親子4世代で通える、大森のアットホームで地元に根づいている久保歯科医院
久保歯科医院山王インプラントセンターはJR大森駅西口から徒歩10分ほど歩くと見えてきます。
大森は少し高級なイメージもあるかと思いますが下町的な人情深いところもあり、とても住みやすい町です。
色々な世代の方が住んでいるため、当院も幅広い年齢層の患者さまがいらっしゃいます。
保育園の園医や小学校の校医を務めていて、年に一回小学校で歯科予防についての講義もしています。
子供も、知らない歯医者さんより学校で見たことのある歯医者さんへは行きやすいのか、
下校の途中で立ち寄ってくれる小学生もいます。
小さなお子さんが多く訪れる一方で、
院長は大学時代に入れ歯に関わる分野の補綴科だったこともあり、90歳前後のご高齢の方も来院されます。
最近では、総義歯の治療に加え、インプラント治療も得意としています。
人間の体の中になるべく異物を入れたくないという考えだったので、あまり積極的に取り入れていなかったのですが、
長い付き合いの患者さまがインプラントをされ、「なんでも噛めるようになり、体全体が元気になった」と仰ったのをきっかけに、
最近ではインプラントに取り組むようになりました。
総義歯では噛めるものは限定され、自分の歯で噛んでいる感覚はインプラントの方があります。ただ将来寝たきりになってしまったり自分でメンテナンスが出来なくなった時のことを考え、入れ歯に移行できるインプラント治療方法を取り入れるなど先を見越した治療を心がけています。
また、インプラント治療を行う上で「歯科用CT」が非常に大切になります。
【インプラントにおいてCTが大切な理由】
今回はインプラントの際にCTを撮影することについて、その理由を説明いたします。まずCTについてですが、CT (Computed Tomography)はX線により、撮影した部位を断層画像 (スライス状態)で観察できるものです。ではインプラントの際に撮影する理由ですが、これはインプラントを顎の骨に埋めることと関係があります。
歯科領域において、インプラントは上顎、もしくは下顎に打ちます。このとき重要なのが
①骨の量が十分にあることと
②インプラントを打つ予定の近くに膿んでいる歯がないかです。
もう少し詳しく解説していきましょう。
①骨の量が十分あることとはどういうことでしょうか。これを上顎の場合と下顎の場合に分けてお話します。
まず上顎の場合について。
上顎には上顎洞(あるいは副鼻腔)と言って、ほっぺた付近の位置に鼻と繋がる空洞があります。奥歯の位置は上顎洞と距離が近くなるため、インプラントを打つとインプラントが上顎洞へ突き抜ける危険性があります。ここの顎の骨の量は個人差があり、厚みが十分にあってインプラントをやっても平気な人もいれば、薄くて突き抜ける可能性が高い人もいます。インプラントにより突き抜けてしまうと、上顎洞炎という、上顎洞の炎症(名前の通りですね)が起こってしまう危険があります。症状は副鼻腔炎になったことがある方はわかるかもしれませんが、鼻水が出たり、頭が重い感じがしたりしてきます。もし突き抜けてしまったら撤去しなければならず後々厄介です。十分骨の厚みがあるかを確認しこのリスクを避けるために上顎のインプラントを考える際はCT撮影を行います。
次に下顎の場合について。
下顎に対する考え方も基本的には上顎と同じです。インプラントが刺激してはいけないものがあるから、それを観察するためにCT撮影が必要となります。それは何かというと、下顎管とよばれる神経や血管が走る管との距離であったり、舌動脈とよばれる舌に近い位置の動脈です。ここでも顎の骨の量が十分になければ、当然こういった神経や血管を傷つけてしまう恐れがあります。そうならないように、事前にCT撮影を行い、神経や血管と十分距離があるか、この向きにインプラントを打って舌動脈を傷つけないか、などを細かく考慮する必要があるのです。
