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日本の歯科は安い!だが、通院が多くボッタクリと言われてしまう、悲しい誤解の真相

2016年03月18日 14時52分
日本の歯科治療は世界でも稀にみる値段の安さです。しかし、日本人の多くは歯科治療が高いと感じており、何回も通院させられることに関してボッタクリだと考えている人もいます。今回は歯医者さんの治療が複数に及ぶ理由などを解説致します。

「歯医者さんは治療回数を多くしてぼったくっているんじゃないか!?」

 

このような疑問を一度や二度感じたことがあるという方は多いのではないでしょうか。

確かに、歯医者さんへ行くと次々に新たな予約を取らされ、数回~数ヶ月間にわたって通い続けることも珍しくありません。日によっては待ち時間の割に治療時間が短いなど「歯医者は治療費をぼったくっている」と疑いの目を向ける人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、実はこの“ボッタクリ”理論どうやら大きな間違いのようです。むしろ、日本の歯医者さんは世界でもまれに見るほどの格安状態だというのです。果たして、その内情はどのようになっているのでしょうか。どくらぼが歯科関係者に取材をこころみ、歯医者さんの治療費、治療が複数回に渡る真相をお教えいたします。

 

実はボッタクリは勘違い?!アメリカは同じ治療で日本の20倍の値段!

複数回通うのも不満だし、そもそも歯医者さんは高い!とお思いの方も多いでしょう。しかし、日本の歯医者さんと各国の歯医者さんの値段の差をみるとびっくりします。

日本の歯医者さんでは高品質な治療を格安で受けることができ、それは品質値段ともにダントツで世界トップクラスなのです。日本は世界に誇れる医療保険制度に守られているため、患者さんの窓口負担が低価格で抑えられています。根管治療(虫歯による歯の神経、根の治療)一つにとっても、日本の費用は世界的に格安だということがわかります。

日本の歯科治療は世界でトップクラスに安い。しかし、我々はこのことを知らずに歯医者さんはボッタクっていると感じている。

 

 

安い保険治療には、様々な保険のルール・縛りがある。

日本の歯科治療は保険制度に守られているため、非常に安くなっています。しかし、裏を返せば保険には多くのルールがあるからこそ、この安さが成立しているといえます。みんな同じ治療を格安で受けさせるためには、ルールをきっちりと決めねばなりません。そのため、日本の保険の歯科治療には制約が多いです。

皆さんが不満に思っている治療が複数回に及ぶのも、実はそうした制約の1つなのです。

 

歯医者さんは患者から多くの治療費をとるために、何度も通院させてるの?

治療に行く度に、次回の予約をとらされ、一向に治療が終わらない。一回で終わらせてくれればその分、治療費も安く済むはずなのに!なんで、何度も治療をさせるの!?このボッタクリ!!・・・という怒りの声はちょっと待って下さい。

なぜなら、

 

日本の保健制度では、歯科医院は治療を複数回に分けなくてはいけない。

なんと、こんなルールが現在の保険にあったのです。歯科医院はボッタクっているわけではなく、保険で決められた回数や日数を守っていただけだったのです。

例えば、一般的な歯石取りは最低でも2~3回の来院が必要です。

このルールの詳細をもう少し見ていきましょう。

 

保険のルールでは、上下左右全部の歯石取りを1回ですることはできない

保険では口の中を6つのブロック(右上、上前歯、左上、左下、下前歯、右下)に分けます。歯石を取る場合1回で算定で きるのはこの中から3ブロックまでと決められています。ですので、歯石取りだけで最低でも2回はかかるということになります。

また、「歯石取り」は歯石取り単体の治療という算出をすることはできず、「歯肉炎」などの軽い病気の治療という考え方に基づいて行わねばなりません。そのため治療は複数回にまたがざるを得ないのです。

治療の際は下記の用なステップを踏むことがルールになっています。

  1. 歯茎の状態をチェックする
  2. 歯石除去を行う(1回につき3ブロックまで)
  3. 場合によっては歯磨き指導など(歯磨き指導を行った場合は次まで1週間開けなければならないというルールも)
  4. 歯茎の状態再チェック

これらを1回で行うことはできないので、患者さんにとってはただの「歯石取り」でも複数回の治療となってしまうのです。

歯科医院としても一度で処置できればしてあげたいのですが、保険のルールに加え、患者さんの歯の状態が悪いと出血で歯石が見えなくなることもあります。そうなると、歯石を取り逃すことなどもあるので、なくなく状態を見ながら複数回にわけているというのが現状です。

丁寧にやっているからこそ、時間がかかってしまうのです。

歯の状態が悪い患者さんだと、保険のルールに加え、出血もひどく患者さんのカラダの負担や、歯石の取りこぼしも考えられるため治療が複数回になる。(篠田歯科)

