フリーワード

詳細条件

詳細条件を選ぶ

診療内容

サービス内容

歯医者 新着記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

歯科医師が薦める、抜歯後の食事でオススメの料理や食材について。

2016年02月02日 15時45分
抜歯後の食事に気をつけるよう言われるけれど、いったいどんなものを食べるのが良いのでしょうか。そんな疑問について歯科医師の方にお答えいただきました!

歯科医師が薦める、抜歯後の食事でオススメの料理や食材について。

抜歯後はどんな食事やレシピがオススメですか?

抜歯後の痛みは人それぞれです。麻酔が切れた後も普通にお食事が取れる人もいれば、食事が困難な人もいます。痛みのピークは34日と言われているので、

抜いた後34日は刺激の少ない柔らかい物や飲み込みやすい物を食べるように心がけましょう。

栄養が取れないと抜いた傷口の治りも悪くなってしまうので、栄養面も考えつつお食事するといいです。ただし、お食事は麻酔がきれてからでないと舌やほっぺを噛んでしまう恐れがあるので、必ず感覚が戻ってから食べるようにして下さい。

<痛くてお食事どころではない場合>

  • ゼリー
  • プリン
  • ヨーグルト

などから口にするといいかと思います。

<食事が取れそうな場合>

  • おかゆ
  • 雑炊
  • お豆腐

それから野菜を細かく刻んだスープや柔らかめに煮たうどん、そうめんなども食べやすいでしょう。次の日の朝、忙しいようなら野菜や果物をミキサーにかけてスムージーにすれば栄養面の心配もいりませんね。あまりに熱いお食事は血行が良くなり痛みを伴うことがあるので、少し冷ましてから食べるのが理想的です。

<牛乳を飲むのがオススメ>

痛みが辛くてお食事をするのも辛い人は牛乳を飲みましょう。歯科医院で処方される薬は胃から吸収されるため、負担がかかります。空腹で薬を飲むと胃痛を起こしてしまうこともあるので、お食事できない場合は牛乳を飲んでから薬を飲んでくださいね。

抜歯後に避けたほうがいい食べ物はありますか?

抜歯後、歯科医から注意事項を言われると思いますが刺激物、固いもの、アルコール、熱いものは避けた方が良いでしょう。

  • 刺激物お醤油やレモン、スパイス類を使ったお食事は傷口が傷みやすいのである程度抜歯窩が治ってから食べるようにしましょう。
  • 固いものお肉など強く噛まなければならないものは避けた方が良いです。傷口が開いてしまう可能性があります。
  • アルコールアルコール類は血行が良くなり痛みを伴いやすいです。再出血や腫れなどの原因にもなるので数日間は我慢しましょう。

ひき肉などの柔らかい物であればお肉でも食べて大丈夫です。おせんべいやポテトチップスなどのお菓子類も固く、傷口に刺さりやすいので治るまでは我慢した方が良さそうです。

注意するべき点

なるべくお食事は抜いた側の反対側でゆっくり噛んで食べるようにしてください。傷口に食べかすが入っても無理に舌で取ろうとはせずに、優しくうがいをするなどして対応してください。強いうがいや舌で触ると傷口にできた血餅(かさぶたのようなゼリー状のぶよぶよしたもの)が流れてしまうと感染したり、痛みが出てしまいます。そのため熱い物も避けて食べた方が良いでしょう。

いつごろから普通に食事をしていい?

個人差や傷口の治りによりますが、

基本的には12週間したら普通のお食事にして大丈夫です。

痛いからと何も食べない、栄養のない物ばかり食べるのはNGです。栄養や体力で傷口を治しますので、なるべく上記に書いた栄養面も気にしたお食事を取るようにしましょう。量は少なめでもいいので(むしろ少なめが好ましい)1週間くらいは柔らかい物を食べるようにし、傷口が回復して来たら徐々に普通のお食事に戻していきましょう。

