横山歯科診療所

横山歯科診療所では丁寧で親切な診療を行なっております。

はじめまして。私ども横山歯科診療所は中野区で約半世紀前から親子2代にわたり地域の皆様と共に歩んでまいりました。横山歯科診療所と他のクリニックとの違いを申し上げるならば、親子2代にわたる女性歯科医師だということにあると考えています。スタッフも全員女性ですからどんな小さなことでも親身に対応し、少しでも不安を取り除けるような対応を心掛けております。患者さんの中には、母の代から変わらず来院されている方や2代目、3代目の方もいらっしゃいます。長年この地で続けてきた実績と信頼関係は、手前味噌ではありますが自信をもって皆様にお伝えできると思っております。

長年歯科という仕事を行なっていく中で、「予防」の大切さを実感しております。痛くなってから行く“歯医者さん”では時に手遅れな場合もあります。そうしたことを防ぐために、未然に痛みを防ぐことが何よりも大切なのです。

では、歯の痛みの原因はなんでしょうか？

歯は骨ではありません。人体にあるカルシウムは９９％が骨に含まれています。歯は外側からエナメル質、次が象牙質、その内側が歯髄（しずい）となっています。この歯髄は歯へ栄養分を運ぶルートであり、神経と血管が通っています。例えば、熱いお茶を飲んだ際に舌は「熱い！」と反応しますが、歯髄は「痛い！」と知覚します。熱い、冷たいといった知覚は全て「痛み」としか受取りません。そのため、健康な歯でも「しみる！」という知覚になるのです。

また、歯の痛みには３種類の痛みがあります。

まず、１つ目の痛み。「象牙質の痛み」

１本の歯の大部分を占める象牙質。人体で最も硬質でありながら、その内部は象牙細管という空洞があります。この象牙質の痛みは２、３秒の「チクっ」という鋭利なもの。実は熱刺激や甘い辛いという刺激、直接歯にぶつかることで発生する痛みなどが、全て「痛み」と知覚します。象牙質の「痛み」の原因の多くは、治療後数年経った詰め物が外れたり、歯が削れたり、エナメル質が溶けてしまったことなどに、歯の内側の歯髄の痛みが加わって発生することがほとんどです。


次の２つ目の痛み「歯周ポケットの痛み」

歯髄の痛みは耐えられない歯は常温で生きているため、細菌に感染されやすく、それが炎症を引き起こす原因となります。虫歯が歯髄に達する場合は、歯髄を守る象牙質がありませんので、直接神経に触るため痛みは激痛です。特に患者の多い歯周病は、歯と歯茎の間のくぼみ（歯肉溝＝しにくこう）が通常１～２㎜程なのに対し、３㎜以上に深くなることで、ポケット状になります。これを歯周ポケットといい、専門医の治療が必要になります。


そして、最後に、「歯の根元の痛み」

歯の軽い噛み合わせだけで、強烈な痛みになるのが根尖性歯周炎（こんせんせいししゅうえん）です。文字通り歯の根元の炎症で、これはあごの骨が痛むので、象牙質や歯髄とは異なるのが分かります。恐ろしいのは顔全体が腫れ上がり、発熱や悪寒が続く症状です。

このように歯の痛みは様々な刺激に敏感なことを意味しています。ですから、ちょっとしたことでも我慢せず、歯科医師に診てもらうのが大事なのです。また、こうした痛みが出る前に日常的に歯科検診を行う、クリーニングを行うなどの習慣を身につけることで痛みが起こらない丈夫な歯を手に入れることができます。



また、こうした予防以外に、横山歯科診療所では矯正治療にも力をいれております。横山歯科診療所の院長、横山が小学校の校医を務める中で、子供たちの虫歯の数と反比例して歯並びの悪さが急速に目立つようになったと感じています。歯並びが悪いことで起こりうるたくさんのデメリットやリスクを、矯正治療で劇的に減らすことができます。そのために横山歯科診療所では、子供の歯並びの早期治療に力を入れています。


横山歯科診療所は決して大きな診療所ではありませんが、子供から大人まであらゆる世代の皆様のお口の中の健康維持と、患者さん１人ひとりのホームドクターとしての役割を果たすことに全力を注いております
。お子さんのお口に不安のある方や、ご自身のお口の中の健康相談をされたい方など、遠慮なくお問い合わせください。いつでもスタッフ一同心より、お待ちしております。

横山歯科診療所へのアクセス：東京都中野区中野2-16-26