 

1回で歯石取りを終える方法はないの?という疑問の声もあるかと思います。歯石取りを1回で終わらせる方法もあります。それは、

 

歯科医院に定期的に通えて歯石が少ない人は一回で終わる可能性が高い

歯科医院に通う習慣が身についている方は、歯科医院側も口の状態がわかっていたり、歯石の状態も柔らかく、出血もすくないので大抵の場合が一回で済むことが多いです。そうした場合はおおよそ3000円程度で済みます。(医院によりばらつきあり)

家の掃除とまったく同じことで、普段から心がけていれば、いざというときに大きな出費や大幅な治療時間の浪費にならないということです。

歯石を1回でとって欲しいと主張する人に限って、普段から歯の手入れをまったくやっていなかったり、ほとんど歯科医院に行くことがないという人が多いのではないでしょうか。

歯科への投資はどんな投資よりも一番効率がいいものです。時間の大切さを心得ている、スポーツ選手やセレブは歯にお金を投資します。これは普段から歯をキレイにすることでパフォーマンス向上や大きな病を防ぐことができるという事を心得ているからです。

 

イチローは歯科医師会のインタビューで1日に5回歯の手入れをすると答えています。オバマさんの歯は我が国の首相と比較しても歯並手入れともに行き届いています。

 

 

では、虫歯の治療で複数回かかるのは、さすがに手抜きのボッタクリ!?

虫歯の治療で待ち時間60分、処置5分などのケースがあるとさすがに、ボッタクリ!?と考えたくなってしまいます。しかし、ここにもカラクリがあるのです。

 

根管治療(虫歯による歯の神経、根の治療)がボッタクリと誤解されやすい代表格。

根管治療は「ぼったくり」「手抜き」と誤解されやすい治療の代表格です。では、なぜそのように思わせてしまうのでしょうか。

 

根管治療は、歯の中にある根管と呼ばれる空洞をきれいにする処置です。

赤い部分が歯の神経、根っこにあたる部分。(コンドウ歯科)

 

 

ここには本来神経や血管が通っています。そこに虫歯の細菌が入り込むと神経や血管が侵されていき、格好の繁殖場所となってしまいます。そこから炎症が起こり痛みが出たり、化膿してしまうことになるのです。

 

そこで根管治療ではこのような感染した根管の中を消毒して無菌にするための処置を行います。治療としては、根管の中に専用の針のような器具を入れ処置をし中に薬を入れて蓋をします。

(いつか歯科医院 )

 

 

根管治療の途中で、治療が5分で終わる場合があるが、それは避けられない。

根管内が完全にきれいになりさらに症状がなくなるまで数日おきに薬を交換する処置を行います。この消毒処置の回数はそれぞれの歯の状態によって異なり、1回2回では済まない場合もあります。中には1年がかりという人もいます。

よく耳にする待ち時間60分:治療5分と言われるのは、たいていこの根管治療(根管貼薬)の場合がほとんどではないでしょうか。なぜならしばらくは根管貼薬処置で薬の交換だけで終わってしまうため短時間で終わってしまうからです。何回も通うことの煩わしさや痛みもないのに何の治療をしているのかわからない、といったことが理由で治療を中止してしまう方も問題になっています。

治療の中断問題は新聞にも。治療を中断してしまうと歯は治らないので根気強く治療に望んでください

 

根管治療は先を急いではいけない処置です。治療回数を減らす目的で急いで根管を封鎖してしまうと後から炎症がぶり返して腫れや痛みが起こることがあるのです。ですから「手を抜いている」「回数を増やしている」と思わずに今はじっくり腰を据えて治療をする時期なのだと考えていただきたいものです。

また、歯科医院にお勤めの歯科医師さんやスタッフの皆さんも患者さんがこうした思いをもっていることを把握し、情報を提示していただけるとありがたいです。双方の協力で日本人の歯を健康にしていきましょう。

 

その他にも歯医者さんの治療回数が複数回に及ぶ理由は様々

  • 抜歯を伴うケースでは、抜歯をした箇所に傷が出来るため、傷がおさまるのを待つ理由から治療が複数回に及んだり時間がかかることがあります。
  • 歯周病では、一朝一夕で治療が済むケースはほとんどなく、様々な検査や処置を行う関係上7~8回の治療回数になってしまいます
  • 人気の歯科医院の場合はそもそも予約がとりにくいので時間の確保が難しく治療内容が短縮され、回数が増えるケースもあります

