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インフルエンザは歯磨きをすることで発症率が10分の1になる!?

2014年01月16日 18時16分
インフルエンザ予防には歯磨きが効果的です!ただし、ただ磨けばいいというワケではなく、それなりのコツがあります。デンタルブログメディアどくらぼでは、インフルエンザと歯磨きとの関係をわかりやすく記事にしています。どうぞお立ち寄り下さい

みなさん、こんにちは!どくらぼ編集部でございます!

このところ、気温の変化が激しく体調を崩された方も多いのではないでしょうか?また、これからインフルエンザが猛威をふるう時期にもなってきますね。

そこで、本日は

「インフルエンザ予防には、まずハミガキが大切!」

をテーマにお送り致します。

歯磨きを行ったことで、大幅にインフルエンザの発症率を下げることに成功した事例も報告されておりますのでそうしたことなどを踏まえ解説していきたいと思います。

インフルエンザと歯磨き、何が関係あるの??

そもそも、インフルエンザと歯磨きにどういった因果関係があるのでしょうか?インフルエンザウィルスは粘膜にくっつき細胞に侵入し増殖しますが、通常はインフルエンザウィルスは粘膜にくっつき難くなっています。ですのでインフルエンザウィルスはそう簡単に細胞の中に進入することはできないのです。

しかし、口の中を清潔にしていないと口の中の細菌が手伝うことで、このインフルエンザウィルスを体内に侵入しやすくさせてしまいます。

このようにして、体内に侵入したインフルエンザウィルスは増殖しカラダを蝕みます。つまり、歯磨きをおこたることで口の中の細菌が増え、その細菌がインフルエンザウィルスが体内に進入する手助けを行うのです。

歯磨きを行い、インフルエンザ感染率が10分の1になった事例

東京歯科大の石原和幸教授は2003年に、特別養護施設190人を対象に調査を行ったところ、口腔ケアをしっかりと行ったグループはそうでないグループに比べインフルエンザ感染率が10分の1でした。

口腔ケアをしっかりと行ったグループは歯科衛生士が口腔ケアと集団口腔衛生指導を1週間に1回行いました。反対に、そうでないグループは今までどおりに本人及び介護者による口腔ケアをしたグループでした。

ここで、大切なことはただ闇雲に歯を磨けばいいわけではなく、「しっかりとした」口腔ケアが必要だということです。

インフルエンザを防止する歯磨きの5つのポイントとは

  1. 歯は1本ずつ丁寧に、優しく小刻みに磨くこと。
  2. 歯と歯の間や歯と歯茎の境目は特に歯垢がつきやすいので特に丁寧に磨くこと。
  3. 歯磨きに自信のないものは歯間ブラシなども使用すること
  4. 歯と歯茎だけではなく、しっかりと舌を優しく磨くこと。
  5. 磨いた後の汚れはしっかりと吐き出すこと。

この5点を守ればインフルエンザウィルスが体内に入ってくることを防ぐことができます!高齢者がインフルエンザになった場合は死亡率が非常に高く、例年インフルエンザの死亡者の8割が65歳以上とされています。

歯を磨くことは、手洗い・うがいに引けをとらないほどインフルエンザ予防になります。歯磨き、舌磨きをしっかりと行ってインフルエンザを予防してくださいね!

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