシは、歯を磨くためのものです。歯ブラシで手の甲を10回ゴシゴシとこすってみてください。痛いですし、赤くなってしまいます。舌は手の甲よりもずっとデリケートな部分です。舌の表面はザラザラしていますが、拡大して見てみると、小さな乳頭がたくさん生えていて、すべての部分が様々な役割を果たしています。そんな繊細なセンサーを歯ブラシのようなプラスチックのものでこするなら、間違いなく傷がついてしまいます。

歯ブラシによって、舌の表面に傷がつくとどうなるでしょうか?舌にはもともと自浄作用がありますが、傷がついてしまうと正常に働かなくなり、余計に汚れがついてしまいます。また、唾液が減少して、菌が繁殖しやすくなり、舌苔の増加以外にも虫歯や歯周病の増加の原因になります。

今まで舌苔が気になるとご相談いただいたケースでも、歯ブラシでゴシゴシ磨いているという方の多くは、さらに舌苔が増殖していました。舌苔が気になる場合でも、決して歯ブラシでとってはいけないということがわかりますね。

スプーンでこすって取るのはどうですか?

スプーンは、そもそも、口腔内を綺麗にする道具ではありません。舌には細かい乳頭がたくさんあって、とてもデリケートな部分なのです。そこをスプーンでごしごしこすってしまえば、デリケートな舌が傷ついてしまうことは間違いありません。

舌苔をすべて削り取ってしまうと、本来健康な状態で、あるべき舌苔まですべてなくなってしまい、舌の表面が傷つき、守ってくれる膜もなくなってしまいます。スプーンを使うと、最初はすっきりした感覚があるかもしれませんが、スプーンによって傷ついた舌の表面にはさらに舌苔が溜まりやすくなります。

スプーンによって味蕾が傷つけば、味覚異常になったり、菌が繁殖しやすくなって、舌苔だけでなく、歯周病や虫歯の原因ともなってしまうのです。スプーンやそれに似た器具で舌の表面をこするのはぜったいにやめましょう。柔らかい舌ブラシを使うことで、舌の表面を守ることもできますし、舌苔が再度発生する度合いも少なくなります。正しい道具で掃除をすることが、最も口腔内を清潔に保つコツなのです。

タオルでこすって取るのはどうですか?

タオルの質にもよりますが、基本的にはタオルでこすって、舌苔を取るのはおすすめしません。一般的なタオルは、ある程度の厚みがあって感覚が伝わりにくいので、思った以上に力を入れてしまう可能性があります。また、タオルで舌苔を取ろうとすると、タオルの生地が邪魔をして、口腔内がよく見えず、結果力を入れすぎたり、舌の表面を傷つけてしまう原因になります。

また、乾燥したタオルの表面は、柔らかいように思えても繊細な乳頭を傷つけてしまう可能性があります。タオルは水分を吸収するので、舌から水分が奪われ、舌が傷つきやすい状態になってしまいます。舌は常に唾液で湿潤状態に保たなければなりません。水分を吸収しやすいタオルで舌をこするのは、ありえない行為だと言えます。

ただ、ガーゼなど水分を吸収しにくい薄手のものなら、舌苔を取るのに向いています。薄手のガーゼを、指にくるくると巻いて、舌の表面を優しくなでるようにして舌苔を取ってあげると、舌の表面も傷つきにくく、清潔な状態を保てます。その場合、ガーゼは使う前に水で湿らせてあげましょう。

舌ブラシでこすって取るのはどうですか?

