オリエント工業さんの作る歯科ロボットはこんなにもスゴイ!
オリエント工業ファンの皆さん、こんにちわ。どくらぼ編集部です。
今回は、世界の最先端を行く、日本のオリエント工業さんが作成した「歯科ロボット」をご紹介したいと思います!
ロボットや人形やマネキンが苦手な方はトラウマになるかもしれませんので、ご注意下さい!### オリエント工業が参入する前の歯科ロボットは可愛くなかった!
オリエント工業さんが今や参入するようになった、歯科練習用ロボットプロジェクトすべては、昭和大学歯学部教授のこの一言から始まりました。
「医療現場では失敗は禁物,しかし失敗して初めて学べることも多い」このジレンマを乗り越えるため、学生が失敗をしても大きな問題にならない歯科訓練用のロボットの開発が始まりました。しかし、開発したこの写真のロボット「昭和花子」は気味が悪すぎました・・・
もちろん、「昭和花子」も当時としては、非常に画期的なものでした。まぶたや眼球、あご、首などの動きが調節でき、痛みを感じる治療を行うとセンサーが反応し 「痛いです」と言って首を振るなどの機能が盛り込まれていました。しかも、器具をのど奥までいれると、嘔吐反応までするとか・・・昭和大学歯学部、本気です・・・
しかし、学生にとって昭和花子は、あくまで“ロボット”。ロボットを使用し治療の練習をする学生たちはイマイチ気持ちが入らなかったと言います。もっとより、リアルなロボットを作るためにどうすればいいのか・・・。
そんな時に白羽の矢がたったのが、ラブドール作成において右に出る会社はいない、オリエント工業だったのです。
オリエント工業が参入し、歯科ロボットは進化を遂げた
オリエント工業さんに求められたのは、圧倒的なリアリティ。 昭和花子のような「これぞロボット」ではなく、感情移入ができる本物のようなロボットでした。
そんな当時の逸話をご紹介致します。 以下は、昭和大学さんの引用です。
“実は、一号機を作る前の10年以上前から、オリエント工業と接触しています。その当時から造形に関しては、プロの手を借りるしかないと考えていました。顔なんてどうでもいいといって作ると、心理的な影響が違ってきます。ドクターや学生の心理的な臨場感、「がんばってやるぞ」とか「ちょっとのミスもゆるされない」といった、生体と同じような緊張感を持って、練習できるかとうのは非常に大きなファクターなんです。緊張感を持って練習して、失敗しても良いと思っています。ロボットですから。”
つまり、リアリティが増すことで、心理的な思いが変わってくるということです。だからこそ、究極のリアリティをもとめオリエント工業さんが立ち上がりました。
オリエント工業さんが手がけた「昭和花子2号」では、皮膚を塩化ビニルからシリコンに変更し、よりリアルな人間の再現に成功しています。また、オリエント工業さんの得意とする口腔粘膜の再現、舌と頬粘膜を一体型とするなど、新たな技術を取り入れ、改良に成功しました。
オリエント工業の力を借りた歯科ロボットがこれだ!
オリエント工業さん、本気です・・・。
やっぱり安定のオリエント工業さん。
オリエント工業さんが参入し、歯科ロボットは大きく進化しました。こうした、歯科と最先端技術の組み合わせは、非常におもしろい化学反応を起こします。 より、リアルなロボットができたことで、日本の歯科の技術が大きく進化したことは間違いありません。
オリエント工業さんは、ラブドールという強みから日本の医療までをも変えたスゴイ会社だったのです。
オリエント工業さんのHPはこちら。18禁になっておりますのでご注意下さい。