フリーワード

詳細条件

詳細条件を選ぶ

診療内容

サービス内容

歯医者 新着記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

歯科衛生士がガチンコで答えた!知覚過敏に効く歯磨き粉はこれだ!

2014年08月05日 18時28分
知覚過敏に効果的な歯磨き粉は一体何!? というわけで、今回は「歯科衛生士さんが教えてくれる歯がしみた時の歯磨き粉」です。一位はやっぱり、あの歯磨き粉!!

こんにちは、どくらぼ編集部でございます!

本日のテーマはこちらです!

知覚過敏に効く歯磨き粉はいったい何!?

知覚過敏に効く歯磨き粉がいくつかありますが、どういった症状の時に、何を使用するのが一番いいのでしょうか?? 知覚過敏時の歯磨き粉の選び方の基準を歯科衛生士さんに伺ってきました!

知覚過敏に効果的な歯磨き粉はやっぱりあれ!

知覚過敏に効く歯磨き粉というと、やはりシュミテクトが有名です。 シュミテクトはグラクソ・スミスクライン株式会社より発売されている歯磨き粉で、 日本ではシュミテクトという名前ですが、他の国々ではSensodyne(センソダイン)という名前で売られています。 日本だけでなく、世界中でこのシュミテクトが知覚過敏に効く歯磨き粉として使われているのです。

知覚過敏が起こる原因とシュミテクトが効果的な理由

知覚過敏は、歯の表面の固い組織“エナメル質”が、なんらかの原因で削れてしまう事で起こります。そのエナメル質の内側は“象牙質”といい、エナメル質とは違う組織です。

また、この象牙質は骨に似た組織でエナメル質よりも柔らかく、“象牙細管”という小さな管がたくさん通っています。さらに内側の部屋にある神経に栄養を送る働きや刺激を伝える働きがあるのです。 このエナメル質が削れたり、薄くなってしまうと、象牙細管から神経へ刺激を直接与えてしまうことになるので、冷たいものや歯ブラシの刺激で痛みを感じるのです。

シュミテクトには硝酸カリウムが含まれているのですが、この硝酸カリウムが刺激の伝達を防ぐ役割を果たします。象牙細管をふさいで、刺激をブロックするのです。これで知覚過敏による痛みが緩和されるのです。

知覚過敏にシュミテクト。ただし、シュミテクトも万能ではない

ただ気を付けなければならないのは、痛みがなくなったからといってシュミテクトを使わなくなると、また痛みが出てくることです。硝酸カリウムの効果がなくなると、刺激のブロック効果もなくなるので、痛みを抑えるためには使い続けることが必要なのです。

知覚過敏に効果的な歯磨き粉はシュミテクト以外にない??

知覚過敏に他の歯磨き粉ではどうかというと、その目的によって中に含まれているものが違いますので注意しなければなりません。

研磨剤が入っている歯磨き粉は注意が必要

虫歯予防や汚れの除去を目的としたものですと、研磨剤が含まれているものも多いので、エナメル質がより削れてしまう恐れもありますし、象牙質がより露出してしまうことも考えられます。 ですから知覚過敏の場合は、知覚過敏用の歯磨き粉を選ぶことが大事なのです。現在ではシュミテクト以外にもさまざまな知覚過敏用歯磨き粉が発売されていますので、 試してみてはいかがでしょうか。

ちょっと待って、その痛みは本当に知覚過敏??

ここまで知覚過敏の歯磨き粉の説明をしておいて何ですが、その痛み、本当に知覚過敏かどうかを確認する必要があります。

知覚過敏と思いきや、実は虫歯?歯周病??

自分では知覚過敏と思っていても、実際は虫歯だったり、歯周病だったりすることもありますし、噛み合わせに問題があったり、また歯にひびがはいっていることもあるのです。

また最初は知覚過敏であっても、虫歯になってしまったり、神経が傷んでしまったりと症状が変わることがあります。ですから自己判断はせず、まず歯医者さんに行かれることをお勧めします。

自分で行っている治療は的はずれなことかもしれない

歯医者さんで診断を受けることで、原因がはっきりします。知覚過敏専用の歯磨き粉を使うだけでいい場合もあれば、象牙細管をふさぐお薬を塗ってもらうことで良くなったり、また樹脂を詰めて、刺激を伝わらない様にすることもできます。

もしかすると、別の原因だったり、前述したように知覚過敏ではない場合もありますので、症状がひどくならないうちに診てもらいましょう。

知覚過敏まとめ

  • まずは、シュミテクトやドラッグストアなどで売っている知覚過敏専用の歯磨き粉で歯を磨く
  • 研磨剤入りだと、余計に痛むこともあるので注意
  • 実は他の原因もあるかもしれないので、早めに歯医者さんに行ったほうが効率的
  • 歯医者さんでは色々な処置法が存在する。

以上になります。 歯の痛みはプロに聞くことが近道かもしれませんね。 今回の記事はアナタのお役に立つものでしたか?どくらぼは、毎日アナタのお役に立つ歯科情報をお届けしています。また今度も是非遊びに来て下さい!長い文章を最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

この記事を気に入ったらいいね!しよう

どくらぼの記事を毎日お届けします!

レポートのカテゴリ一覧

歯科専門ライターによる、歯に関する情報がいっぱい

最も見られているレポート

こんな歯医者は危険!素人でもできるヤブ医者を見分ける9つのコツ

2015年04月09日

1位

世界で禁じられた金属『アマルガム』がアナタの口に入ってます。本当に怖い、銀歯という歯の詰め物。

2015年10月15日

2位

有郭乳頭って何?有郭乳頭の違和感の原因と、対処法について

2015年11月27日

3位

口の中のほくろは癌の前兆?悪性腫瘍とただのホクロの見分け方

2015年07月21日

4位

歯茎が痛い理由は8つだけ!今、痛みを止める応急処置と治療法、全まとめ。

2015年03月06日

5位

歯医者の達人

歯医者さんが本当に薦めたい治療は、保険が効かない。

歯医者さんが本当に薦めたい
治療は、保険が効かない

日本人だけが知らない予防歯科の正しい考え方

日本人だけが知らない
予防歯科の正しい考え方

歯科技術の進化がとまらない

歯科技術の進化が
とまらない

悪い歯医者に騙されてはいけない

悪い歯医者に
騙されてはいけない

緊急QA

  • 噛むと痛い
  • 歯が浮く
  • 歯がしみる
  • 親知らずが痛い
  • 歯が欠けた
  • 歯が抜けた
  • 口内炎を治したい
  • すぐに口臭を抑えたい
  • 歯がグラグラする
  • 詰め物、差し歯がとれた
  • 歯並びを治したい
  • 歯茎から血が出る
  • 歯を綺麗にする
  • 舌が痛い
  • 顎が痛い
  • 唇の様子がおかしい