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「歯医者さんは、歯を削り、抜く仕事」この文章の誤りに気がつくか否かで今後の人生が大きく変わる。

2016年12月01日 16時31分
歯医者さんは、アナタの歯を抜こう抜こうとしている悪魔のような存在・・・。と思っている方が多いかもしれません。しかし、実はその逆なんです。今回はむし歯の最適な治療についてご説明いたします。

「歯医者さんは、歯を削り、抜く仕事」この文章の誤りに気がつくか否かで今後の人生が大きく変わる。

前回、むし歯の痛みの段階についてお話を致しました。

歯が痛い時に歯医者さんに行くのは大きな間違い

今回は、むし歯の治療についてのお話を致します。

 

前回のお話

むし歯の痛みには段階がある。むし歯の痛みは

歯がしみる→浮く→激痛→歯茎が腫れる

この順番を辿るが、多くの方がむし歯を軽視し、いざ歯医者さんに駆け込む時は既に手遅れということが多い。

だからこそ、「歯がしみるな」「少し痛むな」という段階で歯科医院に行くのが良いというお話でした。

 

今回は、前回の内容を踏まえ、むし歯の治療についてのお話を致します。

 

歯医者さんの仕事は歯を抜かないこと

私達が歯医者さんに持っているイメージは

歯医者さん=歯を抜く人

というイメージです。

歯医者さんに行くと歯を抜かれると恐怖を感じている方は多い MDH

 

しかし、実際はその逆です。歯科医の仕事はいかにアナタの歯を抜かずに守るかということなのです。今回は、むし歯についての説明の延長として歯を抜かない歯医者さんが今の主流ということをお伝えいたします。

 

できるだけ歯を抜かない削らないが今の主流

むし歯になり、放置し続けると非常に苦しい激痛に襲われることになります。そう思うと早く痛みから開放されたいから歯を抜いて欲しいと考える方もいます。実際に歯科医師は、「むし歯が痛いから早く抜いて」と頼まれることもあります。

原因であるむし歯を抜けば症状が良くなると考えるのかもしれませんが、この考えは大きく間違えています。歯をできるだけ残すという考えが現在の歯科治療の基本的な考えなのです。

歯を抜かずに守ることが歯科医師の仕事 Quality dental care

 

歯が一本抜けるだけで全部の歯がダメになる

むし歯で歯を抜いてしまいたいという気持ちは十分わかります。しかし、歯を抜いてしまうとその後さらに苦しい運命が待っているのです。歯が一本抜けているだけで、歯全体が不健康になるのです。近年歯と全身の健康の繋がりも解明されており「歯の不健康=カラダ全体の不健康」へと繋がるのです。

そんな、大げさな・・・と思うかもしれませんが、私達は食べる以外にも歯を使うのです。例えば、無意識に歯を噛みしめることがあります。(これはクレンチングといいます)この時に1センチあたり、20キロの重さがかかっています。この重さが実は馬鹿にならないのです。

パソコンを使用している時、大半の方が噛み締めている。今、噛み締めているのでは? TUITUI

 

歯は1日に4分しか接しない。しかし、2時間以上も接してしまう人も

通常、食事以外では上下の歯は接していません。すこし間が空いているのが普通です。歯が接するのは1日に平均して4分だと言われています。

しかし、ストレスの多い現代人は、クレンチングの癖がある方が非常にたくさんいます。クレンチングの癖がある方は1日に2時間もの間歯を噛み締めていることがあるのです。

本来なら、クレンチングの癖があるとしても歯が揃っているので力が分散するのですが、歯がないことで、力はその他の歯に集中することになります。しかし、実際には力はうまく分散されないので、生き残っている歯も支えきれずに徐々に倒れてきます。

抜けた歯をそのままにすることで他の歯が一気にダメになる。インプラント講座

 

歯が一本無いだけで、他の歯はボロボロとなくなっていきます。だからこそ、むし歯だからと言って、安易に歯を抜いてはいけないのです。

 

むし歯は早期治療が良いけれど・・・むし歯になると完治はほぼ無い。

ここまで、一貫して

歯を抜いてはいけない。だからこそむし歯の初期症状である、しみるといった状況で我慢せずに歯医者さんに行くことが大切ということを伝えてきました。しかし、むし歯というものは一度なってしまったら、完全に治すのは非常に難しいのです。

むし歯を削り、詰め物を入れたとしてもそれが完全でなければ治療のやり直しを行わなくてはいけません。事実、治療したと思っていた詰め物の下にはむし歯菌がウヨウヨいることもよくある話です。

詰め物と歯との間に隙間ができ、そこから虫歯になる。詰め物を外すと・・・

 

中は虫歯だらけになっています。(あるパーク歯科・矯正歯科)

 

治療したはずのむし歯がある日突然痛み、歯医者さんに行ったら詰め物の下がむし歯だらけだったというのは、こういった事情があるのです。

 

銀歯には限界がある。銀歯の下は特にむし歯が多い

保険適応の金属はむし歯が再発しやすいとされています。その大きな理由の1つに金属劣化があります。金属というものは力が加わることでカタチがかわります。人は1日に何度も咀嚼を行いますので、そのたびに金属に力が加わり、カタチが少しずつ変化します。また、かみ合わせグセのある人はさらに力が加わります。

詰め物や、被せ物の金属に力が加わり、変形することで歯と金属の間に隙間ができあがります。

金属は変形し、劣化する(styleitaliano )

私たちにとって、わずかな隙間でもむし歯菌にとっては大きな穴になる。鶴田歯科

 

むし歯にならないために、予防の考えは大切。

むし歯は再発しやすいものです。特に金属は劣化しやすいので再発の可能性が高いです。そう考えた時に、むし歯にならない予防歯科の考えは非常に大切です。そもそもむし歯にならなければ良いという発想です。

