90代のご本人からひ孫まで、4世代にわたって通ってくださる方がいます。
こんにちは。まつしろ歯科クリニックのページをご覧いただき、ありがとうございます。
「下町」といわれる場所柄のせいか、当院には職業も年代もさまざまな患者さんがいらっしゃいます。
そんな方たちの歯に関するお悩みを解決すべく、日々治療に励んでおります。
せっかくご覧いただいたので、ここで一つ歯についての知識をお伝えいたします。
皆さんは過去に歯医者さんで「歯の根の治療が必要」と言われたことがないでしょうか。
では、この「根の治療」とは一体どのようなことなのでしょうか。解説致します。
1歯の根の治療が必要だと言われた時、歯はどのような状態になっているのでしょうか。
歯医者さんに行って根の治療をしなければいけません、と言われた経験のある方も多いと思います。
多くの場合、レントゲンを撮って説明があると思いますが、そもそも歯の根の治療が必要と言われた時、歯はどんな状態なのでしょうか。
歯の治療が必要なのは、多くの場合以下のケースです。
ケース1:虫歯を長期放置した。最近になってズキズキする頻度が増えた。冷たいものより温かいもののほうが痛くなる
ケース2:ちょっと前まで虫歯が原因ですごく痛かった。最近は痛みも引いて、気にならなくなっていた。
ケース3:さらに放置してたら、最近歯茎に白いニキビみたいなのができた
ケース4:白いニキビみたいなのすらしばらく放置してみた。最近体調が悪いときに、歯の奥が疼くような気がする
ケース5:昔、神経を抜いて根の治療をしたことがある。今は被せ物になっている。噛むとなんだか違和感がある
いろんなパターンを列挙しましたが、共通していえるのは虫歯が外傷により神経にダメージが加わっている。ないしは死んでしまい細菌感染を起こしてしまって、その結果菌が歯の根元のさらに奥(支えている骨)まで至り、そこで繁殖して炎症を起こし、顎の骨を溶かしながら膿を形成していたりしていなかったりな状態であるということです。
ケース1から4は単に時系列で並べただけです。なのでケース1に近いほど回復も早く、治療機関も短くて済む可能性が高いです。(ケース1に近いほど、細菌が侵入していないため)
ケース1の場合、神経はまだ生きているため麻酔をして神経を根こそぎ抜き取らなければなりません(麻酔なしは激痛過ぎて、まず治療不可能です)。個人差はありますが、それほど痛くはないけどレントゲンで虫歯が神経に到達している場合、あるいはとても痛くてどうしようもないくらい進行した虫歯では神経を抜くことになります。ただし、予約でいっぱいの患者さんが多い病院だと、急患で来られても時間的に対応困難な場合もあるため、その日は痛み止めだけ処方し、後日神経を抜きましょう、となることもあります。神経を抜く場合、麻酔をして、歯を削って神経まで貫通させ、そのあとリーマーもしくはファイルと呼ばれる金属の器具で中の感染源をガリガリ取っていきます。途中で液体で消毒して、最後に神経を殺す薬や痛みが出にくい薬など(これはドクターの考え方により別れることが多いです)を入れてその日は終了、後日さらに感染源を取り除く治療を続けていきます。
ケース2~4も、治療内容は似ています。状態としては、歯の神経が死にかけ~死んでしまって、根の先に膿の袋ができ始め~もしくはできてしまった状態となります。状態に応じて麻酔を用いたり、用いなかったりしますが、神経を抜いて、中の感染源を取って行く流れは同じです。
ケース5も若干違いはありますが、本質的には一緒。被せ物が入っているので、まず被せ物をとります。被せ物の下には、歯の補強の土台(保険治療をした人なら大体金属、自費治療をした人ならだいたいグラスファイバー)が入っているのでこれを取り除き、神経のあったスペースまでのスペースを作ります。そしてその後の流れは同じです。
ただし、一度根の治療をした歯は、神経があったスペースに材料が詰まっているので、それを取り出すところから始まります。また、初めて神経を抜いて根の治療を始めた人に比べると、完全に治りにくいです。
根の治療は、歯で噛んだり歯を叩いたりしたときの違和感がなく、また歯の内部に感染源がないと判断された状態で終了へ向かいます。流れとしては、神経があったスペースを材料でピッタリ埋めてしまい(根管充填といいます)、その日はレントゲン撮影して仮歯もしくは仮蓋、次の回に詰めた材料のところへ穴を掘って歯型を取り(コア形成といいます)、更に次の回に歯型を元にできた土台をセット、そして土台ごと形を整えてもう一度歯型とり、そしてさらに次の回に晴れて被せ物が完成し、セットされその歯の治療は終了となるわけです。
ですので、根の治療が終わって何もアクシデントがなければ、だいたい3回くらいで終了します。ただし、根の治療に関しては、歯の根の形状に個人差があったり、感染源の量に左右されるので厳密に何回と言うのは難しいです。
