親知らずの虫歯が口臭の原因を作る!?
こんにちは!どくらぼ編集部です!
本日は「親知らずの虫歯と口臭の関係性」についてお教えしたいと思います。
では、まず結論からお話致します!
親知らずの虫歯は口臭の原因になり得る!
親知らずの虫歯が口臭の原因になるのは、その虫歯に汚れが残ってしまったり、食べ物が詰まったりすることから引き起こされるものです。菌が繁殖するのに、絶好の条件がそろっているお口の中で汚れをそのままにしていると、口臭が発生しやすくなります。
一番奥に生える親知らずは、もともと磨きにくいので汚れが残りやすいのですが、その親知らずに虫歯があるということは、すでに菌がいるということですし、そこに餌となる食べ物の残りがたまったままになっていると、口臭の元になる菌がますます繁殖してしまいます。
親知らずに虫歯があるということは、口臭の元になる菌が繁殖しているということ
親知らずは非常に掃除しにくいため、口臭の元になりやすい
また親知らずの生え方によっては、斜めになっていたり、頭だけ顔をだしているものもあれば、歯ぐきが覆いかぶさっている状態のものもあります。この場合、歯磨きで汚れを取り除くことが非常に難しいため、知らないうちに汚れがたまったままになって、虫歯になったり、また歯ぐきが炎症を起こったりして、口臭を発生させるのです
もし虫歯の状態が比較的軽く、親知らずの生え方もまっすぐで、残しておいても大丈夫だろうと判断された場合、通常の虫歯の治療をすることになります。その後は、ご自分で虫歯にならないように、汚れが残らないようにきちんと歯磨きをしていかなければなりません。
親知らずがある場合、自己流で歯磨きをすると口臭の原因になる
どうしても自己流で歯磨きをすると、汚れが残ったままになってしまう事もありますので、歯医者さんで、汚れが落ちている磨き方ができているかチェックしてもらって下さい。そして磨き残しがあるようでしたら、どういった方法で磨くのがいいのかを教えてもらうことをお勧めします。親知らずがまっすぐ生えてない場合は、きちんと磨けない事が多いのですが、これは磨き方が悪いのではなく、磨けない状態になっているのです。つまり歯磨きによる予防ができないということになってしまいます。
こうなると口臭も治りませんし、また健康な隣の歯まで虫歯になったり、歯ぐきが悪くなったりする恐れがあるのです。このような場合は、口臭の原因を取り除くためと、他の歯が悪くならないように抜歯をすることになります。
親知らずの虫歯だけが口臭の原因ではない
口臭の原因はさまざまです。直接お口の中が関係しているものには、歯垢(歯についたネバネバしたもの。細菌のかたまり)や虫歯、歯ぐきから膿が出ているとき、舌の汚れなどがあります。その他の原因として、アルコール、たばこによるもの、唾液の量が減ってしまったとき、胃が悪いとき、それにストレスによっても口臭が出てくるのです。
ですから口臭が気になったら、歯医者さんに行かれて、診察を受けてみて下さい。虫歯が原因と思っていても、実際は違うかもしれませんので、まず、ご自分の状態がどうなのかを知ることが一番なのです。
以上になります。最後までお付き頂き、ありがとうございました!