インプラントを入れて10年になります。安定して歯が健康に保たれていて感謝しています
田口歯科医院は、開業して35年。
「安心・安全を第一に考えた治療理念」で患者様の歯を少しでも長持ちさせるお手伝いをすべく、診療しています。
歯を長持ちさせるというのは簡単に考えがちですが、
定期的な管理のもと、「予防」するということがとても重要になってきます。虫歯予防ももちろん大事ですが、中でも重要なのが歯周病予防です。歯周病は重度にならないと症状が出にくいので、小さなサインを見過ごしてしまうと、歯を抜かなければならなくなります。そうならない為にも、当院では定期的な健診をおすすめしています。
しかし、なぜ、予防が大切なのか、歯を失ってはいけないのか…。常識ではあるものの、なぜかは中々わからないですよね。確かに歯を一本位失ったところで、他のところで噛めば食事はできるし、歯が全て無くなったところで、直接命にかかわるわけではありません。
なぜ歯が大切なのか考えていきましょう。
まず、知っておいて欲しいことがあります。お口から喉までの役割についてです。噛むことは摂食嚥下機能(食事を摂って飲み込む機能)の一部です。決して、噛むことだけが独立して行われているわけではなく、お食事を摂り、噛んで食物を細かくし、また、噛むことで唾液としっかり混ぜ、飲み込みやすい状態に、かつ、消化しやすい状態にして、喉にに送り込み、噛むことで栄養を体内に取り入れる手伝いをしています。
もし歯がなくなってしまうと、食事がしにくくなる、ということは容易に想像がつくかもしれません。栄養を体内に入れられないと死に直結するということも想像できるかもしれません。では、実際に歯が無い状態での食事で困ることはなんでしょう。食べものが細かくできないだけ?食べ物を刻んでから、お口に入れたらそれでOK??
いいえ、違います。
人は噛むことで、お口の回りの筋肉を使います。噛まずに飲み込むだけになると、その筋力が低下し、頰は垂れ下がってきます。筋力が低下すると、飲み込む力も低下し、やがてご飯が飲み込みにくくなってきます。飲み込めないということは、栄養を体内にうまく取り入れることができなくなる、ということです。また、噛むことで満腹感をえられるのですが、そういった機能も失い、食事が素っ気ないものになってしまいます。
そして、唾液も噛むことによってたくさんでるのですが、噛めないと唾液の出も悪くなるため、パサパサしているものなどはより飲み込みにくくなりますし、胃での消化の機能が悪くなってしまうため胃もたれをおこしたりします。実際に歯が無くなられた方で、先に細かくした食物をとられている方は多くいらっしゃいますが、それは決して最良の方法というわけではなく、そういう方法でしか栄養を体内にいれることができないため、食事を刻んでおいたり、離乳食のような形態にしています。
また、歯は噛むだけでなく、味も感じています。食感であったり、歯ざわりが食べ物の味を豊かにしているのを感じたことはないでしょうか?味を感じているのは決して舌だけでなく、歯でも感じているんですね。
「味がわからなくなった。」「何を食べてもおいしくない。」
総入れ歯になった方々がよく言われる言葉です。噛むために、総入れ歯などで歯は補うことはできても、天然の歯を戻してあげることはできないので、味が感じにくくなる環境でも入れ歯とうまくつきあってもらうしかありません。
歯が無くなる、ということは、食事の形態や環境から、食事をかなり素っ気ないものにしてしまいます。食事は生きる活力なのに、歯を失うことで、その楽しみを奪われたかたが多くいらっしゃいます。全く食事を口から取れなくなってしまった方は、確かに歯が邪魔だと感じることもありますが、お口で食事をとられる間は歯は大切だと感じます。
歯が1本無くなるということは、他の噛める歯に負担を与えてしまったり、隣の歯に負担を与えてしまうので、その、負担のかかった歯をよほど大切にしないと失ってしまいやすいです。また、歯が無くなるたびに歯ブラシも難しくなるので、むし歯や歯周病にもなりやすくなります。
1本歯が無いということは、他の歯を失うスピードを格段にあげます。
2本目の歯を失うとそれよりもまた早いスピードで、次の歯を失ってしまうでしょう。
ですので、歯がしっかり残っているうちに、もう何本か歯がない人は今の状態を維持するために予防が大切になってきます。歯が1本なくなるということは、食べること、飲み込む機能の老化を進ませているということになります。最近では、噛むことが脳に刺激を与え、認知症の予防につながることや、歯がなくなり、かみ合わせが悪くなることで頭痛や慢性の肩こりなどを引き起こしていることがわかってきています。
歯がなくなると、食事の楽しさが減ってしまいます。
歯を失う大きな原因の2つはむし歯と歯周病です。
これらをしっかりと予防することで、歯を長持ちさせ、死ぬまで元気でおいしくご飯をいただきましょう。
予防を行うためにも当院では受診の際には必ずお口の中のお写真を撮らせて頂き、現在の患者様のお口の中の状態を詳しく説明させて頂いています。写真ですと患者様ご自身で普段見えないところまで確認していただけるので、わかりやすい、説明してもらってよかった!とご好評をいただいております。
そしてそこで見つかった問題をどのように治療していくか、ということを、患者様とじっくりお話し、ご希望を伺いながら治療方針を決めていきます。また「歯科がどうしても苦手」という方にも治療を受けていただけるよう、レーザー治療や笑気麻酔も導入しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
田口文彦 先生
略歴 | 日本大学歯学部 |
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所属団体 |
田口歯科医院の田口 文彦先生から一言
初めまして。院長の田口文彦です。
私たちは「いつまでも自分の歯で噛むためのお手伝いをしたい。」をモットーに、
いつも患者様に接しています。
当たり前のようなことですが、自分の歯で噛むということはとても素晴らしいことです。
歯を失ってから気づいた、という方も多いと思いますが、
私は「自分の歯で噛む、良く噛んで食べることは元気の源」だと考えています。
その為にも、プロの私たちが患者様のお手伝いをし、
定期的にお口の中を管理するのはとても大切なことなのです。
理想は8020(80歳で20本以上の自分の歯を残っている状態)ですね。
患者さんのお話を聞いていると、
歯医者が苦手という方は少なくありません。
そのような方々にも安心して治療を受けていただけるよう、
笑気治療や表面麻酔を使うなどして、最善をつくしています。
今後、歯科がもっと身近な場所になることを願っています。
また、お口の中の状態や治療方針も、
レントゲンやお口の写真などを使い、わかりやすく説明いたします。
生涯ご自分の歯を一本でも多く残していくために、
歯のクリ―ニングもかねて、まずは健診を受けてみてはいかがでしょうか。
インプラントは25年以上前から導入していて、院長自身も4本のインプラントを入れています。今ある歯をいつまでも抜けさせずにとっておき、万が一失ってしまった場合は元ある歯と同じくらいの機能を向上させることに注力しています。 ベテラン歯科医師・スタッフの安心した治療が、歯医者さんが苦手で嫌いな患者様も安心させます。 |
田口歯科医院へのアクセス:東京都新宿区西新宿4丁目31-3リヴュール西新宿201
診療時間
月 火 水 木 金 土 :9:30 〜 13:00 14:00 〜 18:30
休診日
日 祝祭日
備考
ホームページ
住所
東京都新宿区西新宿4丁目31-3リヴュール西新宿201
アクセス方法
都営大江戸線 「都庁前」 徒歩5分 |
東京メトロ丸の内線 「西新宿」 徒歩7分 |
「新宿」 徒歩10分 |
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