こんにちは!どくらぼ編集部です! 今回は「知覚過敏の治し方」をテーマにまとめましたので、是非お読み下さい!自宅でできる知覚過敏の治療法、専門的に歯医者さんで行う知覚過敏の治療法を5つの種類に分けながらご説明致します!
知覚過敏の治し方①自宅で行える治療法
知覚過敏の治療法はその症状の程度や原因によって変わってきます。 まず軽度な場合で、自宅で行える方法をご説明します。
1 やさしく丁寧に歯磨き
知覚過敏も軽度な場合、やさしく丁寧に歯磨きをしていくと、すぐにではありませんが、痛みが治まっていくことがあります。この時、研磨剤が含まれていない歯磨き粉を選んでください。研磨剤入りの歯磨き粉をたっぷりつけて、ゴシゴシ磨いていると知覚過敏の症状が悪化していきますので注意しましょう。
2 知覚過敏用の歯磨き粉を使用
やさしく丁寧に歯磨きをしても、痛みが治まらない場合は知覚過敏用の歯磨き粉を 使ってみます。知覚過敏用の歯磨き粉には硝酸カリウムや乳酸カルシウムといった成分が配合されています。これらの薬効で痛みが抑えられるのです。 もしこの歯磨き粉の使用をやめてしまうと、また痛みだすことがあります。 ですからずっと使い続けることが必要です。
気を付けないといけないのは、知覚過敏で歯ブラシが当たった時に痛みがでると、 無意識に歯ブラシを当てていない場合があることです。そうすると細菌の塊(歯垢)がたまっていき、虫歯になってしまったり、歯周病になったり、神経を痛めたりすることもあります。このことを防ぐために、柔らかめの歯ブラシでやさしく丁寧に磨きましょう。
知覚過敏の症状を和らげる歯磨きの仕方というのは、なかなかわからないものです。 ですから、まず歯医者に行って診察を受け、適切なブラッシング方法を教えてもらいましょう。自己流の磨き方が適切か、そうでないかをチェックすることが非常に大切なのです。
歯磨き指導というものが1000円程度で歯医者さんで受けることが可能
知覚過敏の治し方②歯科医院で行える治療法
次に歯科医院で行う治療法です。
1 知覚過敏用のコーティング剤
知覚過敏は歯の表面部分のエナメル質がなんらかの原因で削れてしまい、その下の象牙質が表に現れたときに、痛みが起こります。象牙質にはたくさんの管(象牙細管)があるのですが、冷たいものや歯ブラシが当たると、象牙細管を通して、その奥にある神経が刺激されるために痛みがでるのです。
歯科医院で知覚過敏になっている部分が特定されると、知覚過敏用のコーティング剤 を塗って様子を見ることがあります。このコーティング剤は象牙細管を封鎖して、外からの刺激を遮断するのです。ただし、持続性は期待できません。
2 樹脂を詰める
エナメル質が削れているものの、神経には大きなダメージが無いと判断されると 削れた部分に樹脂を詰めて外部からの刺激を遮断する方法がとられます。
3 レーザーによる治療
レーザー光線をあてて、象牙細管を封鎖し、刺激を与えない様にする方法です。 知覚過敏の原因は様々ですが、噛み合わせによるものや、歯周病によるものもあります。この場合はその原因の治療が必要になるのです。
知覚過敏の治療にかかるおおよその費用
治療期間や費用はその原因や症状によって異なりますし、歯科医院によって治療の方法も違うので、一概には言えないのですが、保険診療でおおまかな金額として、「¥1000~3000程度」とお答えいたします。
レーザー治療などの自費治療ですと、この金額よりも高くなる可能性がありますが、知覚過敏の治療そのものは健康保険が適応できます。ですので、もし気になる場合は、事前に先生に尋ねてみて下さい。その時にどんな治療が必要なのかもわかりますし、心配な点があれば積極的に相談してみることをお勧めします。
以上になります。 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!