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虫歯は治る??虫歯の痛みが消える怖すぎるワケとは
をお届け致します!
アナタは虫歯があるにも関わらず、放置した結果痛みが治まったことはありませんか?それは、実際に虫歯が治まったのでしょうか? また、虫歯は急に痛くなったり、急に痛みが消えたりするのは何故なのでしょうか? そうした、虫歯の謎に迫ります。
虫歯は治る!?治らない!?知っておきたい虫歯の常識
虫歯は放置しておくと治ることもある!?
虫歯は治るものではなく、放置したら痛みがなくなって完治するというのは大きな間違いです。実際には治っているのではなく、どんどんと進行しているのです。
では、なぜ痛みが消えることがあり得るのでしょうか?虫歯が進行して痛みが消えている時は、神経が死んでいると考えられます。歯の神経が死に、腐敗するとその膿が歯の根っこの先にたまり歯茎から出て来ることがあります。痛みがなくても歯茎から膿が出てきている場合はすぐに歯医者さんに向かうことをお勧めします。
虫歯の痛みがなくなる=神経が腐り、大変なことになっている
次に、虫歯の進行について、見ていきましょう。虫歯の進む過程について考えるとなぜ治らないのか、なぜ放置してはいけないのかがわかります。
虫歯は治らない。虫歯の進行過程を教えます
虫歯はなり始めの時は痛くありません。それは歯の表面のエナメル質という固い部分だけにしか虫歯菌が侵入していないからです。しかしその内側の象牙質という部分を浸食しだすと、神経に刺激を伝える部分から痛みを感じるようになります。 そしてそのまま放置していると神経に到達し激痛が続きます。ここで歯医者さんに行かないと神経が死んで痛みが消えます。しかし虫歯菌は痛みが消えてからもどんどんと浸食していきます。虫歯菌は歯の根っこで浸食をやめません。顎の骨も壊していき、さらに血管を通して脳まで到達することがあります。
虫歯の痛みが消え、また再度痛くなる時はかなり危ない状態
神経が死んでいるのに虫歯の部分が痛くなることがあります。これは歯の根っこの部分から顎まで影響が出ている時によく起こります。 歯の中で痛みを感じているのではなく、歯の中の腐った部分が影響を与えて、噛んだときなどに歯の全体が痛みを感じているのです。こうなると歯の神経を取るだけではすまないかもしれません。歯を抜いてしまうことが必要になるかもしれないのです。
若いうちに歯をぬいてしまうと歯のない部分に周りの歯が傾いていき、噛み合わせが変化してしまいます。噛み合わせが変化すると慢性的な頭痛や疲労を引き起こすことがあります。さらに周りの歯も抜けやすくなり早くに入れ歯生活になってしまうかもしれません。
虫歯は治らない。痛みを我慢するのは非常に危険なこと
虫歯は痛みを我慢すれば治るわけではありません。痛みが消えた時こそ、神経が死んでいるかもしれないと考えて歯医者さんに行くことが大切です。痛みが出ないうちに、早め早めに歯医者さんを受診することで、神経を抜かずにすむ可能性が高くなりますし、虫歯菌をほぼ完全になくすことができるかもしれません。
放置して痛みが消えていても虫歯菌はどんどん体を壊していくということを覚えておきましょう。決して放置せずにすぐに病院で治す!ということが大切です。
虫歯は治るは大きなまちがい!虫歯は我慢せずに病院へ
虫歯は治るのではなく、痛みがなくなった時は神経が腐敗してしまった可能性が高いです。そして、それを放置するとカラダ全体へと悪い影響が及んできます。最悪の場合は菌がカラダを巡り、死に至ることもあります。
何よりも大切なことは虫歯をつくらないことです。そのためには歯医者さんで定期的に検診を受けて虫歯になりそうな部分を見つけておくことをお勧めします。できるだけ長い間健康な歯で食べていくためにも、歯は大切にしましょう。
以上になります。
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