舌ブラシは、舌苔を取るためのグッズですから、舌苔を取るためにお使いいただけます。ただし、正しい道具だからといって、むやみに使って良いわけではありません。柔らかい道具とはいえ、ゴシゴシと舌の表面をこすると、傷ついてしまう可能性があります。また、優しい力であっても、やりすぎには注意が必要です。

舌の表面のザラザラした部分は、味を感知する乳頭がそれぞれの働きをしており、表面が傷ついてしまうと、唾液が減って舌が乾燥しやすくなったり、菌が繁殖して舌苔がさらに増えたり、味を感じにくくなる可能性があります。繊細な部分なので優しく扱ってあげましょう。

舌ブラシを使うときには、鏡に向かって舌を出しながら、舌の奥から手前に向かって、舌苔をかきだすように何度かこすってあげましょう。完全に取り切ろうとするのではなく、数回舌ブラシで表面の汚れを取るのを続けていれば、清潔な舌を保つことができます。また、舌ブラシは歯ブラシと同じようにしっかりと水洗いをして、乾燥させておきましょう。

舌苔の取り方で、おすすめの商品やグッズがあれば教えてください

最近は、薬局やネットで舌ブラシを簡単に入手することができます。今、人気が高い「舌ブラシW-1 ダブルワン」という商品は、舌ブラシには珍しい、ナイロン素材を編み込んだ、スポンジのような素材です。普通の舌ブラシでは、傷がつかないか不安、という方でも、これなら安心して使用することができます。

また、歯医者でもよく使われる「ci ゼクリン」という舌ブラシもおすすめです。持ち手部分からブラシ部分までシリコン製で、何度でも清潔に使うことができます。書き出すタイプの舌ブラシですが、舌を痛めにくい柔らか素材なのがポイントです。

舌苔が気になる方には、ゼクリンのような掻き出すタイプの舌ブラシがおすすめですし、毎日のオーラルケアとして気軽に使用するなら、スポンジタイプのダブルワンがおすすめです。

子供の舌苔を取るのに良い方法はありますか?

子供の舌苔は、無理してゴシゴシと取る必要はありません。あまりにも舌苔がつきすぎるという場合には、食生活や体調など、他にも見直すポイントがあるかもしれません。歯ブラシやティッシュ、タオルなどで舌の表面をこすると、味蕾に傷がついたり、乾燥してより舌苔がつきやすくなるので、気をつけましょう。

子供の舌苔を取る場合には、舌クリーナーを優しく使うか、ガーゼを指に巻いて、軽く舌の表面を拭う程度にしておきましょう。また、はちみつには、プロテアーゼという物質が含まれていて、それが舌苔のタンパク質を分解してくれると言われています。お子さんが嫌がりにくいはちみつは、おすすめですね。

ただし、歯磨きの後にはちみつをつけるのはやめましょう。舌苔を取るのも大切ですが、はちみつは糖分が含まれていますので、きちんと洗い流さないと、虫歯になってしまう可能性があります。また、お掃除としてはちみつを使う場合には、そのまま飲み込むのではなく、ゆすいで出すようにしましょう。

介護において舌苔を取る良い方法はありますか?

介護現場では、舌の表面に厚く舌苔がたまっている様子を目にすることがあります。胃腸の調子が悪かったり、免疫力が低下すると、舌苔がつきやすくなるため、介護が必要なお年寄りは、舌苔が発生しやすいのです。

舌苔を取るためには、舌ブラシがおすすめです。介護のレベルによりますが、舌ブラシを優しく使うことによって、お年寄りに負担を与えることなく、また、繊細な舌の表面を傷つけることなく、舌苔を取ることができます。

舌ブラシを使う際には、ブラシを奥まで入れすぎないように気をつけましょう。舌苔が厚くなっていても、嘔吐反射などが起きると危険ですので、無理して一度で取り切ろうとせず、時間をかけて、舌苔をだんだん減らしていくようにしましょう。

また、慣れている方ならガーゼを指に巻いて、舌の表面を拭うようにしてお掃除するのもおすすめです。これは、介護の度合いにもよりますが、お年寄りが嫌だと感じた場合に、指をかまれる可能性があるので、本人が嫌がらない場合に限り試してみることができます。この方法は、歯医者さんではよく使われているので、舌苔が気になることを歯医者さんで相談してみることもできます。

 

 

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