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お子さんの歯を大切にしたいなら、お母さんの歯をまず守りましょう。

2017年03月01日 10時20分
お子さんの歯を大切にしたいという願いは母親ならば誰もが持っている願いです。しかし、だからこそまずはお母さん、アナタの歯を守らないといけないのです。

お子さんの歯を大切にしたいなら、お母さんの歯をまず守りましょう。

悲しい話があります。

ある、1人のお子さんがまだ小さいお母さんの話です。

このお母さんは、中々子供が出来ず苦労してやっとお子さんを授かりました。

やっと授かった大切な子供だからこそ、育児には人一倍気を使っていました。育児の中でも特にお子さんの歯には気をつけて、子供がむし歯にならないように徹底してケアをしていたそうです。

甘いものをダラダラと食べさせることは避け、毎晩お子さんと一緒に歯磨きの歌を歌いながら歯磨きが好きになってくれるように一緒に歯を磨いていました。

お子さんが歯磨きを終えた後は、膝枕で仕上げ磨きをしてあげた仲睦まじい親子でした。

仕上げ磨きはいつもお母さんと一緒に。

 

幼稚園で、悲しいことが起こった

そんなお子さんの歯に異変が起こります。幼稚園で行われた歯科検診での出来事でした。幼稚園の先生からお母さんは呼び出され

「この前の歯科検診でむし歯が4本見つかりました。子供の歯は大切なのでママがしっかりとお家でケアをしてあげてください」

と言われてしまったのです。

 

お母さんは肩を落とし、私の何がいけなかったのだろう・・・。自分が歯で苦労してきたからこそ、子供には苦労させたくなかったから気をつけてきたのに・・・。と落ち込んでしまったのです。

 

むし歯と遺伝とDNA

日本の予防歯科の第一人者、熊谷先生によると、歯の病気は遺伝によって左右されるといいます。つまり、いくらお母さんが頑張ってもDNAによって左右される一面があるので、お母さんの頑張りだけでは限界があるということなのです。

日本でいちばん有名な歯医者さん 熊谷先生(CASES)

 

熊谷先生によると、歯の病気の中でも特にむし歯と歯周病と歯並びは遺伝的な影響が多いと言います。

 

唾液も遺伝される

そもそもむし歯は口の中の細菌が歯にくっつき、作られます。

歯の表面にバイオフィルムという細菌の塊がくっつき、むし歯を引き起こす 南浦歯科

 

この細菌が歯の表面にくっつきやすいか、くっつきにくいかが、唾液の成分によって異なるのです

私達の唾液の中には糖タンパク質(ペリクル)が含まれており、この性状は人によって異なります。この性状の差によって、細菌が歯にくっつきやすい、くっつきにくいが決まってくるのです。

歯の表面をペリクルが覆っていると外敵からの刺激を守ってくれます。特に歯の表面のエナメル質の保護を強化してくれるのです。

このペリクルの成分は遺伝的に引き継がれます。つまり、お母さんが生まれ付きむし歯になりやすかったら、お子さんもむし歯になりやすくなる可能性があるのです。

ちなみに、歯並びも遺伝的な影響を受けることがわかっています。

遺伝する歯並び

歯並びは遺伝します。特に下顎の形状遺伝は歯に大きな影響を与えます。下顎の骨が頭蓋骨に対して大きい(猪木さんのようなイメージ)場合は噛み合わせがおかしくなり、歯に細菌が溜まりやすく歯の病気の原因をつくるなど歯のとってマイナスの影響を与えます。

この顎の形状は遺伝によるものです。

八重歯や歯がガタガタの叢生(そうせい)という歯並びは影響しにくいとされています

 

お子さんの歯を大切にしたいなら、お母さんのむし歯菌調査をしましょう

冒頭のお母さんですが、まずお母さんが歯医者さんに行くことからはじめました。お子さんの歯を守りたい親御さんはまず自分自身の歯を守ることが大切です。

私達は誰でも、生まれた瞬間にむし歯になって生まれて来ません。つまり、生まれた瞬間にむし歯菌をもって生まれてくる赤ちゃんはいないのです。赤ちゃんの口の中の細菌は赤ちゃんが生まれてから数日のうちに赤ちゃんの口から身体の中に入り込むのです。一般的に母子感染と言われるものがこれにあたります。

しかし、母子感染を恐れているとお子さんとのスキンシップがとれなくなります。菌から赤ちゃんを完全に隔離することは不可能です。お母さんが母子感染を避け、お子さんとスキンシップをしなくなると、次にお子さんと多く接している人からお子さんは感染します。つまり、父子感染や祖父感染、祖母感染もあるのです。

このように考えると、避けるべきは、感染ではありません。大切なことはなぜむし歯になりやすいのかという原因を解明して、対策を練ることです。

冒頭のお母さんは、自らのむし歯菌を調査し、コントロールすることでむし歯から自分を守りました。また、むし歯になりやすいお子さんに対しても予防処置を行うことでむし歯の再発を防ぐことに成功したのです。

 

では、ここでお子さんを虫歯にさせないようにするために知っておいたほうがよいポイントをまとめてみます。

 

お子さんをむし歯にさせないための重要ポイント

1.お母さん自らもむし歯予防を行うこと

お子さんだけのケアではなく、お母さん自身のむし歯予防が大切です。なぜむし歯になってしまうのかを知っているのといないのとでは大きな違いです。むし歯予防の知識を身に着けましょう。

