倉本歯科医院

確かな技術で地域に貢献し続けてきた、実力派ドクター

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ここでは、歯を失った時の選択肢として近年多く耳にする「インプラント」の実情について教えいたします。

【インプラントの価値とはどのような点にあるか】

歯を失った時一番身近に行われている方法はブリッジか義歯（入れ歯）です。歯がなくなった場所や本数によって治療の内容は異なりますが、少なくとも保険を使って比較的安価で入れることができます。ただどちらもメリットとデメリットがありその両方を自分なりに納得した上で治療法を選ばなければいけません。
こういったケースの場合、費用について問題がなければ治療法はもっと幅が拡がります。失った歯の代わりに人工の歯をまるでそこに歯があったかのように作ってしまうインプラントはごく一般的なものになりその需要はどんどん増えています。インプラントに二の足を踏んでいる人の多くはその費用の高さがネックとなっていることがほとんどです。そこでインプラントをすることの意義や意味を解説していきます。インプラントかとブリッジや義歯を迷っている人に是非参考にしていただきたいと思っています。

Check　1　インプラントとブリッジや入れ歯はどう違うのか
保険が適用されるブリッジや義歯の最大のメリットは安価で入れられることにあります。ブリッジは違和感がありませんが隣接する歯を土台にするために大きく削らなければいけません。入れ歯は歯を削らなくてもいい代わりに違和感がとても強く着脱して清掃するのはとても面倒です。インプラントは人工の歯根を顎に埋め込み歯があったときのような機能を取り戻せて違和感もなく隣接する歯へのダメージもほとんどありません。ただし外科手術による治療であるため制限があり術後のメンテナンスによって寿命が違ってきます。

Check　2　インプラントにかかる費用と期間
インプラントは保険が適用されません。そのため１本あたりの金額が高額になります。一般的には埋め込み費用+アバットメント（被せるための土台部分）+上部構造（被せもの）の費用がトータルでかかり、1本あたり30万～40万円くらいが相場と言われています。ただインプラントをするにあたって顎の骨の状態や神経の位置などを調べるためのレントゲン撮影やCT検査などが必要ですがこちらも保険が適用されませんので医院によっては別途2万円程度かかります。

Check　3　なぜインプラントかいいのか
高額な費用を払ってインプラントをする人が増えているのは生涯自分の歯で食べることへの執着の現れともいえます。自分の歯で美味しく食べたいという欲求や入れ歯を入れることに対する抵抗の気持ち、削らなくてもいい歯を削ることによる新たな不安要素を抱えたくない、そんな気持ちと高額な費用を天秤にかけて最終的にインプラントを決断されるようです。違和感のない快適な毎日を手にするための高い授業料だと考える人も少なくないのです。もちろんどんな治療でも100％ではないことは忘れずに。

このように考えるとインプラントはメリットが多い治療だと言うことができます。しかし、大切なことはそれでもあくまで治療の選択肢の１つに過ぎないという点を忘れてはいけないことです。患者さんが噛める喜びを感じられることが何よりも大切ですので、まず大切なことは歯を失わないようにすること、そして次に大切なことが失いそうな歯をいかにもちこたえさせるかということです。

歯を失うことを前提に考えず、まずは歯を失わないためにどういったことが出来るのかが大切です。

今、歯を失いそうな方、将来的に歯を失いたくない方は是非私どもにご相談下さい。
どういった状況でもしっかりとお話をお聞きし、最適な選択肢を提示させていただきます。

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