こんにちは!歯科情報サイト「どくらぼ」でございます! 本日のテーマはこちら!
虫歯とは臭いもの!?アナタは虫歯の臭いが気になったことはありませんか?
臭いが気になるということは、かなり危険な状態なのでしょうか? 本日はそのような虫歯の臭いの秘密に迫っていきたいと思います。
虫歯は臭い!?虫歯の常識、教えます!
虫歯の臭いの原因は“細菌”だった
虫歯の臭いの原因となっているのは、口の中に存在する菌です。菌は臭いものがほとんどで、菌の塊を嗅ぐとかなりのにおいが鼻につきます。試しに歯磨きの時に、歯間ブラシを通してそのブラシについた汚れの臭いをかいでみてください。 これが菌の臭いです。虫歯になれば必ずクサイというわけではありませんが、虫歯の周辺に菌が増えている状態なので臭いが増している可能性は非常に高くなります。
さらに菌にも種類があり、酸素のない環境で増えていく菌はかなりの臭いを発生します。虫歯が進むと、虫歯菌の上に虫歯菌や食べかすなどがたまり、酸素のない環境で増える菌が大量発生します。この場合は、かなりきつい口臭の原因となる可能性があります。かなり独特のにおいですが、何かが腐ったような「おえっ」となるクサイ臭いを放つので早めに治療を受けておきたいですね。人によっては卵が腐ったような臭いとか、汚物のような臭いと表現されます。
口臭のほとんどが口の中の菌が原因。虫歯菌も口臭の原因になる
口臭がキツイ場合は、必ず虫歯といえる??
口臭がきつい場合は必ず重度の虫歯になっているのでしょうか? いいえ、必ずしもそうとは限りません。口臭は歯周病や、胃などの消化器官からの臭いも関係しているからです。
しかし、大きな虫歯があるのに放っておくのは、口臭の原因となることは覚えておきたいですね。さらに、虫歯が臭いからと言って、すぐに神経を抜かれるとは限りません。ただ、かなりの臭いを発している虫歯は、それほど見た目がひどくなくても、内側で虫歯が進んでいる可能性があります。治療するまで全く痛くなくても、虫歯菌で神経が覆われていただけという場合には、治療を始めると痛みを伴うようになり、神経を抜くことになる可能性があります。
口臭には様々な原因があるが、虫歯があるのがわかっていたらまずは歯医者さんに行くべき
虫歯が臭う場合は、どんな治療を行うの??
虫歯が臭う場合は、臭いの原因となる菌と、菌が腐らしている組織を取り除きますので、まず歯を削ります。神経に達していると考えられる場合には麻酔をしておきます。必要な場合は神経を取り、その後数回の治療で消毒をして、人口の歯を作っていくという段階になっています。
虫歯菌がアナタのカラダの組織を腐らせていることも。
自宅で虫歯の臭いを抑える、何か良い方法はないの??
虫歯が臭いという場合に、家で何かしてにおいを軽減するという方法はあまりお勧めしません。なぜなら、もし臭いが軽減できたとしても、それは根本の虫歯を治療しているわけではないからです。一瞬だけ臭いをごまかしたとしても、またすぐに臭ってきてしまいます。
また、臭いの原因が虫歯だけとは限りません。歯周病などで、歯と歯の間や歯と歯茎の隙間に歯周病菌がたまっている場合があります。これは、歯間ブラシやフロスを毎日通すことで、かなり臭いを軽減できます。歯間ブラシを使用している多くの方が忘れがちなのが、一番奥の歯の後ろ側です。
先が小さい歯ブラシなどで磨くと驚くほどの汚れが取れ、臭いも軽減できる場合が少なくありません。(子供用の歯ブラシなどオススメです)
臭いの原因を突き止めることが第一。サプリメントやガムなどを食べていても虫歯菌が死ぬわけではありません。口臭が治まることはないです
過去に治療を放棄したところが臭うのは、菌が大量発生している?
虫歯治療をしてもらって、途中で痛みがなくなったから通うのを辞めたという方は多いようです。しかし、消毒が完全に済んでいないのに途中でやめてしまうと、歯の内側から生き残った菌が少しずつ歯を腐らせていきます。
すると膿が発生してかなりの臭いの原因になります。虫歯治療の途中で放置した場合の臭いは、中で増えている菌の臭い、腐った歯の臭い、そして膿の臭いが原因と考えられます。治療途中の歯が臭っていて、しかも膿が出ているという場合は最悪の場合、歯を抜く可能性もあります。
放ったままにしている治療途中の歯があれば、何も症状が出てなくとも必ず歯医者さんに行って、治療を終えてもらうようにしましょう。
虫歯治療後の歯が臭うのは、医療ミス!?
せっかく治療を終えたのに虫歯の臭いが残っているという場合があります。これは必ずしも虫歯菌が被せ物(クラウン)の部分に残っているというわけではありません。被せ(クラウン)を作る前に歯の形を整える作業を行います。その際に、歯茎と歯の間に治療に伴う隙間ができることがあります。そこに歯石がたまっていたり、菌が侵入している場合には、菌の臭いが出て来ることがあります。もともと閉じ込められていた臭いが出てきているので、かなりの口臭の原因となります。
さらに被せ物の中に虫歯の取り残しがあると、臭いの原因となることがあります。臭いが長期間気になる場合には、歯石取りを行ない、その後しばらくしても改善しないなら、治療のやり直しをお願いすることもできるかもしれません。ただ、治療を何度もやり直すと、歯をどんどん削ることになり、その歯を長く残すのが難しくなるため、できるだけそのままで様子を見るように勧められるかもしれません。
自分自身の歯の状況をきちんと歯医者さんで説明してもらい、改善することで、口臭の原因はほとんどを取り除くことができます。
虫歯と臭いまとめ
①口臭の原因の多くが口の中にいる菌が原因。虫歯菌はその中でも代表的な菌
②虫歯が臭うのかなと感じた時には、早めに歯医者さんに行くこと
③口臭の原因は様々。気になるようならばまずは原因を確かめ、ただしい判断を
④過去に治療を放置している虫歯は非常に危険。
⑤治療後に臭いが気になる場合は、しっかりと歯医者さんに相談を
以上になります。虫歯の臭いが気になった時は虫歯がかなり進行している可能性がありますので早め早めの受診を心がけて下さい!
今回の記事はアナタのお役に立つものでしたか?どくらぼは、毎日アナタのお役に立つ歯科情報をお届けしています。また今度も是非遊びに来て下さい!長い文章を最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。どくらぼ編集部がお届け致しました。
東京都内で臭い虫歯の対処を得意とする「たかなし歯科医院」
たかなし歯科医院は「虫歯」の治療を得意とする歯科医院です。痛みなく、通いやすい歯科医院を目指し診療を行なっています。
特に痛みを軽減する処置には定評があり、「電動麻酔」や「麻酔ウォーマー」などといった注射時の痛みを抑える機器を導入しているため、お子様や妊婦さんに優しい歯科として認知されています。
虫歯が気になるけど歯医者に行きたくない、怖いからやめておこうというアナタにオススメの歯科医院です。