このようにアナタの歯の状況によって治療回数に差が出てしまいます。

治療回数を抑えたく、治療時間も短くすませたい一番ベストな方法は定期的に歯科医院に通う習慣や普段から歯に関心を持ち虫歯や歯周病とは無縁の生活を心がけることです。

歯医者さんが苦手な方にとっては耳が痛い話かもしれませんが、結局は歯科医院を身近な存在として感じ、かかりつけの歯科医を持つことがアナタのこれからのカラダを健康に保ってくれる一番費用対効果の高い方法なのです。

 

最後のまとめ:歯医者さんはアナタの敵ではなく味方。有効に使って一生健康なカラダを。

虫歯になってしまい根管治療をすると、歯を大きく削る必要があります。削る部分が大きければ大きいほどアナタの歯の寿命は短くなって行きます。また、歯石がを放置し、歯周病が進行すると最終的には歯を失うことに繋がります。

現在歯科医療は凄まじく進化をしていますが、それでも削ってしまった歯や失ってしまった歯を取り戻すことはできません。奇跡の治療ともてはやされたインプラントも自分自身の歯に比べると天と地ほどの差があります。

患者さんはこうしたことを知っておかねばなりませんし、歯科医院は患者さんにこうした話を伝えていかねばなりません。互いに理解がないから、今回のようなボッタクリ理論が出てきてしまうのです。私は国民の歯を守るために精一杯普段から処置をしている歯科医の方が多いということを知っているからこそ歯科関係者も方には頑張って頂きたいです。

患者さんは、治療だけではなく生涯をともにできる歯医者さんを選ぶべきです。腕がよいのは当然ですが、アナタの歯のことを治療後もサポートしてくれるよい歯医者さんい出会えることを心から願っています。

普段から歯科の知識を身に付け、本当に良い歯医者さんは存在しているので、そうした先生と出会ってください。本当に良い歯医者さんは存在しています。今回の記事が少しでも歯科関係者、歯科で悩み患者さんのためになれば嬉しいです。

最後まで、読んでいただき、誠にありがとうございました!!

最後にこのサイトどくらぼのご紹介をさせていただきます。

 

 

全国の歯科関係者の皆様へ歯科サイトどくらぼのご紹介~

私共、どくらぼは歯科医師ライター、歯科衛生士ライター、歯科編集者の協力の下、世の中に歯科の情報を発信しているメディアです。ここの記事では情報発信に力を入れている場になります。

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都内や千葉、神奈川、埼玉の方は無料で情報を掲載させていただくことも可能です。

(ご連絡はこちら)

 

また、私どもはWEBの集客に関して強みを持っております。こちらのサイトも月に60万人の歯科に興味のある方に閲覧されています。私たちはこうしたサイトをゼロから作りました。こうした集客の方法にはコツがあります。適切な情報発信というのが現在のWEBでは欠かせません。しかし、多くのWEBの会社がこうした情報発信をないがしろにしています。

歯科医師のライター、歯科編集者、歯科衛生士ライターが情報を発信しているWEB会社はありません。そうした細かいけれど大切なことが今のインターネットに求められています。

こうした、インターネットのお手伝いもしておりますので、お気軽にご相談ください。

インターネットご相談はこちら(弊社HPのお問い合わせページに繋がります)

どくらぼ運営会社(チームエム)の電話番号は:03-6450-3556こちらです。(土日祝日は休みです。平日の10時~19時の間でお願い致します。)

「どくらぼの記事を読み、ホームページの相談をしたい」と言っていただければ担当のもの(松野さんか安島さんかな)が心地の良い対応を致しますので。

  • ホームページを作りたい
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など様々な依頼にまずは無料でお答え致します。私、内田を指名していただいても構いません。(行けなかったらすいません・・・。)

 

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などを弊社の強みとしております。

僕は歯科関係者でも何でもなかったのですが、多くの歯医者さんのお力添えを頂き、患者さんが何を求めているのか、どういった歯科のコンテンツが今必要とされているのかについて1つの法則にたどり着きました。その法則に従いながら毎回ブログを書いています。そして、その法則は歯科の先生方だったら更に効果的に使うことができます。少しでもお困りのことがあれば、是非ともご相談ください。

 

歯科業界ほど、皆様の努力が世の中に届いていない業界はないのではないかと私は個人的に考えています。私は元々歯科について無知の人間でした。しか し、いつのまにかこの世界に浸っており、日々勉強させていただいております。この業界について素人だったからこそ世の中と皆様の架け橋になれると思い、情報を発信しております。

私の個人的なフェイスブックページも公開しております。毎回ありがたいことに様々な意見など頂いております。友だち申請いつでも受け入れておりますので是非お気軽に。(前回も10名ほど申請をしていただき、ありがとうございました!余裕があればメッセージもお送りさせていただきますので!)

 

まだまだ至らない点、情報が浅い点など多々あると思いますが、これからも何卒弊社メディアをよろしくお願い致します。

本日は最後まで目を通して頂き、誠にありがとうございました。

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