 

2.歯が生え始めたら定期的にフッ素塗布

乳歯は生後6ヶ月頃から生え始めます。生えたばかりの頃はまだ歯の質が弱いため、歯科医院で高濃度のフッ素を塗って歯を強化しておくとより安心です。

 

3.フッ素入り歯磨き粉でブラッシング

歯が生えたら、フッ素入りの歯磨き粉で歯を強化していきましょう。

<最初の乳歯が生えたら>

赤ちゃん用の歯ブラシで磨けると一番いいのですが、難しい場合はガーゼや綿棒などでぬぐうだけでもかまいません。寝ている間に唾液が減り、自浄作用が落ちますので、夜寝る前に1日1回きれいにしてあげると良いでしょう。

<1歳頃>

この頃までには歯ブラシを使って一本一本磨いてあげるのが理想です。子供用のフッ素入り歯磨き粉を使って磨いてあげましょう。磨いた後は口をぬぐってあげると良いでしょう。

<1歳半〜3歳>

1日に1回でよいので、寝る前にフッ素入り歯磨き粉で磨きましょう。

<3歳〜6歳>

1日に2回、朝と夜にフッ素入り歯磨き粉で磨きましょう。

<6歳〜12歳>

1日に2回、朝と夜にフッ素入り歯磨き粉で磨きましょう。永久歯への交換が始まる時期で、歯が凸凹になりがちで磨きにくいため、すみずみまで歯ブラシを当てるように気をつけて磨きましょう。

 

4.フロスも忘れずに

歯と歯の間は虫歯がなりやすい場所のひとつです。歯と歯がくっついている場合、前歯は1歳半頃になったら、奥歯は3歳頃からデンタルフロスを使ってきれいにしてあげましょう。

 

5.10歳頃までは仕上げ磨きを

小学生にもなると、自分できちんと磨けていると思うかもしれませんが、永久歯と乳歯が混在している状態では、まだまだすみずみまで磨くのは難しいものです。せめて10歳頃までは仕上げ磨きをしてあげるとより安心です。

 

6.永久歯が生え始めたらシーラントを

6歳臼歯(第一大臼歯)の生えている途中や生えたばかりの頃は咬む面の溝に歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすいため、あらかじめ溝を材料で埋めて虫歯を予防しておくのがオススメです。この方法をシーラントといいます。

溝を塞ぐ、シーラント。さかの歯科

 

7.おやつの食べ方に注意

まだ胃が小さくて一度にたくさん食べられないお子さんは、食事の間のおやつも大切な食事の一つです。おやつの食べ方、内容に気をつけることで虫歯になるリスクを減らすことができます。虫歯になりやすい食べ物としては、飴、キャラメル、グミ、ジュース、スポーツドリンクなどがあげられます。つまり、口の中に長く糖分がとどまるおやつはなるべく避けるほうがよいでしょう。

 

8.キシリトールの活用

キシリトールのタブレットやガムを摂ることにより、虫歯にかかりにくい環境を整えることができます。1日に3回タブレットかガムを摂るようにすると良いでしょう。

・キシリトールの有効性

セルフケアでできることとして、キシリトールを活用するとより虫歯の予防効果が高まります。キシリトールとは自然界に存在する甘味炭水化物の一種で、虫歯の原因にならないだけでなく、虫歯の発生を防ぐことで知られています。

キシリトールには次のような効果があります。

・虫歯の原因となる酸を作らない

・虫歯菌であるミュータンス菌の増殖を防ぐ

・歯垢の量を減らし、くっつきにくくする

・唾液の分泌を促し、口の中の自浄作用を高める

・歯が溶けることを防ぎ、歯の再石灰化を促進させる

■キシリトール製品の選び方

キシリトールは口の中に長くとどまることで効果を発揮します。それゆえにキシリトールの効果が期待できるお菓子としてはガムかタブレット(錠)ということになります。それ以外、例えばジュースやビスケットなどにキシリトールが入ってたとしても、口の中に長くとどまらないので効果は期待できません。また、キシリトール製品を買う際にはキシリトールが高濃度に入っていること(50%以上)、「シュガーレス」の表示があること、もしくは糖類が0%であることを確認しましょう。

■キシリトール製品の効果的な摂り方

虫歯になりやすい人は特に、1日3回、3ヶ月以上、キシリトールのガムやタブレットを摂取することで虫歯予防の効果が高まります。赤ちゃんへの虫歯菌をうつさないためには歯の生える3ヶ月前くらい前(生後3ヶ月頃)から周囲の人たちがキシリトールを摂取するとよいと言われています。

 

見えないものを防ぐことは中々難しい

お子さんのむし歯予防などは中々目に見えにくく、頑張ることが難しいですよね。いくら歯磨きを頑張ったとしても目に見えないところの遺伝子の部分などに問題があるとなると、防ぐのは中々困難です。

しかし、歯科の場合は問題が見えるようになってきてからではもう遅いのです。お子さんの歯がむし歯という見える症状として出てきたら、もうそれは一生治りません。むし歯というのは生涯完治しない病なのです。

だからこそ、見えないものに対して防ぐことが大切です。予防は「あらかじめ(予め)」「ふせぐ(防ぐ)」と書きます。問題が見えるようになるその前に防ぐことでお子さんの人生そのものが大きく変わるということをしっかりと知っておいていただきたいです。お子さんとアナタの歯を歯医者さんと一緒に守っていきましょう!

 

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