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赤ちゃんの歯にフッ素は必要?ママが知っておくべき、フッ素の知識まとめ!

2014年06月20日 12時27分
このページでは、赤ちゃんの歯にフッ素を塗ることのメリット・デメリットやいつから塗るべきなのか、費用はどのくらいなのかを小児歯科の専門家がお答えしているページです。

皆さん、こんにちは!歯科情報サイト「どくらぼ」でございます! 本日は

赤ちゃんの歯にフッ素は塗るべき??

をテーマにお送り致します。 アナタはこんなことでお悩みではありませんか?

・赤ちゃんの虫歯予防に歯にフッ素を塗りたいけれど、「フッ素推奨派」と「非推奨派」がいて、どうすべきか困る。

・フッ素を塗るとしたら、いつ頃からどの程度の頻度で塗ればいいかわからない。

・フッ素を塗るのは高いの??

もし、こんなことでお悩みならば、今回の記事は特にオススメです! 小児歯科で長年、様々な子供を見てきた、歯科衛生士の方にフッ素塗布について、詳しい話を伺ってきましたので、わかりやすくまとめます!

赤ちゃんの歯にフッ素を塗る上でママが知っていたほうがいい常識

フッ素を塗るかどうかは、個人で決定できます。ぜったいに塗るべきか?と言われると、メリット・デメリットを知った上で、親のみなさんに決定して頂きたいと思います。

フッ素を塗るとカラダに悪影響が出るってホント??

まずは結論から

フッ素を塗ったらカラダに悪影響があるというのは、誤った認識

フッ素を塗ると、将来虫歯になりにくいというのは本当ですし、塗ったら何か問題があるわけでもありません。フッ素を推奨しない方の多くは、フッ素の間違った情報に不安を覚えておられるようです。

しかし、ある時期、フッ素症が問題になったことがありました。多くの人が思っておられるフッ素症は長期間飲料水に含まれているフッ素を大量に取り入れた過去の事例のことです。

1900年代初期、アメリカのコロラド州の山岳地帯の集落で歯に褐色の斑点が生じる例が報告され、調べると氷晶石に含まれるフッ化物が川に溶け込み、その水を飲み続けることにより、歯に褐色の斑点が生じることが判明した。

昔は、井戸水も使っていましたし、水道水にフッ素が含まれている場合があり、それを長期間にわたって摂取した結果、歯が茶と白のしま模様になることがあります。しかし、今の日本で歯のフッ素症になるほどの水道水はありませんし、氷晶石から出るフッ化物が多く入る井戸水も使っていないのでその点は安心できますね。

赤ちゃんが、歯医者さんで使用するフッ素で何か症状が出ることはある??

まずは、結論から

歯医者さんで徹底的に量を管理されているフッ素で中毒が出ることはまずない。

もちろん、フッ素も一つの薬ですので間違った使い方をすれば副作用が出ることもあります。歯に塗るものなのに大量に食べたり飲んだりするなら、危険なのですぐに対処が必要ですが、中毒になるほどの量を飲むことはまずありません。

さらに致死量となると赤ちゃんや子どもが、そして大人でも一気に体に取り込むことはほぼ不可能です。歯医者さんで塗るフッ素は歯科衛生士や歯科医師の管理のもと、量を十分に調整していますので、赤ちゃんがフッ素を飲み込んでしまったり、フッ素を含んだ綿球をそのまま飲み込んでもほとんど影響はありません。さらに自宅で使うフッ素はすべてを一気に摂取しても影響がないように工夫されていますので、その点も安心です。

フッ素を実際に歯に塗ってみよう!

フッ素を塗ることで、歯の表面を強くすることができます。虫歯菌が発生する酸へ対抗できる歯の表面にしてくれます。フッ素を塗ることで歯を強くし、虫歯になりにくくなるので不安がなければぜひ、歯医者さんでも自宅でも取り入れてほしいですね。

赤ちゃん、乳児、幼児がフッ素を塗るベストタイミングとは?

ベストタイミング

歯が生えてきた頃フッ素によって塗る時期やタイミングは変わりますが、歯が生えてきたタイミングで塗りだすと、歯の表面をより強くすることができます。できるだけ生えてきてすぐに塗ると効果が高いので、子どものうちにフッ素を塗ると虫歯を効果的に防ぐことができます。

自宅で塗るフッ素は毎日でも全く問題ありませんが、歯医者さんで塗るフッ素は種類によってタイミングが変わります。その歯医者さんによって使うフッ素も違うので指示も変わります。最近では塗るタイミングを厳守するよりも長期的に続けることに重きがおかれていて、検診の時にフッ素を塗ることにしている歯医者さんも多いようです。

フッ素を塗るのは、高いってホント??

一回1000円程度。お住まいの地域次第では無料で行っていることも値段も歯医者さんが決めるのでまちまちですが、最も安くて“無料”というのも経験したことがあります。検診に定期的に来ることを大切にしてもらうかわりにフッ素をサービスするという取り組みでした。1回でフッ素だけで1000円かかるという病院もあるので、地域の歯医者さんをいくつか調べてみると良いかもしれませんね。

また、お住まいの地域によっては行政が無料でフッ素塗布を実施しているところもあります。

まとめ:フッ素塗布で虫歯予防は可能。しかし、油断は禁物

今や多くの歯医者さんがフッ素塗布に賛成をしております。フッ素を塗れば虫歯が予防できることは間違いありません。しかし、フッ素塗布をしたからといって、どんな時もお子さんにジュースを与えていては虫歯になります。大切なことは、しっかりとした日々の食事と生活習慣です。

大切な我が子の歯を守れるのは、アナタしかいません。同様に子供も頼れるのは、アナタしかいません。かと言って気を張らず、わからないことは今日のように自分で調べたり、歯医者さんと相談をしてみてください。誰もが必ずアナタの味方になってくれます。

長くなりましたが、以上になります。 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。どくらぼ編集部がお送り致しました。

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