また②についてですが、これは状況としてインプラントを打つ予定の位置の前後の歯が歯周病にかかっていたり、あるいは神経を抜いた歯があって、その根の先が膿んだりして、感染の温床が残っているシチェーションです。普通はそういった感染のリスクは除外してからインプラントをするのが望ましいですが、時には早く噛めるようになりたいなどの患者さんの要望に合わせた治療をせざるを得ないことも往々にしてあります。そう言ったときに、極力リスクを減らすためにCT撮影が重要になってきます。
膿んでいる部位にインプラントが差し掛かると、ほぼ必ずそのインプラントも感染し、痛みを伴うようになります。そして何十万とお金をかけて打ったインプラントも、結局除去しないといけない、なんていう馬鹿らしい結果になりかねません。
まとめになりますが、インプラントにおけるCT撮影の目的は大まかにいうとリスクを回避する目的で行います。撮影して骨の量が明らかに足りなければ、次の一手として、骨を足す手術も検討しなければなりません。患者さんが、そこまでしてインプラントはしたくない、とお考えの方であれば、インプラントをやめて入れ歯やブリッジなど他の選択肢に変えないといけない状況も十分生まれます。
治療の選択肢を十分に考えるためにもインプラントにおけるCT撮影は重要です。インプラントの際はほぼ必須ですが、まずは歯を失ってこういったことで悩まないためにも、定期的な歯科検診をしていきましょう。
お子さまからご年配の方一人ひとりと長いお付き合い、一生のお付き合いにしたいと願いながら、地域に根ざした診療をおこなっています。どうぞご家族で久保歯科医院山王インプラントセンターへお越しください。
久保亜紀夫 先生
略歴 |
昭和59年 南フロリダ大学留学 昭和61年 昭和大学歯学部卒業 昭和大学第三補綴科入局 平成6年 久保歯科医院 山王インプラントセンター開業 |
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所属団体 |
久保歯科医院 山王インプラントセンターの久保 亜紀夫先生から一言
こんにちは、久保歯科医院山王インプラントセンター院長の久保亜紀夫です。
突然ですが、私は“おばあちゃん子”でした。
中学の頃に祖母が合わない入れ歯で苦労していたのをみて、
「おばあちゃんに良い入れ歯を作ってあげたい」と思ったのを覚えています。
将来を考えた際に医師であった両親からは同じ道を望まれていたため、
医学部と歯学部を両方受験し、両方合格もしていましたが、
悩んだ結果、歯を通して患者さんの一生の健康に関わっていきたいと思い、歯科医師の道を選びました。
歯科医師の仕事はとても楽しく、新しい技術が次々に出てくるので、
その進歩についていくため休みの日でも講習会を受けたり、いくつものスタディーグループに入り情報交換をしています。
大変な事は多いですが、お子さんの成長を感じながら診ていくのは楽しいですし、
ご高齢の方が治療によって元気に食べることができて、明るくなっていく様子をみると、この職に就いて本当に良かったと感じます。
アットホームな街の歯医者さん、久保歯科医院山王インプラントセンターでお待ちしております。
久保歯科医院山王インプラントセンターの特徴は、先端治療から予防まで歯にまつわる幅広い診療を行っていることです。歯の治療は治療方法が1つでは無い場合が多々あります。インプラントがいいのか、入れ歯がいいのか、ブリッジがいいのかなど多くの選択肢の中最善の治療を選ぶ必要があります。最善を選ぶには、まずは最善の選択肢の提示が大切という意味でも多くの知識を持つ久保歯科医院さんのような歯医者さんはオススメです。 |
久保歯科医院 山王インプラントセンターへのアクセス:東京都大田区山王3丁目15-22
久保歯科医院 山王インプラントセンターへのお問い合わせ電話番号はこちら
電話番号 | 03-5709-1182 |
診療時間
月 水 金 火 :9:30 〜 13:00 14:00 〜 20:00
土 :9:30 〜 13:00 14:00 〜 17:30
休診日
木、日、祝祭日
診療時間
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