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奥歯の痛みを8つに分類!かんたん原因診断と、それぞれの治療法について

2015年11月05日 10時30分
「奥歯が痛いけど、原因はなに?」「どんな病気の可能性がある?」「治療にはどんなものがある?」など、大切なのに案外知られていない奥歯の痛みについて、詳しく解説いたします。あなたの奥歯が痛む原因が、この1ページで分かります。

奥歯の痛みの原因と治療法について

なんだか奥歯が痛いような気がしても、目ではなかなか見にくい場所にあることから、その原因や治療法についてきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。今回はそんな奥歯の痛みについて詳しく解説していきます!

奥歯の痛みのパターンによる原因と、症状や治療法

1.奥歯の激痛

<原因>

見えにくい位置から起こった虫歯による神経の炎症

<パターン・症状>

  • 詰め物やかぶせ物の下で虫歯が進行して神経の炎症を起こしている
  • 神経の入っている歯が割れた
  • 目で見えにくいところから進んだ大きな虫歯(歯と歯の間、埋もれている親知らずなど)

<治療法>

神経の炎症は激痛を伴い、しばしば場所が特定できなくなることがあります。明らかに見える大きな虫歯があれば分かりやすいですが、上に示したパターンにおいてはパッと見、原因がどこにあるのかわかりづらいため、レントゲンでしっかり診査を行い、場所を特定して神経を取る治療を行います。

2.奥歯で噛むと痛い

<原因>

根の周囲の組織(歯根膜)の炎症

<パターン・症状>

  • 根の先端に感染が起こって炎症を起こしている
  • 歯と歯の間にものが詰まって歯根膜にダメージを与えている
  • かみ合わせの過剰負担(咬合性外傷)

<治療法>

奥歯で噛むと痛い場合、根の中のばい菌が根の先端から周囲の組織にまで感染を広げ、歯根膜に炎症を起こし始めた可能性や、歯根膜に過剰な力がかかった場合(物が詰まる、噛み合わせが強くかかりすぎている)などが考えられ、その原因を除去する必要があります。

状況に応じ、根の治療、詰め物をやり直すなど物が挟まらないようにする治療、かみ合わせ調整などを行います。

3.奥歯の歯茎の腫れ・痛み・噛むと痛い

<原因>

根の先端に膿が溜まっている

<パターン・症状>

  • 過去に神経を取った歯がいきなり痛くなってきた
  • 神経が死んでしまった

<治療法>

神経を取った歯はのちに、感染を起こして根の先端に膿の袋を作ることがあります。慢性的な経過をたどっている時にはそれほど症状をだしませんが、なんらかの刺激で急性化すると急に激痛を伴い、場所を特定しづらくなります。

また、神経の入っている歯でも、神経が死んで根の先に膿を溜めることがあります。
治療としては歯茎に溜まった膿を切開、その後根の治療となります。

4.奥歯の歯茎の腫れ・痛み・歯がぐらぐらする

<原因>

歯周病、根が割れた、根の先端に大きく膿が溜まっている

<パターン・症状>

  • 歯周病で急性発作を起こした
  • 神経のない歯が真っ二つに割れた
  • 根の先端の膿の袋が大きい場合

<治療法>

歯周病は進行すると、体調が悪い時などに急性発作といって大きく腫れたり強い痛みを出すことがあります。膿が大きく溜まって痛みを出していますので、早急に膿を出す必要があります。その後は歯周病の治療、あるいは抜歯が必要になることもあります。

歯が真っ二つに割れた場合は消炎処置を行った後、抜歯となります。

根の先端に溜まった膿が大きい場合、歯が揺れてくることがあります。このような場合は根の治療だけでは治りきらないため、膿の袋を取り出す外科処置を行うか、あるいは抜歯となります。

5.奥歯の歯茎が腫れる・痛い・口臭

<原因>

親知らずの炎症

<パターン・症状>

  • 生えきっていない
  • 埋もれていたり、倒れている親知らず周囲の歯茎の炎症

<治療>

生えきっていない親知らずや、倒れている親知らずは歯ブラシが十分に届かず、細菌の温床となっています。そこで、腫れや痛み、強い口臭を放つことがよくあります。治療としては消炎処置後、抜歯を行うのがよいでしょう。

6.上下の奥歯の鈍痛・噛むと痛い・歯がしみる

<原因>

歯ぎしり、食いしばり

<パターン・症状>

  • 歯ぎしりや食いしばりを日常的に行うことで、噛み合わせに異常な力がかかり、痛む
  • 歯の根元がしみる

<治療法>

歯ぎしりや食いしばりは歯に相当なダメージを与え、歯の寿命にも関係します。日常的に癖でかみしめていたりする場合はすぐに止めることが必要です。夜間やスポーツ時への対処法としてはマウスピースがあります。