抜歯後の食べ方や、注意点

柔らかく煮たうどんやそうめんがオススメと書きましたが、あまりに思いっきりすすって食べると、抜歯窩の上にできた血餅がはがれてしまう可能性があるので、食べる際は強くすすらないように気をつけてください。抜歯窩を早く治してくれる食材もあります。積極的に摂取すると治りも早いので今から紹介します。

牡蠣やアサリを使った料理

牡蠣やアサリには亜鉛が多く含まれているので免疫細胞を活発にしてくれます。牡蠣鍋にしたり、クラムチャウダーにして食べるといいかもしれませんね。ただし、熱すぎるのはNGなので気をつけながら食べてください。

レバー

レバーにはビタミンB群が多く含まれているので貧血予防にも適しています。焼き鳥のようなレバーだと固い物もあるので、なるべく煮込んで柔らかくしてから食べるようにしてください。

まとめ 抜歯後の食事について知っておくべきこと

親知らずを抜こうかなと迷っている人がいるならば若いときに抜いておいた方が良いです。年齢を重ねると治癒能力も衰えてきます。骨の回復や傷口の治りも体力のある若いときの方が早いので、定期的に腫れてしまったり、磨きにくく虫歯になっている、またはなりかけているなどの指示を受けた人は早いうちに抜いてしまいましょう。抜いたところが腫れぼったく、熱がある場合は濡れタオルなどで冷やしましょう。ただし、冷却シートや氷水などで過度に冷やすと血流が悪くなり、治りを遅くしてしまうので気をつけてください。気になることや、痛みが治まらない場合は自己判断せずにすぐにかかりつけの歯科医院に相談しましょう。お大事にしてください。

最後に、抜歯後の食事について重要な点をおさらいしておきましょう。

<痛くて食事どころでない人にオススメの料理>

  • ゼリー
  • プリン
  • ヨーグルト

<食事が取れそうな人にオススメの料理>

  • おかゆ
  • 雑炊
  • お豆腐

<抜歯後にオススメの食材>

  • 牡蠣
  • アサリ
  • レバー

 

「抜歯後 食事」関連記事:

一週間後のあなたのために。抜歯後に注意すべき10のこと。

いつまで続くの!?抜歯後の口臭に有効な5つの対策。

抜歯後の運動はいつから大丈夫?様々な抜歯後べつ、解禁カレンダー。

この記事を気に入ったらいいね!しよう

どくらぼの記事を毎日お届けします!

レポートのカテゴリ一覧

歯科専門ライターによる、歯に関する情報がいっぱい

最も見られているレポート

こんな歯医者は危険!素人でもできるヤブ医者を見分ける9つのコツ

2015年04月09日

1位

世界で禁じられた金属『アマルガム』がアナタの口に入ってます。本当に怖い、銀歯という歯の詰め物。

2015年10月15日

2位

有郭乳頭って何?有郭乳頭の違和感の原因と、対処法について

2015年11月27日

3位

歯茎が痛い理由は8つだけ!今、痛みを止める応急処置と治療法、全まとめ。

2015年03月06日

4位

口の中のほくろは癌の前兆?悪性腫瘍とただのホクロの見分け方

2015年07月21日

5位

歯医者の達人

歯医者さんが本当に薦めたい治療は、保険が効かない。

歯医者さんが本当に薦めたい
治療は、保険が効かない

日本人だけが知らない予防歯科の正しい考え方

日本人だけが知らない
予防歯科の正しい考え方

歯科技術の進化がとまらない

歯科技術の進化が
とまらない

悪い歯医者に騙されてはいけない

悪い歯医者に
騙されてはいけない

緊急QA

  • 噛むと痛い
  • 歯が浮く
  • 歯がしみる
  • 親知らずが痛い
  • 歯が欠けた
  • 歯が抜けた
  • 口内炎を治したい
  • すぐに口臭を抑えたい
  • 歯がグラグラする
  • 詰め物、差し歯がとれた
  • 歯並びを治したい
  • 歯茎から血が出る
  • 歯を綺麗にする
  • 舌が痛い
  • 顎が痛い
  • 唇の様子がおかしい