赤ちゃんの歯が生え始めると食生活が大きく変化する。
赤ちゃんは歯が生え始めてくると、今までおっぱいだけでよかった食事にさまざまな離乳食が加わり、おやつやジュースなどもどんどんとるようになり、食生活がぐんと変わります。親にとっては歯がちょこんと生えてきた時の嬉しさはたまらないかもしれませんね。
赤ちゃんの歯は舌の前歯から生えてくる!
4ヶ月〜半年くらいで、下の前歯2本、上の前歯2本が生えます。1歳半ごろになると、上下の前歯は合計8本になります。そしてここで、奥歯が生えてきて、3歳頃までには上下で20本の歯が生え揃います。
歯の生えるタイミングは人それぞれ
赤ちゃんの歯が生えるタイミングはあくまでも目安です。かなり個人差があるため、1歳を過ぎてもまだ下の歯がちょこっと生えているだけという場合も。
奥歯が生えるタイミングも1歳までに生える赤ちゃんから、2歳ごろまで前歯だけという赤ちゃんもいます。
3歳までにある程度歯が生えてきていれば心配いらない。
3歳頃までにある程度歯が生えてきていればそれほど心配する必要はありません。例えば、同じ年齢の子どもで身長が高い子と低い子がいる場合でも、身長がのびるタイミングが違うだけだと思えますよね。それと同じで、歯が生えてくるタイミングも赤ちゃん一人一人によって少しずつ違うのです。
中々赤ちゃんの歯が生えてこないと心配な時は早めの確認も大切
それでも、赤ちゃんの歯が全然生えてこなくて心配という場合は、早めに歯医者さんで確認しておくことも大切です。歯が将来生えてくるかどうかは歯茎を触って確かめたり、レントゲン写真で確かめることができます。
ただ、レントゲン写真は赤ちゃんが一人で部屋に入れないことや、どうしても顔を動かしてしまって正確な情報にならないことからほとんどの病院では行ないません。
歯が生えるタイミングが遅くとも、心配しなくて大丈夫
赤ちゃんの歯が生えてくるタイミングが遅くても、大きな影響はありません。親の皆さんもどっしりとかまえて、赤ちゃんの成長を見守ってあげることができます。
ただし、度を超えたおしゃぶりには注意が必要。
遅くなる原因として、個人差以外には度が過ぎた指しゃぶりがあります。生えてこようとする歯を指や噛んでいるものでずっと押しっぱなしになっていると、歯が生えるのが遅れる可能性があります。柔らかめの歯がためや、おしゃぶりで歯が生えてくるのをスムーズにすることができるかもしれません。
赤ちゃんの歯のケアはどうすればいい??
歯がちょこんと生えてきた時には、どのようにケアすれば良いのか分からないかもしれません。ほとんどが歯茎なので、大人用の歯ブラシでごしごしと磨くと歯茎まで傷つけてしまうかもしれません。
できるだけ歯茎を傷つけないように清潔なガーゼや乳歯用のゴム素材の歯ブラシなどで優しく食べかすや汚れを拭ってあげることができます。
歯ブラシを早めに慣らせておくのも大切
歯が生え始める時からお口に歯ブラシを入れることによって、大きくなってきた時に仕上げ磨きを行いやすくなります。特に1歳半頃に奥歯が生え始めた時には、虫歯になる確率がぐんとあがりますし、虫歯のもととなるジュースやお菓子を口にする機会も増えます。毎日お口を清潔にする習慣を確率できれば最高ですね。
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