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知覚過敏の予防に効果的な意外と知られていない4つの方法。

2014年06月09日 11時54分
このページは、歯科衛生士さんの指導のもと、知覚過敏の簡単な予防方法をまとめてあるページです。知覚過敏にゴシゴシ磨きは厳禁です!

皆さん、こんにちは!歯にまつわる情報を毎日お届けしている「どくらぼ」でございます! 本日は

知覚過敏の予防方法

をテーマにお送り致します。

アナタは喉がカラカラで、美味しい冷たいものを思い切り食べたり飲んだりしたいのに、歯がキーーンッとしみてしまって、泣く泣く我慢をした経験はありませんか? 歯がしみることが日常茶飯事なので、どうにか痛くない方の歯で食事をしているなどの不便を感じていませんか?

その不便、今日限りで解消しましょう!本日は歯科衛生士さん直伝の歯をキーンッとしみさせる原因の“知覚過敏”の予防方法をまとめたので、お伝え致します。 知覚過敏の正しい予防方法をみにつけ、歯がしみることのない、快適な生活を手に入れましょう!

では、どうぞお読み下さい。

知覚過敏で痛い部分をゴシゴシとしっかり磨くのは、実は逆効果!?正しいブラッシング方法教えます

知覚過敏の予防対策として、知っておくべきことがいくつかありますが、その中でも特に大切な『歯磨きの正しい仕方』についてお教え致します。

歯が痛い、シミるからといって、その部分をゴシゴシと丁寧に磨くことはじつは逆効果になります。むしろ、自己流で力一杯磨いている内に、知覚過敏が進行してしまう場合があります。これは、ゴシゴシと丁寧に磨き過ぎることで、歯ブラシによって歯の表面が削れてきてしまうためです。

特に歯と歯茎の境目は、歯の表面の硬いエナメル質が薄いため、他の部分より削れやすいのです。このため痛みがでてきます。 大事なことは、しっかりと歯磨きをすることです。鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く歯ブラシを動かしていくのがポイントです。 歯ブラシをしっかり握り、力一杯磨く方がよく磨けていると思いがちですが、実際は同じ所ばかりに強く当たっていたり、磨き残しが出てきてしまうことがあります。

ご自分に合った歯磨きの仕方を歯科医院で教えてもらうことで、より適切で効率の良い磨き方がわかります。また、歯の磨き方以外にも、多くの方が勘違いしていることが、『歯磨き粉の量』です。闇雲にたくさん歯磨き粉をつければ良いというものではありませんので、次の章でしっかりとみていきましょう。

歯磨き粉をタップリとつけて歯を磨くことは、知覚過敏の原因を作ってしまう!?

知覚過敏の予防として、歯磨き粉を上記の写真の用にたっぷりとつけて歯を磨く行為は間違えています。歯磨き粉を大量につけることで、口の中が泡一杯になって歯を磨いた気になってしまいますが、歯を傷つける要因になってしまいます。

というのも、歯磨き粉の中には研磨剤が入っているものがありますので、このタイプの歯磨き粉をたっぷりつけて、強く磨く癖がついていると、歯の表面のエナメル質が傷つくことがあるのです。そうすると象牙質が出てきて、痛みがでてきます。  

歯磨き粉は真珠大くらいで十分なので、つけすぎないようにしましょう。 歯磨きと歯磨き粉は、以上の2つを注意してみてください。もし、思い当たるフシがある場合は、さっそく改善してみてくださいね!

あと、2つの知覚過敏予防方法があるのですが、そのうちの1つがアナタと非常に関係が深いものかもしれません。日常の生活の中で知らず知らずのうちに溜まっていってしまう、ストレス。そのストレスが知覚過敏と関係があることをご存知でしたか? 次の章では、ストレスを含めた咬み合わせと知覚過敏について、お伝えしていきます。

知らず知らずのあいだに、多くの人が無意識に歯にダメージを与えている!?

知覚過敏を予防するにあたって、歯の噛み合わせは、避けて通れません。世の中の多くの人が知らず知らずの間に噛み合わせが悪くなっていることがあります。それは、虫歯が原因かもしれませんし、親知らずが原因かもしれません。特に近年増えている原因は“ストレス”による噛み合わせのズレです。

ストレスによって、歯ぎしりを行ったり、いつも歯を食いしばってしまっている状態だと噛み合わせのバランスが崩れてしまいます。かみ合わせがずれると、歯がすり減り、歯と歯茎の間が欠けてしまったりします。そして、それが原因となり知覚過敏を引き起こします。

歯がシミる時に、噛み合わせに違和感を覚えたらすぐに歯医者さんに診てもらうようにしてください。ストレスによる食いしばりなどは自分で気がつかないこともありますので、定期的に(3ヶ月に一度程度)歯科検診を受けることも大切です。

次の章で最後になりますが、アナタが健康のためと思って口にしていたものが、実はアナタの歯を溶かし、知覚過敏を招いているかもしれません。 そんな、“酸”に関するお話です。では、次の章にまいります。

健康になるものが、じつは歯を溶かし、知覚過敏を招いている!?

知覚過敏を予防するにあたって、食生活も改善する必要性があります。特に、カラダによいとされているものの摂り過ぎは歯を溶かしてしまうこともありますので、注意が必要です。特に、このエナメル質は酸に弱く、溶けやすい性質があります。もう少し詳しく説明していきます。

歯の表面を覆う、歯を白く見せているエナメル質は体の中で最も固い組織なのですが、酸に弱い特性があります。そのため酸性の食べ物、飲み物をとりすぎると、エナメル質が溶けてしまうこともあるのです。最近、黒酢やクエン酸などが入った食べ物や飲み物を健康のためにとる方が増えていますが、とりすぎると歯が溶けてくる可能性があります。それに炭酸飲料、スポーツドリンク、野菜ジュース、ワインなども酸性です。 この図などは、歯が溶けるものをわかりやすくまとめてあります。左に行けば行くほどエナメル質が溶けやすいです。 また、特に寝ている間は唾液の量が少なくなりますので、寝る前に酸性のものを飲むとダメージを受けやすいのです。酸性のものをとりすぎないようにすることも知覚過敏を予防する一つの手段ということを覚えておいて下さい。

自分では気が付かなかった習慣によって知覚過敏になっていることもありますので、 ここで挙げた事とご自分のやっている事とを比較しながらチェックしてみて下さいね。

最後にまとめ

知覚過敏の予防は、

  1. ゴシゴシ歯磨きをやめて、鉛筆を持つように軽く磨く
  2. 研磨剤の入っている歯磨き粉はたっぷりつけない
  3. 噛み合わせが原因で歯が弱っているかもしれない
  4. 酸性のものを控える

歯がキーンッとしみてしまうと、気持ちががっくりとしてしまいますよね。しかし、歯がしみるということには、必ず原因があります。そして、その原因さえ追求できれば知覚過敏を治すことができます。 まずは、上記の方法で予防を行ってみてください。もっと早く治したい!という方は歯医者さんに相談してみてくださいね!

アナタの知覚過敏が少しでもよくなることを願っています。以上でございます。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。どくらぼ編集部内田がお送り致しました。

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