歯に対する価値観は様々なので、最後の決定は本人がすることだと思いますが、お金がかかってでも根の治療をしっかりやらないと将来抜歯になる可能性がかなり高くなります。そして抜歯になってしまうと、ブリッジやインプラントや入れ歯などをしないといけなくなり、かえって高くついてしまいます。
だいぶ話が脱線しましたが、根の治療になる前に、未然に防ぐには非常に重要です。今大きな虫歯があってしみるなーと思っているあなた。すぐ歯医者に行って治すことを勧めます。定期健診をして予防をするのが、結果として一番出費も少なくて済みます。
定期健診(3~6ヶ月に一度)は欠かさず行くことをオススメいたします。
当院ではこうした歯がズキズキするなど、虫歯の症状の方に対し、怖くなく痛みの少ない治療を行なっています。また、虫歯が心配だ、定期検診を行いたいという患者さんもいつでも受け付けています。
また、こうした根の治療以外にも多数注意を払っており、中でも衛生面には細心の注意を払っています。患者さんごとに手袋を新しいものに換え、治療に使用する器具は機械で滅菌洗浄します。器具を置くトレー、コップ、エプロンはすべてディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しています。院内感染を防ぐことももちろんですが、患者さんに不快な思いをさせないようにするためにも、絶対に欠かせないものだと考えています。
さらに、江東区では、幼児の1歳半健診と妊婦健診を無料で行うサービスを実施しており、当院でも受け付けています。妊娠中の口腔内は非常にデリケートで、普段だったら何でもないようなことがお口のトラブルになる可能性が高くなっています。ぜひお気軽にお尋ねください。
アナタの歯に関するお悩みを納得の行くカタチで解決することに全力を注ぎます。是非一度私達にご相談ください。
角田直哉 先生
略歴 |
1993年 県立鎌倉高校卒 1999年 長崎大学歯学部卒 都内及び神奈川県内で勤務 2007年 現在地に開業 |
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所属団体 |
東京都江東区歯科医師会 東京都江東区学校歯科医会 |
まつしろ歯科クリニックの角田 直哉先生から一言
こんにちは。まつしろ歯科医院院長の角田直哉です。
私事ですが、実は、現在地に開業するまで、亀戸に降り立ったことがありませんでした。慣れない場所でのスタートで、最初は不安もありましたが、下町ならではのご近所さんとの家族のような関係性や患者さんの温かいお人柄を肌で感じ、この地で開業することができてよかったな、と思っています。
私にとって、歯の根の治療は、非常にやりがいを感じる治療であると同時に、最も難しい治療です。自分が提供できる最大の治療を、丁寧に、妥協せずにやりきることを目標にしていますが、細部にまでこだわるほど来院回数が増えてしまうのも事実です。その点においては、患者さんが治療に何を求めているか、常に考え、話し合いながら治療を進めていく必要があります。
歯科医師としてこだわりを持って治療にあたることは非常に大事なことですが、患者さんが望んでいる治療をすることこそが、最も重要な歯科医師の仕事です。確固たる信念を持ちつつも、患者さんのニーズに合わせた柔軟な対応ができる医師を目指し、今後も精進して参ります。
お年寄りの方からお子さんまで幅広い年代層の患者様がこられています。スタッフの方の対応がとても気さくで癒される空間です。悩みや不安に思うことがあったら是非、まつしろ歯科クリニックへ。 |
まつしろ歯科クリニックへのアクセス:東京都江東区亀戸1-43-9コープ野村亀戸西棟1F
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電話番号 | 03-3682-3418 |
診療時間
月 火 水 木 金 :9:30 〜 13:30 15:00 〜 20:00
土 :9:30 〜 13:30 15:00 〜 18:00
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日曜・祝日
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備考
ホームページ
http://www.e-kyousei.com/php/pss/m/402323/index.htm
住所
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アクセス方法
JR錦糸町・東京メトロ半蔵門線錦糸町 徒歩6分 |
JR亀戸 徒歩6分 |
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