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歯石が黒い場合は歯周病!?知っておきたい6つのこと。

2016年03月15日 14時51分
歯石は白いものだけだと思い込んでいませんか?実は中には黒い歯石も存在するのです。歯周病の兆候とも考えられ、そのまま放置しておくと歯がなくなってしまうことも?!詳しくご説明いたします。

歯石が黒いのですが、これは何故?

歯石や歯垢は白いものと思っている方が多いかもしれませんが、黒い歯石も存在します。黒い歯石は白い歯石がタバコやコーヒーなどで着色されたものもありますが、

多くは「歯周病」の証拠です。

黒い歯石は通常、歯と歯茎の隙間にできた溝のなかに入り混んで付着しているので見えません。黒く見えるのは血液中のヘモグロビンが混ざっているからで、歯茎が腫れて出血するような状態であれば歯周病がかなり進行した状態と言えます。歯石はたくさんの細菌の塊ですので、歯茎をさらに腫らし、歯を支えている土台の骨を溶かして、ついには歯を支えることができなくなってしまいます。お口のなかに黒い歯石を見つけたら危険信号です。

黒い歯石と通常の歯石はどう違う?

歯石には白い歯石と黒い歯石の2種類があります。

通常の白い歯石について

通常の歯石は白っぽい色をしていて、小さい子どもから大人まで全ての人にできます。歯茎の上の見えるところに付着しているので歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)と呼びます。これはプラーク(ネバネバした細菌の塊)が唾液の成分(カルシウムやリン酸)と結合して石のようになったものです。一見歯垢と見分けがつかないかもしれませんが、石灰化していて歯ブラシでは取れないくらい硬くなっています。歯石のついた歯茎は炎症を起こしますので、放っておくと歯周病に進行してしまいます。目に見える場所であることと、付着して間もない歯石は比較的柔らかいので専用の器具や機械を使えば除去しやすいと言えます。

黒い歯石について

一方の黒い歯石は歯周病の人に付着しています。歯と歯茎と間にできた溝(歯周ポケット)の中に付着していることから歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)と呼ばれます。健康な人のポケットは1mmから2mmほどですが歯周病の人はポケットの深さがどんどん深くなっていき歯石が溜まりやすくなります。黒い歯石はとても厄介といえます。歯周ポケットのなかが歯周病菌の温床となり、歯周病を進行させてしまい、最終的には歯を失ってしまうことになります。

歯周ポケットのなかに隠れているため自分では気がつきにくく、目に見えないため除去する場合も手探りで行わなければならないからです。

黒い歯石の除去方法は?

通常は専用の機械や器具を使って除去します。

通常の歯石の場合

一般的なものは超音波スケーラーといって一毎秒25000~40000回の振動で歯石を砕きながら除去し、白い歯石や黒い歯石両方に有効です。ただし、歯周ポケットの中は歯茎を傷つけるので使えません。

黒い歯石の場合

黒い歯石はとても硬いので振動や時間がかかり負担になる場合もあります。その場合は手用スケーラーと併用して行うこともあります。歯周病が進行して歯周ポケットが深くスケーラーでは取れない場合は、外科治療を行わなければなりません。フラップ手術といい、麻酔をかけて歯茎を切開して歯の根元にこびりついている黒い歯石を除去するというものです。

黒い歯石を作らない方法は?

歯石を溜めないようするには日々の生活習慣が大切です。

まずは清潔な歯ブラシを使い、正しいブラッシングを身につけることです。磨き残しが最大の原因と言われますから、一本一本丁寧に汚れを取ることで歯石になるのを防ぐことができます。特に下の前歯の裏側は唾液腺があるため、歯石がつきやすい場所と言えます。鏡を見て歯ブラシの毛先が歯にあたっているか確認しながら磨くといいでしょう。さらに、歯間ブラシやデンタルフロスといった歯ブラシでは落としきれない歯の隙間のための道具を使うことも大切です。

歯科医院での処置について

そして、硬くなってしまった歯石は歯科医院で定期的に検診や除去を行う必要があります。知らないうちに歯周病が進行してしまわないように、1年に1回は検診を受けられることをおすすめします。

まとめ 黒い歯石について知っておくべきこと

黒い歯石がついているということは歯周病という病気であることがわかりましたが、もうひとつ気になるのが「口臭」です。歯周ポケットのなかで歯石という細菌の塊が硫化水素やメチルメルカプタンなどの臭いの元を作り出しているからです。歯石が溜まっていくほど臭いの元が作られ、どんどん口臭が強くなっていきます。歯石は歯磨きでは取れませんので、毎日どんなに磨いても口臭がなくならないという方は歯石が原因かもしれません。自分では気がつきにくいという問題もあります。歯石をとる時の痛みが苦手という方には、歯茎が腫れた状態で歯石を除去すると、歯茎から出血し痛みを強く感じやすいものです。受診する前に歯ブラシやデンタルフロスを使って歯茎の炎症をなくしておくことで出血を抑え、痛みや時間の負担が少なくなります。

最後に黒い歯石について重要な点をおさらいしておきましょう。

  1. 歯石には2種類ある
  2. 血液が混ざって黒く見えている
  3. 黒い歯石は「歯周病」の証拠
  4. 除去するのが大変、手術になるかも
  5. 放置すると歯がなくなる
  6. 黒い歯石は「口臭」の原因かもしれない

いかがでしたか。白い歯石も黒い歯石も歯周病が潜んでいます。特に黒い歯石は見つけたらすぐに歯科医院に 行って除去してもらいましょう。また、見えなくても歯茎の奥に付着しているかもしれません。手遅れにならないように定期的な検診をおすすめいたします。

 

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