日本には、まだまだ予防歯科という考えが染み付いていませんが、今後むし歯を事前に防ぐこの考え方が歯科医療の中心になっていきます。

また、すでにむし歯になってしまい、処置を行わなければいけない方に、私は保険の金属ではない治療をおすすめします。セラミックなど陶器での治療です

歯の審美性ばかりが注目されるセラミックだが、本質はアナタの歯を守ってくれる点にある。

 

セラミックの歯はモデルのためではない、むし歯で悩んでいる方にこそおすすめしたい

セラミックの歯と聞くと、大半の方が真っ白な歯を想像されると思います。

  • セラミックはモデルや芸能人が歯を白くするためにやるもの
  • 歯科治療というよりは美容整形に近いもの
  • 一般人がやるものではない

こういったイメージが一般的なセラミックの歯への考えです。

しかし、セラミックの審美性という特徴は二の次だと私は考えています。

セラミックで、いちばん大切なこと、それはむし歯の再治療を防ぐことができる点にあります。

むし歯の一般的な治療サイクルは

むし歯になる→詰め物→再発→被せ物→再発→根管治療(根の治療)→再発→抜歯

というサイクルになります。

早い人で40歳でこのサイクルで抜歯になる。この負のサイクルを止める必要がある。RVTUCKER

 

再治療を繰り返し度に、歯は削られ抜歯へと近づきます。だからこそ、再治療=二次むし歯を防ぐことが何よりも大切なのです。

再治療の大きな原因が金属劣化による、むし歯菌の侵入なので、その原因を経つための方法として、セラミックという考えをおすすめします。自分の歯を長く維持するために再治療の可能性が少ない素材を選び、きちんと予防処置を行い、修復のサイクルをすこしでも遅らせることで歯を失うリスクを最小限に留めることができるのです。

セラミックの利点をざっとあげると以下のようなものになります

  • セラミックは金属なので変形がない
  • セラミックは金属よりも歯とくっつきやすくむし歯菌が侵入しにくい
  • 細菌の原因であるプラークがつきにくい

など、むし歯の再治療を防ぐ要素がセラミックには、多々あります。

利点の多いセラミック。ただし、難点も。dentist kent blog

 

セラミックは値段が高いのが難点。

セラミックの唯一にして、最大の難点が値段です。

詰め物で3〜8万

被せ物で5〜10万程度します。

この費用を再治療の頻度と踏まえ、どう見るかです。

ちなみに、歯を失った時の処置としてインプラントなどが現在主流ではありますが、インプラントは1度行うので40万、それ以降のメンテナンスにも費用がかかります。

また、入れ歯は噛む力が2割程度になり、他の歯が劣化してしまいます。

むし歯になった、初期の段階で比較的値段の安いセラミックの詰め物などを検討しながらむし歯の治療計画を歯科医と一緒に練っていくことがなによりも大切です。また、歯科医のいいなりになるだけではなく、自分もしっかりとむし歯とむし歯の治療に関しての知識を身に着けていくことがなによりも大切です。

目の前のお金だけで、判断するのではなく、総合的に自分の歯を長い目でみて判断し、治療計画を練ることがなによりも大切です。歯科医はアナタの歯を抜こうとしている的ではなく、アナタの歯を守ってくださる味方です。歯科医としっかりと相談し、少しでも歯が長持ちすることを願っています。

 

今回は、以上になります。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!

 

健康は情報が命

現在、SNSやインターネットで過去には比較できない多くの情報を手にすることが出来るようになりました。そうした、情報の中で一番必要な情報が私達のカラダを守る健康に関する情報です。健康の最新研究は科学の発展とともにどんどん進んでいき、過去に常識とされていたことは、今では非常識とされていることも多々あります。

しかし、そうした情報は一部の方が握っており、中々私達の手元に入ってくるまでに時間がかかるのです。だからこそ、情報感度を高く持つことが大切になります。

ただ、情報感度を高くもてと言っても何をしたら良いのかわからないと思います。だからこそ、既に情報感度の高い方と友達になり、情報を伝えてもらことが大切なのです。私も全国の医療関係者や食品関係者、流通関係者などとネットワークを構築し、情報の収集に努めています。

今日からでも遅くありませんので、健康に関する情報をこうした医療情報サイトや、私のような情報発信者から集めてみてはいかがでしょうか。

 

医療従事者の方向けに弊社のPR

また、医療従事者や健康にまつわることを職にしている方々は、そうした情報を世の中の多くの方に発信していただきたいと思っています。今、私達はみなさまプロからの現場の情報を欲しています。しかし、中々そうした情報発信を行っている方はいません。そうしたプロの情報発信が信頼獲得につながり、職の幅を広げると考えています。弊社では、そうした方々へのホームページの作成のコツや他社との効果的な比較方法などのサービスも行っておりますので、是非お気軽にご相談下さい。全国どこへでもお伺いさせていただきます。

ご相談はこちら(弊社HPのお問い合わせページである、歯科ラボに繋がります)

「どくらぼを読んで、相談をしたい」と添えていただければ対応いたします。

 

私は元々カラダについて無知の人間でした。しかし、いつのまにかこの世界に浸っており、日々勉強させていただいております。この業界について素人だったからこそ世の中と皆様の架け橋になれると 思い、情報を発信しております。今後とも、何卒よろしくお願い致します。

今回は最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

世の中の多くの方に健康情報が届けばと考えておりますので、是非お気軽に友だち申請して下さい!内田 雄介フェイスブックページ

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それでは、また来週の投稿をお楽しみにしていてください。

 

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