4半世紀もの間、地域住民から愛されてきた、その理由は理念にあります。
くろいわ歯科医院のページをご覧いただき、誠にありがとうございます。私共は地域に根ざし、住民の皆様が通いやすい歯科医院であることを目指しこの地に開業致しました。地域の皆様の口元から始まる生活の幸せを提供し、健康で幸せな人生を送ることのできるサポートをさせて頂きたいと考えています。
そして、歯科治療の中でも特に「インフォームド・コンセント」を大切にしています。
近年この「インフォームド・コンセント」という言葉を歯科業界で多く耳にするようになりました。ですが、そもそもこのインフォームド・コンセントとはどのようなもので、なぜ歯科治療においてインフォームド・コンセントの重要性が論じられるようになったのでしょうか。
解説していきたいと思います。
昔は医師も歯科医師も聖職といわれ、特別な勉強をした優秀な人が患者さんの体を診てその知識や技術を使って治療をする時代でした。当然患者さんと医師や歯科医師とはいわゆる契約関係にあって患者さんがその先生を選んだのだからその人の治療に任せるということだったのではないでしょうか。
ところが、時代の流れと共に選択の自由や自分で決める権利が生まれ、医療の世界にもその波が押し寄せてきました。また、医師や歯科医師の数が増え医療機関過剰といわれるほど増えた今、患者さんは治療を受ける医療機関だけではなく治療も選ぶことができるようになったのです。
インフォームドコンセントは、このような時代の流れに合わせて医療機関が取り入れたシステムで、最近は歯科医院でも行われています。
そこで、インフォームドコンセントについてもう少しわかりやすく説明してみましょう。
Point 1 インフォームドコンセントの考え方
インフォームドコンセントは、そもそも人権に基づいたシステムです。ここでいう人権は知る権利と選ぶ自由、健康に生きる権利などを指しています。アメリカでは1970年代から行われていましたが、日本にもようやくその考え方が導入され徐々に浸透していきました。日本語で言い換えれば「説明と同意」。つまり医師や歯科医師から治療について説明を聞き患者さんが同意してはじめて治療を開始するということです。治療法や薬などがどんどん研究開発され、選択肢が増えてきたからこそインフォームドコンセントはより重要視されるようになったともいえます。
Point 2 歯科におけるインフォームドコンセント
歯科治療は非常に診療の幅が広く治療の選択肢も多いためわかりにくいのが現状です。そこで、患者さんに治療の内容や方法、治療そのもの意味とそれによる効果、デメリットやリスク、治療後の経過そして費用や期間などについて詳しく説明をします。治療に対する知識や情報の少ない患者さんの疑問や不安の解消に努め最終的に同意を得て治療を始めます。必要であればレントゲン撮影、虫歯や歯周病の検査、模型採取などを行い、集めた情報を基に歯科医師が診断し治療法を提案します。
Point 3 インフォームドコンセントのメリットとデメリット
インフォームドコンセントのメリットは、「患者さんが自分の治療について理解し知識を持つことができる」「患者さんの権利が優先される」「不安や疑問が解消でき安心して治療がうけられる」「歯科医師とのコミュニケーションで信頼関係が生まれる」ということがあります。逆にデメリットもあり「緊急性のある治療には時間的な余裕がないことがある」「高齢の方や理解力に問題がある場合本人の同意が難しいことがある」「話し合いが決裂し信頼関係が築けないことがある」などが挙げられます。
歯科医院を訪れる患者さんはそれぞれ悩みや不安をもっていらっしゃいます。それをできるだけ取り除き安心して治療を受けられることや、治療に関する情報を知る権利、それらを選ぶ権利、そして健康に生活する権利を持っています。
したがってインフォームドコンセントでは
●治療の内容や意味と目的、方法、予想される結果や経過、費用、期間などについての詳しい説明と提案
●疑問点、不安点などの解決
●信頼関係の構築
●歯科医師と患者さんの合意
を目的として行われます。是非患者さんも妥協せず不明な点があれば遠慮なく質問して納得できる治療を共に目指していくのが理想だと考えています。
こうした、細かなコミュニケーションをしっかりと患者さんととっていくことで、質の高い医療を提供できると考えています。
また、医院の特徴としましては、院内感染を確実に防止するために、最新の基準をクリアした滅菌機を導入しております。院内で使用する器具類は可能は限り使い捨てのものを使用しております。
さらには、当院は痛くなってからいく歯医者ではなく、「痛みが出ないために行く歯医者」を目指し、予防を重視しています。具体的には唾液検査を行い、唾液の量や虫歯の原因菌の量を計り個人個人に適した治療方針をとっています。一度虫歯になったところの治療を行うことだけが歯科治療ではありません。それだけですと必ず再発してしまいます。大切なことは、二度と同じ過ちを繰り返さないために患者さんを導くことです。正しい歯のケアの方法を教え、患者様とともに歯をいつまでも健康で丈夫なものにすることが何よりも大切なことだと考えています。
今までの治療に納得がいっていない、久しぶりに歯医者に行くけど不安がある。ともかく痛いところを治してほしいなど、歯でお悩みの際はどんな些細なことでもご連絡ください。
黒岩一 先生
略歴 |
昭和59年3月 日本歯科大学歯学部卒業 昭和59年4月~昭和62年1月 医療法人社団審美会鶴見歯科医院勤務 昭和62年2月~平成2年1月 えばた歯科医院勤務 平成2年2月 くろいわ歯科医院開設 |
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所属団体 |
日本歯科放射線学会 日本歯科医師会 日本ヘルスケア歯科研究会 日本歯科免疫療法研究会 |
くろいわ歯科医院の黒岩 一先生から一言
くろいわ歯科医院院長の黒岩一(はじめ)です。当院の理念にもつながってきますが、私が常にスタッフに伝えていることとして、「自分の大切な人にしてあげたいと思う治療を行うこと」があります。患者と歯科医師という表面上な付き合いから一歩中に進ませていただくという意味合いが込められています。
大切な人とは、人生をともに歩んでいきたいと誰もが思います。その方がいつまでも幸せで、笑っていられることを願うものです。そうした想いを治療にも反映させています。患者さんの人生に関わらさせていただく気持ちで、将来を見据えた治療を行う。今、痛いところ不調なところをガリガリと削り上辺だけの治療を行うだけでは、将来必ずガタがきます。患者さんの未来のために、大切なことは、極力削るなどの治療を行わない強い歯を作り上げることです。その為に大切になるのが「予防」の考え方です。長い目で見て、歯の病気にならない口腔環境を作り上げていくことが今の歯科医療において、何よりも大切なことだと考えています。
先生は幼い頃、虫歯がたくさんあり、毎日のように歯医者さんへ治療しに行っていたそうです。恐怖をこらえて治療が終了しても、数ヶ月もするとまた虫歯が出来てしまうという恐怖の繰り返しでした。そこで自分が歯医者になって歯医者を怖がっている人を助けようと思ったそうです。自身の経験があるからこそ、患者さんから慕われている現在があります。是非一度、くろいわ歯科医院へお越しください。 |
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