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抜歯後にタバコを吸ってはいけない3つの理由と、その期間について。

2016年01月19日 14時01分
抜歯後にタバコを吸って良いのでしょうか?歯医者さんにはダメって言われたけど、それを破るとどうなってしまう!?抜歯後のタバコについて、詳しく解説いたします。

抜歯後にタバコを吸っていい?

抜歯後には、タバコを吸ってはいけません。絶対とまでは言いませんが、極力喫煙は控えてください。その理由や弊害について、詳しくご説明いたします!

どうして抜歯後にタバコを吸ってはいけないの?

1、傷口の治りを妨げ、感染症を引き起こす危険がある。

タバコを吸うと、1分もしないうちに毛細血管が収縮します。タバコに含まれている、ニコチンなどの有害物質による作用です。初めて、あるいは久しぶりにタバコを吸った時に頭がくらくらする感覚があるのも、この血管収縮作用の影響です。このように、タバコは血行を妨げて酸素の運搬を悪くし細胞分裂を妨げるため、傷口の治りがとても遅くなってしまいます。

2、免疫力が下がる。

また、免疫力も下がってしまいます。抜歯後にばい菌が入っても戦えず、感染が起こることにつながります。感染が起こると、強い腫れや痛み、発熱に苦しむことになりますし、重篤化すると、骨髄炎という非常に強い痛みを伴う「骨の炎症」にまで進むこともありえます。

3、激痛の原因となるドライソケットを引き起こす。

喫煙がドライソケットという状態の原因となり得ます。抜歯後に出血が止まる際、ゼリー状の赤黒いかさぶたのようなものができますが(血餅といいます)、これが取れてしまうと抜歯後の穴の内側で歯槽骨が露出してしまいます。これをドライソケットといいます。

<ドライソケットになると、どんな症状が出るのか>

神経もむき出しになってしまい、本来は痛みが治まってくるはずの4~7日目から痛み止めが手放せなくなり、そのあと2週間から一か月ほどにわたって生活に支障をきたすほどの激痛に悩まされることになります。症状が進むと、骨にまで炎症が及んで急性骨髄炎になり病院に運ばれるという危険な事態になってしまうこともあります。

<ドライソケットにならないために>

抜歯後に舌で抜歯部分をいじったり、強くうがいをしすぎないよう指導されるのはこのドライソケットを防ぐためです。同様に、タバコを吸う時には口の中が陰圧になり、血餅が吸い出されるような形で取れてしまう原因になります。そのため、抜歯後はストローで何かを吸うことや、鼻をかみすぎることも控えるようにと指導する歯科医院もありますが、これも同じ理由です。

<発症率は?>

ドライソケットは、抜歯した人のうち24パーセントの人がかかるといわれています。決して高い確率ではありませんが、タバコを吸うことによってこの24パーセントの中に入ってしまう確率がぐっと高くなるわけです。

 

関連記事:

ドライソケットの症状、原因、治療法について完全網羅!

抜歯後、いつからならタバコを吸っても良い?

少なくとも抜糸までは我慢してほしい、という意見が最も一般的であるようです。

しかし、抜歯後に禁煙すべき期間には、

  • 当日は禁煙
  • 翌日までは禁煙
  • 抜糸まで一週間程度は禁煙
  • 傷が完治するまで(一般的に1カ月程度)禁煙

と、指導する歯科医院によって様々な見解があります。

どうして歯科医師や歯科医院によってこのような違いがあるのでしょうか?

正直なところ、タバコを吸うことによる傷の治りへの影響は非常に大きく、傷が治るまでは(というよりこれを機会に今後ずっと)ぜひとも禁煙してもらいたいのが本当です。とはいえ、タバコを吸う人にとっては、長期間の禁煙は難しいようですので、一週間や1カ月といわれても、結局は禁煙できないことが多いでしょう。そのため、最低でも当日と翌日はがんばって完全に禁煙してもらおうという現実的な最低目標を設定せざるを得ないということで、このような違いが生まれているものと思われます。

このようなわけで、確実に治したいのであれば、完治するまで我慢するのがベストです。ただ、一本吸ったからといってすぐに血が出たり感染したりするものではありません。出血や痛みがあるうちは禁煙ですが、出血や痛みがなくなったら、はじめから普段通りどんどん吸うのではなく、様子を見ながら一本だけ吸うなど、慎重に少しずつ吸い始めるのがよいかもしれません。

まとめ 抜歯後のタバコについて知っておくべきこと

先述のように、喫煙は歯科的に見ても百害あって一利なし、抜歯後だけといわず、これを機会にぜひとも完全禁煙をおすすめしたいところです。

ニコチンなどの作用で毛細血管が収縮して血行が悪くなり、免疫力も低下することにより、歯周病に罹患するリスクも悪化するリスクもグンと跳ね上がります。また、お口の中で天然の抗菌洗浄液の役割を果たす唾液の分泌量も減ってしまうため、虫歯や歯周病の悪化はもちろん、口臭もひどくなります。喫煙者の独特の口臭は決して煙やヤニのせいだけではないのです。

喫煙が身体に有害だということは知っていても、抜歯するというのは、実際にタバコが引き起こす生体機能の低下を実感することができる数少ない機会かもしれません。抜歯後の順調な経過のため、不必要な痛みを避けるため、またそのあともずっと健康な歯ぐきとさわやかな息を保つため、抜歯予定の少し前から禁煙にチャレンジしてみるのはいかがですか。

最後に、抜歯後のタバコについて重要な点をおさらいしておきましょう。

<抜歯後にタバコを吸ってはいけない理由>

  • 傷口の治りを妨げ、感染症を引き起こすきけんがある。
  • 免疫力が下がってしまう。
  • ドライソケットになってしまう可能性がある。

 

「抜歯後 タバコ」関連記事:

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