50名以上のドクターが勤務する巨大グループ歯科医院
パール歯科医院のページをご覧いただき、誠にありがとうございます。ここでは医院紹介に代わり、こどもの虫歯の防ぎ方についてお伝えいたします。
《こどもの虫歯は虫歯になりやすい!!》
こどもの歯、特に乳歯は虫歯になりやすい性質を持っています。乳歯は永久歯に比べ、エナメル質(歯の一番外側の層)が薄く、柔らかいため、虫歯の酸にすぐに溶かされてしまいます。また、神経までの距離も近いため、虫歯が出来ると、あっという間に神経を取らないとならなくなってしまうこともあります。そのような大きな虫歯が出来てしまうと、後から生えてくる永久歯にも悪影響を及ぼします。また、六歳臼歯など、生えたばかりの永久歯は、幼弱永久歯とも呼ばれ、大人の歯とは違い、まだまだ未熟で虫歯になりやすい状態です。
《こどもの虫歯を防ぐために何が出来るのか?》
「こども」といっても年齢に応じて必要なことは異なります。
年代別に、歯磨きの方法、虫歯予防を考えて見ましょう。
■ 0歳
歯磨き:歯が生え始めてきたら、歯磨きの練習を始めましょう。始めは、大人の指をお口の中に入れさせてくれるようにな練習から。清潔なガーゼを人差し指に巻きつけて、離乳食の後などに歯を拭くような感じにしてあげましょう。上下4本ずつくらい歯が生えてきたら、子供用の毛先の柔らかい歯ブラシを使って歯を磨いてあげるようにしましょう。
予防:水分補給はお水、お茶をメインにしましょう。また、甘い飲み物(ジュース、清涼飲料水)を哺乳瓶で飲ませるのも避けましょう。また、虫歯は感染症です。大人から虫歯菌が感染しないよう、食器具などの共有を避けたり、ご家族(特に母親)の虫歯菌が少ない状態に出来るようにしましょう。
歯科:歯科医院デビューはまだ少し早いですね。ですが、お口の中に異常を感じられるときは、小児歯科を取り扱っている歯科医院を受診してみましょう。また、この頃までに、ご家族の虫歯治療なども完了させておくと、ご家族からの虫歯菌の感染リスクも下げることが出来ます。
■ 1歳~2歳
歯磨き:仕上げ磨きの習慣を付けましょう。本人が大人の真似をして自分でも歯磨きに興味が出てくる子もいます。歯磨きを嫌がる子には、大人が見本を見せてあげたり、アニメや好きなキャラクターの歯ブラシなどで歯磨きに興味を持てるようにしてみましょう。必ず毎日、仕上げ磨きをしてから寝るような習慣を付けてください。
予防:毎日の歯磨きに加えて、自宅でのフッ素塗布をしてみましょう。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯になりにくく硬い歯を作る手助けをしてくれます。歯磨きの後に、低濃度のフッ素(薬局や歯科医院で購入が可能です)を歯に塗ってあげましょう。また、出来るようであれば、仕上げ磨きの際、フロスなども使用し隙間の汚れを取ってあげましょう。また、虫歯菌の感染リスクが最も高いのは1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間といわれています。食器類の共有を避ける、ご家族の虫歯治療などを積極的に行ってください。
歯科:1歳半ごろから、歯科医院でのフッ素塗布も行えるようになります。最初は嫌がるかと思いますが、お母さんの通院に同行したり、少しずつ歯医者さんに慣れておくと良い時期です。
自宅と歯科医院での予防を行うことでお子様の虫歯を防ぐことが出来ます。お子様の歯はもちろんのこと、ご自身の歯が気になっている方は是非当院でご相談下さい。
川村鉄平 先生
略歴 | |
---|---|
所属団体 |
パール歯科医院の川村 鉄平先生から一言
パール歯科医院、院長の川村鉄平と申します。
医院紹介の箇所で0~2歳までの虫歯の防ぎ方についてお話しましたので、それ以上の年齢の虫歯の予防法についてお話致します。
■3歳~6歳
歯磨き:自分での歯磨きの後に、必ず仕上げ磨きをしましょう。六歳臼歯が生え始めたら特に注意して磨いてあげてください。
予防:引き続き自宅でのフッ素塗布や、フッ素入りの歯磨き粉を使用してください。甘いお菓子やジュースが好きなお子様も多いかと思いますが、間食は時間を決めて、だらだら食べ続けないようにしましょう。キシリトール入りのガムやタブレットなども利用すると、虫歯予防の効果があります。
歯科:定期健診を受けましょう。その際に、フッ素塗布や、シーラント(歯の溝を埋めて、虫歯になりにくくする)、歯磨きのチェック等も受けると良いでしょう。
■7歳~10歳
歯磨き:自分自身での歯磨きも丁寧に行えるようにしましょう。仕上げ磨きは必ず行ってください。六歳臼歯や生えたばかりの永久歯、ぐらぐらしている乳歯の周りの歯は特に虫歯になりやすいので注意が必要です。
予防:引き続き同じ内容になりますが、間食には特に注意しましょう。
歯科:定期健診で、歯磨きの練習をして、自分だけでもきちんと歯磨きが出来るようになると良いです。必要に応じて、ぐらついている乳歯の抜歯などを行うこともあります。
■11歳~
六歳臼歯の奥にさらに永久歯がもう1本生えてきます。これで、28本すべての永久歯がそろいます。(親知らずを除く)この頃にはお子さんの自分自身での管理が必要になってきます。
ご自宅では、歯磨きの声かけを行ったりしていただいたり、定期健診にはきちんと行くようにご指導をお願いいたします。
《子供の虫歯予防に大切なこと》
① 自宅での歯磨きの徹底、習慣化
② フッ素や食生活の管理
③ 歯科医院での定期健診、予防処置
この3つを、年齢に応じてきちんと行うことが、こどもの虫歯予防では大切です。親御さんと、歯科医院での連携で、こどもの虫歯しっかりと予防していきましょう!
当院ではお子様の歯の治療は勿論のこと、その他の治療も力をいれております。
インプラント治療・審美歯科・矯正歯科治療など多くの専門家が揃っておりますので、お口に関する様々なことで是非ご相談ください。
パール歯科医院へのアクセス:東京都世田谷区喜多見9丁目2-23
パール歯科医院へのお問い合わせ電話番号はこちら
電話番号 | 03-3430-0055 |
診療時間
休診日