アナタの舌は今どこを触っている?舌の正確な位置って?
こんにちは、どくらぼ編集部です。
突然ですが、あなたの舌の先の位置は今、どこにありますか?
1、 舌の先は下の前歯の裏側
2、 舌の先は上の前歯の裏側
さぁ、どちらかが正解です! あなたはどちらでしたか?
どちらがホント?舌の先の位置は、上の歯?下の歯?
さて、アナタの場合、舌の先はどちらを触っていたでしょう。
下の歯の裏側だったアナタ!!・・・・・実は、不正解です!
正解は、上の歯の裏側に舌の先がついている!でした。では、なぜ上の前歯の裏側に舌先が位置しているのが正解なのか。下の前歯の裏側に舌がついていてはダメなのか。解説していきます。
舌癖(ゼツヘキ)は色んな影響を及ぼす舌の悪いクセ!
あなたは舌癖という言葉を聞いたことがありますか?字の通り、舌のクセのことです。前にお話した舌の正しい位置。この位置に舌が触ってないと、舌癖があるということになります。
舌が下の前歯の裏側にあることを「低位舌」と言い、最近ではメディアでも度々取り上げられるようにもなりました。「低位舌」により、舌が下の前歯をいつも押していることで、歯並びが悪くなることももあります。
では、舌癖、低位舌はほかにどんな影響を及ぼすのでしょう。舌は色んな役割をしています。みなさんご存じの通り、舌は味覚を味わえる大事な機能というのは知られていますが、実は、飲み込む時も大変かかわりを持っているんです。アナタは正しい飲み込み方、していますか?
アナタの顎に、「梅干し」はありませんか?
人間は物を食べ、飲み込む時、歯で良く噛んで舌で噛んだ食物を舌の中央にまとめ、
そのまま舌を上あごに押し付け、ノドのほうに食べ物を送り込む、という動作を知らず知らずのうちに行っています。飲み込むことって無意識にやっていることなので、あまり意識したことないですよね。
でも、「低位舌」だと、舌が上のほうに届かない、食べ物を上あごにうまく押し付けて飲み込むことが出来ないのです。そのため、無意識に顔が少し上向きになったり、唇の力で飲み込もうとします。口の中におかしな力がかかることで咬み合わせがずれ、全身がだるくなったり、慢性頭痛の原因になることがあります。
ここでまた、ちょっとしたセルフチェック!鏡の前で唾液をゴックンっと飲み込んで見てください。ココで注目すべきなのは顎です。下唇の下の顎の部分、飲み込む瞬間、梅干しのようにクシャっと力が入っていませんでしたか?お口の周りにエクボのようなくぼみができたり、唇に力が入っていませんか?
これは、飲み込むときに唇にかなりの力がかかっている証拠です。通常、飲み込みは舌の動きで飲み込めるので、唇にそんなに力はかからないんです。顎に「梅干し」のようなシワができるアナタは口内環境に要注意です。
まとめ
いかがでしたか?無意識のうちに活躍しているアナタの舌。その舌にはいろんな機能があり、正しい位置、正しい動きというのがあるんですね。それが飲み込み方にも影響してしまう。人間は一日に600回~2000回、飲み込む動作をしています。これだけの回数、舌先で歯を押していると考えると、歯並びに影響するのもうなずけますね。正しい飲み込みかたをしていないということは、舌が正常な動きをしていないということ。
舌が正常に動くように改善するには、今注目されているMFT(口腔筋機能療法)がオススメ!歯科で受けられるお口周辺のカンタンなトレーニング方法です。
ぜひ、お近くの歯科医院で試してみてはいかがですか?
MFTを詳細に説明した記事はこちらです MFTがアンチエイジングに繋がる!
それでは、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
またぜひお会い致しましょう!