こんにちは、ライターのオヒョイです!
みなさんは睡眠時、歯ぎしりをしていることはありませんか?
私は、自分では気づいていないのですが家族に歯ぎしりをしていると注意を受けます。 この無意識でやってしまう歯ぎしり、実はとても危険なようです。
今回は、歯ぎしりの脅威ベスト3をお伝えします。
歯ぎしりは睡眠時ブラキシズムという病気
睡眠時に行っている歯ぎしりは、正確には3つに分かれます。
・歯を擦りあわす歯ぎしり
・歯をカチカチをぶつけ合う歯ぎしり
・音がしない食いしばり
この3つは、睡眠医学では睡眠時ブラキシズムという病気とされています。
歯ぎしりの脅威ベスト3
第3位 歯ぎしりで虫歯や知覚過敏に!歯ぎしりで代表的なものは、歯をゴリゴリと擦り合わす歯ぎしりではないでしょうか?
この歯ぎしりで、虫歯や知覚過敏が発症する恐れがあります。
歯をすり合わせる行為は、歯のエナメル質を破壊します。
エナメル質は、歯を虫歯菌や外的刺激から守る役割をしています。
そのエナメル質を失った歯は、エナメル質より柔らかい象牙質が表面に出ている状態になるので虫歯の進行が急激に進みます。
また外的刺激にも弱いため、知覚過敏の症状も出ます。
歯ぎしりを放置していると症状はますます悪化するので、歯ぎしりに気づいた時は歯科医院で歯の状態を調べたほうがよいでしょう。
第2位 歯をカチカチぶつける歯ぎしりで歯が割れる!歯ぎしりは、60㎏もの力が奥歯にかかっています。
毎日60㎏の力で歯をカチカチぶつけていると、歯にヒビが入ったり歯の根が割れる恐れがあります。
歯が割れてしまうとほとんどの場合、抜歯をすることになります。
歯が割れないにしても、ヒビが入った状態を長期放置していると、歯髄炎を引き起こして神経を抜くということにもなりかねません。歯をカチカチと鳴らす歯ぎしりには注意が必要です。
第1位 食いしばりによる全身の痛み!
食いしばりは他の歯ぎしりとは違い、寝ている間に音が出ないので自分も周りも気が付きにくいのが難点です。
ストレスや疲れにより、無意識で歯を食いしばっている人は多いと思います。 この食いしばる行為は、全身の筋肉が寝ている間ずっと緊張している状態をつくります。
筋肉の緊張により、頭痛・腰痛・視力低下・耳鳴り・めまいなど様々な症状が発症する恐れがあります。
睡眠で疲れを取るどころか、より疲れを蓄積させているのです。
寝ても疲れが取れない人や、寝ると余計に肩こ凝りや頭痛を感じる人は食いしばりを行っている可能性が高いです。早めに歯科医院で相談されてみてください。
歯ぎしりを予防するマウスピース(ナイトガード)
寝ている間の歯ぎしりは無意識で行っているので、自分の意思で改善するのは困難です。 歯ぎしり改善には、マウスピースの使用をオススメします。
寝る前に、プラスチック製のマウスピースを装着し、歯ぎしりから歯を保護したり歯へかかる圧力を軽減します。 マウスピースは、歯科医院で自分の歯に合わせて作成する事もできますし、お手軽に通販などでも購入ができます。
おわりに
いかがでしたか?
歯ぎしりが体に及ぼす影響の大きさを感じて頂けたでしょうか?
寝ている間の自分の状態は、自分自身で確認できないのが余計に怖いですよね。
この記事で思い当たる症状があれば、早めに専門医へ相談されてみてください。