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虫歯になりやすいアナタが知って得する3つのコト

2015年03月03日 14時00分
歯を磨いているのに、虫歯になってしまう。そんな悩みを抱えていませんか?実は虫歯になりやすい、なりにくいは理不尽ともいえる理由があります。どくらぼ編集部内田がまとめました。

虫歯になりやすいアナタが知って得する3つのコト

こんにちは。どくらぼ編集部内田です。幼い時に、「虫歯になるから歯を磨きなさい」と注意されたことはありませんか。それにも関わらず虫歯になってしまった時、「歯をしっかり磨いておけばよかったな」と後悔したものです。

しかし、この「虫歯」ですが大切なことは、歯を磨くことだけではないのです。世の中には実は歯を同じだけ磨いても「虫歯になりやすい人」「虫歯になりにくい人」の2通りの人がいるのです。

本日は、この虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人について宮城県在住の歯科衛生士、スノーさんに伺いましたのでまとめます。

虫歯になりやすい人、虫歯になりにくい人、一体どんな違いがあるの??

内田
スノーさん、こんにちは。今日は虫歯になりやすい人、なりにくい人について教えて頂きたいです。虫歯というものは歯を磨けば磨くだけなりにくいものだと考えていたのですが、そうとも限らないのですか?

スノー
内田さん、こんにちは。仰るとおり、虫歯は体質に大きく左右されます。一生懸命歯磨きをしても虫歯になりやすい人もいれば、しっかり歯磨きをしなくても虫歯になりにくい人がいます。

内田
どうやら、そのようですね。「体質」と一言でいっても、色々なものがあると思いますが、どのような「体質」の差が虫歯になりやすい人とそうではない人を分けるのですか?

スノー
歯の性質や唾液の量の違い、歯並びなど要因はたくさんあります。歯科医院では虫歯になりやすい体質かどうかを調べることができる検査を行っている場所もあるので、一度受けてみるのも良いかもしれません。

内田
生まれ持ったものによって、虫歯になりやすいかどうかが決まるとは。今まで考えていた歯磨きを多くすればいいという常識そのものが変わります。

スノー
ただ、内田さんの仰るように「歯磨き」がそこまで大切ではないかというと、そうではないのです。歯磨きにおいて大切なのは歯磨きの「時間」ではなく「質」なんです。

内田
時間ではなく、質ですか・・・。いまいち、ピンとこないです。

スノー
歯磨きの理想は内田さんの考えているように、毎食後、そして間食のあとに行うのが理想ではあります。しかし、回数を多くすれば虫歯になりにくくなるわけではありません。 歯は、磨きやすいところと磨きにくいところが有るので、いくら回数を重ねても磨けていない箇所があれば虫歯の原因になってしまいます。

内田
いくら回数を重ねたところで、磨き方があっていなければ意味がないという意味ですね。何だかスポーツと似ていますね。量をこなすよりも、質が上達するみたいな。この、質をあげるために何かできることはありますか?

スノー
歯ブラシや歯磨き粉以外にも、デンタルフロスなや歯間ブラシなどをオススメします。実は歯ブラシだけでは歯の汚れをとることが出来ず、そこが原因で虫歯になってしまうのです。そうした汚れをとる役割を果たすのがデンタルフロスや歯間ブラシになります。また、私達歯科衛生士に歯磨き指導を受ける事もお勧めします。自分にあった歯ブラシなどを相談することもできるので、より質の高い歯磨きを行うことができますよ。

内田
歯磨きは、やはり大切なんですね。1日に何度も誤った歯磨きをするよりは1日1回歯と歯の間も含めしっかりと歯磨きを行なったほうがいいのでしょうか?

スノー
間違えて磨き残しがある歯磨きよりは、1日に1回でもしっかりと歯全体の汚れを落としたほうが効果的です。オススメなタイミングは寝ている間の菌の繁殖を防ぐことが出来る、寝る前の歯磨きです。

内田
今まで歯をただ、磨けばいいと考えていたのですが考え方が大幅にかわりました。では、虫歯になりやすいかどうかは、「体質」「歯磨きの質」が全てなのでしょうか?

スノー
もう一つ、「口腔内環境」が重要なキーワードになります。口の中に食べ物などがなにも入っていないとき口は中性に近い状態になります。食べ物を食べることによって酸性になり、歯が脆くなって虫歯菌に侵襲されやすくなり虫歯になってしまいます。しかし、唾液などの自浄作用があるもので酸性だった口腔内を中性に戻し、歯が溶けやすい状態を防ぎます。これを『再石灰化』といいます。

内田
再石灰化、聞いたことがあります。口腔内環境がキーワードなのがわかってきた気がします。よく、ダラダラ甘いものを食べてると虫歯になると言われるように、口の中がいつまでも酸性の状況は虫歯になりやすいって意味ですね。

スノー
まさに、仰るとおりです。唾液が再石灰化を行っている口腔内にまた食べ物や飲み物を入れてしまうと酸性に寄ってしまい、常に虫歯菌に犯されるリスクを伴うことになります。生活の中で常にコーヒーなどの飲み物を飲んでしまう人、仕事で集中するためガムをずっと噛んでいる人、口さみしいのでアメを舐める機会が多い人など、口の中に物が入っている時間が長い人は虫歯になりやすいリスクを負っています。

内田
私もオフィスにお菓子や飴やら大量にあるのですが、この再石灰化の話を聞いてから口にしないようになりました。

スノー
食べるなとは言いませんが、甘いものを口にしたら歯をみがいたり、口の中を中性に戻すことが大切です。ダラダラ食い、ダラダラ飲み、間食を減らして3食決まった時間に規則正しく食べるだけで、虫歯になりやすい体質を改善することが可能ですよ。

内田
すごい良くわかりました。食べ方、体質、歯の磨き方この3つがからみ合って「虫歯になりやすい・なりにくい」ができているんですね。今日は本当にありがとうございました。また、ぜひお願いします!

スノー
こちらこそ、ありがとうございました。また、いつでも聞いて下さい!

 

虫歯になりやすい人、なりにくい人まとめ

  • 虫歯になりやすい人は、体質が関係している。歯医者さんでその体質を調査することができる
  • 虫歯になりやすい人は歯の磨き方が間違えている可能性がある。時間ではなく、質を意識すること
  • 食べ方で、虫歯を改善することが出来る。口の中を中性にすることがカギ

以上になります。本日は最後まで読んでいただきありがとうございました。どくらぼは「歯」にまつわるコンテンツを毎日5本目標で配信しています。私、内田 と歯科ライターさんでリサーチを行い皆さんにお役に立つコンテンツをこれからも配信し続けます。本日はありがとうございました。また、ぜひお越しくださ い!

 

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