歯がしみるのは、歯ぎしりや食いしばりの異常な力で、歯の根元が欠けてしまうことによって起こります。プラスチックを詰めて症状を改善することは可能ですが、根本的に力がかかることを防がなければ早期に取れてしまうことが多いです。

7.上の奥歯の鈍痛・頭痛・鼻炎

<原因>

上顎洞炎

<パターン・症状>

  • 上の歯が全体的(片方だけの時も)に重苦しい痛みがある
  • 噛むと違和感や軽い痛みがある

<治療法>

副鼻腔の一つである上顎洞が炎症を起こすと、奥歯が痛いように感じることがあります。虫歯などが原因で起こるものと、風邪からくるものがあります。体を傾けて頭を下げたりすると痛みが増したりすることがあります。大きなパノラマレントゲンをとると上顎洞が白く濁って見えることから診断できます。

風邪から来ているものの場合は、上顎洞の感染を抗生剤で治します。歯が原因になっている場合には、根の治療または抜歯が適用となります。

8.上下の奥歯が全体的に鈍痛、重苦しい

<原因>

顎関節症

<パターン>

  • どこが痛いかわからないが、奥歯の外側に常に鈍痛がある

<治療法>

顎関節症は関節から雑音がする、口が開きづらくなるということはよく知られていますが、じつはこのような痛みを出すタイプがあります。この場合、筋肉の緊張などにより痛みが出て歯が痛いように感じることがあります。

治療としては顎関節症の治療、具体的には薬物療法やマウスピースを使った方法などが行われます。

その他、奥歯の痛みが大病の兆しである可能性も!?

以上、症状に応じた考えられる原因を示しましたが、個人によって症状の出方、程度は変わります。奥歯の痛みには大きな全身の病気が隠れている場合もありますので、自己判断をせず歯科医院での診察を受けましょう。

原因不明の奥歯の痛みの場合は、CTを撮ると確実

患者さんが痛みの場所を特定できない場合や見た目に異常が見られない場合、歯科医師は一般的には大きなレントゲンを撮って原因を突き止めようとしますが、このレントゲンには限界があり、それでもわからない場合があります。そうすると患者さんは辛い痛みを我慢し続けなければなりません。

そこで、活躍するのがCT撮影装置です。CT装置は3次元的に状態が確認できる装置で、原因究明に非常に有用です。近年はCTの設備を持っている歯科医院も増えてきていますので、そのような歯科医院にかかるというのも一つの有効な手段でしょう。 

奥歯の痛みについて まとめ

奥歯の痛みの原因と治療法について、最後におさらいしておきましょう。

1.奥歯の激痛

  • <原因>神経の炎症
  • <治療法>神経を取る

2.奥歯が噛むと痛い

  • <原因>歯根膜の炎症(根の先端の病変、噛み合わせの過剰負担、食べ物がつまる)
  • <治療法>根の治療、噛み合わせの調整、ものが挟まらないように詰め直し

3.奥歯の歯茎の腫れ・痛み・噛むと痛い

  • <原因>根の先端に膿が溜まっている
  • <治療法>歯茎を切って膿を出す、根の治療

4.奥歯の歯茎の腫れ・痛み・歯がぐらぐらする

  • <原因>歯周病、根の破折、根の先端に大きく膿が溜まっている
  • <治療法>歯周病の治療、抜歯、根の膿の袋を取る外科処置

5.奥歯の歯茎が腫れる・痛い・口臭

  • <原因>親知らずの炎症
  • <治療法>消炎処置後、抜歯

6.上下の奥歯の鈍痛・噛むと痛い・歯がしみる

  • <原因>歯ぎしり、食いしばり
  • <治療法>マウスピース、しみる部分を材料で詰める

7.上の奥歯の鈍痛・頭痛・鼻炎

  • <原因>上顎洞炎
  • <治療法>風邪から来る場合は抗生剤、歯から来る場合は歯の治療

8.上下の歯が全体的に鈍痛、重苦しい

  • <原因>顎関節症
  • <治療法>顎関節の治療(薬物療法、マウスピースによる治療など)

9.その他、よく分からないけど痛む

原因不明の奥歯の痛みの診断には、CT撮影が有効

 

いかがでしたか。我々が運営しております”どくらぼ”には、他にも皆様の大切な歯に関する情報が盛りだくさんです!是非他の記事にも目を通していただき、正しい知識を身に付けてくだされば幸いです。今後とも”どくらぼ”を宜しくお願い申し上げます。最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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