ご自身の車と歯、どちらを大切にしていますか?
わかまつ歯科のページをご覧いただき、誠にありがとうございます。アナタはもちろん、「歯が大切」ということをご存知だと思います。しかし、振り返ってみると実際に歯を大切にしていますか?歯を大切にしていると考えていても実際は歯磨きを行う程度で歯に対する知識には無頓着なのが現状ではないでしょうか。髪型や車に比べると、歯の重要度は実は非常に低いのではないでしょうか。歯は人体の中で唯一再生の効かない組織であり、一度失ってしまえばもう戻ることはありません。いつまでも健康だと思っていて、歯のことを疎かにすると40代から急に歯の調子が悪くなり、ボロボロと抜け落ち、そのまま入れ歯生活が始まってしまうことも十分考えられます。痛くなったら治療すればいい、歯が抜けたら入れ歯をすればいいという考えは時代遅れです。歳を重ねても健康でいたいならば、まずは歯のメンテナンスを行うべきです。そのために、生涯付き合える、アナタが信頼できる歯医者さんを探すことが大切なのです。
当院ではFotosan Blueというレーザーを用いて歯周病を始めとする細菌の治療を行なっています。この治療法を光殺菌治療と言います。
では、この光殺菌治療とはどのようなものなのでしょうか。
■歯科における、「光殺菌治療」とはどのようなもので、どんな効果があるのでしょうか?
光殺菌治療とは、細菌に感染した歯に光感受性物質を注入して、光を照射する治療法です。LAD治療とも呼ばれ、活性酸素を発生させて殺菌を行うことで、健康な歯や歯肉を取り戻します。従来の治療法は、薬(抗生物質)を使用したり、レーザーによって殺菌してきました。しかし、光殺菌治療は身体に優しい治療方法として近年増加してきています。光殺菌治療とは、どういった治療ができ、どのような特徴があるのでしょうか。
●どんな治療ができるのか
光殺菌治療は細菌による様々な治療に有効です。例えば、光殺菌治療によって下記のような症状、治療に貢献しています。通常の治療に加えて、光殺菌治療を行うことで、従来の治療法では対応できなかった細菌を死滅させます。感染の再発を防ぐ治療法として注目されています。
・感染根管治療
・歯周病(歯槽膿漏)
・インプラント周囲炎
・歯周病健診
・インプラント健診
・矯正治療
●光殺菌治療の特徴
今までは細菌除去が不確実であったり、副作用の問題がありましたが、光殺菌治療はそのような問題を解決するための治療法です。
歯石の削片や見えない細菌などが歯周病再発の原因になっていましたが、光殺菌治療は細菌の100%に近い死滅を目指しています。
そして、今までの治療法と異なる特徴が3つあります。
・耐性菌をつくらない
薬を使った治療ではないため、光殺菌治療は耐性菌をつくりません。
・耐性菌にも効く
光感受性ジェルはあらゆる細菌の細胞壁や細胞膜に浸透します。そのため、光殺菌治療ではすでに耐性化した細菌も殺菌可能です。
・痛み、副作用がない
光殺菌治療は患部に光感受性ジェルを注入し、LED照射を行うだけで治療中に痛みを伴いません。
また、副作用もありませんので繰り返し治療に利用できます。
●光殺菌治療の手順
光殺菌治療は1~4の手順に沿って治療が進められます。
1.感染源の除去
通常の治療を行います。口の中を綺麗にして、歯石など感染源を除去していきます。
2.光感受性ジェルの注入
光感受性ジェルを、歯、歯周ポケット、粘膜に注入します。
そして、ジェルが細菌の細胞壁や膜に浸透していきます。
3.光殺菌
数秒間光を照射することで、光感受性ジェルが活性酸素を発生します。
そして活性酸素が細菌を破壊して、殺菌します。
4.洗浄
光感受性ジェルや死滅した細菌を洗い流します。
●まとめ
・全ての細菌に高い効果があります
・治療の痛みが全くありません。
・副作用が無く、体に優しい治療です。
・何回治療しても、耐性菌歯はできません
光殺菌治療は、痛みはなく、多少の熱や振動を感じるだけです。そして、ジェルに少し甘い味がありますが、治療に不快感はありません。抗生物質を使用した治療には、耐性菌や副作用の問題がありました。また、レーザー治療の場合、重度の歯周病であっても、手術をせずに治療をしていました。その痛みがどうしても我慢できないという人もいましたが、光殺菌治療が高い技術と痛みのない治療を実現しています。まだ新しい治療であるため、まずは歯科医に相談して詳しい治療法を確認しましょう。
わかまつ歯科では、このようなレーザー治療だけではなく、患者さんのお口やおカラダの状況に合わせて様々な治療方法をご用意しています。患者様と向き合い、患者様の未来を考えた治療を行なっております。いつでも最良の治療をご提供できるように準備をしておりますので、一度ご相談にいらしてください。スタッフ一同心よりお待ちしております。
福田輝幸 先生
略歴 |
2001年 昭和大学卒業 2008年 わかまつ歯科開院 アストラテックインプラントインストラクター POIインプラントマイスター |
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所属団体 |
日本口腔インプラント学会 |
わかまつ歯科の福田 輝幸先生から一言
はじめまして。院長の福田輝幸と申します。日本人の歯の健康状態は各先進国と比較しても水準がかなり低いです。例えば歯の健康先進国スウェーデンは80歳でも90%以上の方が自分の歯で噛めています。それに比べ日本人の80代は自分の歯が7~8本の方が大多数です。「歯が残っている」ということはただ、「噛める」ということだけではないです。歳を重ねても、いつまでも健康で元気に明るく生きていられるということに直結してきます。これからの日本人の人生の質を握っているのは間違いなく「歯」です。歯を健康にし、人生の生活の質を上げていくことが何よりも大切なのです。そのために、私達は歯を「残す」ことに注力しております。例えば、他院では抜歯という選択しか与えられなかった歯周病でも、再生療法をおこなうことで抜かずに済むこともあります。安易に歯を抜くという選択肢を取らずに、最後まで歯を残す方法を患者様よりも親身に考え、ご提案させて頂きます。今かけているお悩みをサポートするお力添えをさせてください。
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