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牛乳アレルギーと、丈夫な歯を作るために注意すべき3つのこと

2015年08月28日 12時00分
食べれるものに制限がかかって食事の用意も大変だし、栄養の偏りも気になってしまうアレルギー。今日は牛乳アレルギーについて、カルシウムと歯の成長に関わる観点から一緒に考えていきましょう。

牛乳アレルギーと歯について

赤ちゃんが卵、牛乳アレルギーといわれました。歯や骨を丈夫にしたいのですが、何を食べさせたらいいのでしょうか?赤ちゃんの大切な歯を健康に育むために知っておきたいことをご紹介します!

そもそも牛乳アレルギーってどういうこと?何故おこる?

牛乳アレルギーとは、牛乳の中の成分を異物と感じたカラダが排除しようとし、さまざまな症状をひきおこすためにおこります。

特に牛乳は、卵、小麦とともに乳幼児期の主たるアレルギーの原因になる3大アレルゲンとよばれています。

なぜアレルギー症状は起こる?

牛乳アレルギーの主な原因は、牛乳のタンパク質の中に含まれる「カゼイン」などです。

カゼイン自体は栄養価が高いタンパク質であることと、カルシウムと結合しやすく、カルシウムの吸収を助ける性質があるので、栄養補助剤として使用されることがあります。

しかし、そのカゼインなどのタンパク質をカラダが異物としてとらえ、カラダから排除しようという力が強まるとアレルギー症状が出てしまう場合があります。

どんな症状が現れる?

蕁麻疹やかゆみなどの皮膚症状や、くしゃみ、せき、呼吸困難などの呼吸器症状、唇や口の中、まぶたなどが腫れる粘膜症状、腹痛や下痢、吐き気などの消化器症状などのアレルギー症状をひきおこします。

重篤な場合は「アナフィラキシー症状」とよばれるショック症状をひきおこし、生命に危険を及ぼす場合があるので、注意が必要ですね。

牛乳アレルギーを起こす食べ物を教えて!

では牛乳アレルギーの場合、どういった食べ物に気をつければいいのでしょう。

牛乳が含まれる食べ物には注意!

牛乳アレルギーは牛乳に含まれる物質に対して症状を引き起こすので、牛乳が入った食べ物には気をつけなければなりません

  • 牛乳はもちろんのこと、
  • ヨーグルト
  • 生クリーム
  • チーズ
  • バター
  • マーガリン

などの乳製品にも注意しましょう。

そして、当然上記の食材が含まれているホワイトソースや、ポタージュグラタンピザパイなども牛乳を用いた食べ物です。

プリンやケーキ、カステラなども牛乳が含まれていたり、

インスタントのカレールーにも牛乳が入っていることが多い

ですから注意してください。

他にも、ジュースクッキーウエハースアイスクリームなど様々なものに牛乳がつかわれています。外で食事をする時や、お菓子や調味料を買う時など、かならず食品成分表をみて、牛乳や乳製品が使われていないか、確認するようにしましょう。

牛乳アレルギーの方は、牛肉にもアレルギーが出ることがある!

牛乳アレルギーの方は、牛肉にもアレルギーが出ることがありますから、牛肉入りのものも少しずつ食べてみるなど注意が必要です。

牛肉入りのものとなると、

  • ブイヨン
  • コンソメ
  • 肉エキス

といったものが入っていると症状が出る場合があります。

アレルギーに関する表示は判断が難しく、また、惣菜などでは記入がない場合もあります。
お医者さんと相談しつつ、不安な場合はしっかりと製造元や店員さんに何が入っているかを確認するようにしましょう。

牛乳アレルギー用ミルクを飲めば大丈夫?

牛乳アレルギー用ミルクは、タンパク質を加水分解し、低分子化にして、アレルゲン性を低減させたものです。

牛乳アレルギー用ミルクと一口にいっても様々な種類があります。

  • カゼインは入っていなくても、乳清分解質はいっているもの
  • カゼインの分解物ははいってるものの、アレルギーを起こす力がほとんどないもの
  • カゼインや乳清が徹底的に分解されていて、アレルギーを全く起こさないもの

などです。

大豆アレルギーのお子様には使えませんが、牛乳の成分が全く入っていなくて、かわりに大豆のタンパク質がはいっているものもあります。

軽度の湿疹や、アレルギーを発症させないための予防に、牛乳のタンパク質を消化吸収しやすいようにつくられたミルクもありますが、こちらは牛乳アレルギーをお持ちの赤ちゃんには与えられません。

牛乳アレルギー用のミルクは風味が悪くなりやすく、赤ちゃんが飲まない場合もあるので、

お医者さんと相談のうえ、どのミルクがあっているのかなどを決めていく

と良いでしょう。

歯を丈夫にしたいのだけど、牛乳以外でカルシウムの豊富な食品は?

牛乳はタンパク質の補給と、カルシウムを効率よく摂取できます。
ですので、牛乳に制限がかかるとバランスのよい食事をつくるため、試行錯誤していく必要があります。

しかし、カルシウムは野菜、海藻、魚、貝などあらゆる食品から摂取することができます。

  • 魚なら丸ごと食べることができる小魚、
  • 野菜なら、小松菜や大根の葉、切り干し大根がおすすめで、
  • その他、ひじきやゴマ、シナモン

などにもカルシウムが入っています。

また、干ししいたけにはビタミンDが入っておりカルシウムの吸収を促進しますし、緑の葉の野菜玄米などに含まれるリンやマグネシウムはカルシウムの吸収率をあげてくれますので、カルシウムと一緒に摂ると効率よくカルシウムを摂取することができます。

カルシウムが多く含まれる食材やカルシウムの吸収に役立つ食材はたくさんありますので、牛乳以外でしっかり摂取することは可能です。

手軽にカルシウムを取れるよう、煮干しをふりかけにしたり、アレルギー用ミルクを牛乳のかわりに料理に使用したりという工夫してみてはいかがでしょうか。

カルシウムを摂取する以外で歯を丈夫にする方法は?

では、牛乳アレルギーの人が歯を強くするにはどうしたらいいでしょう。

そもそも虫歯の仕組みとは

歯はお口の中で常に脱灰と再石灰化をくりかえしています。

脱灰:歯が溶けること

再石灰化:溶けた歯が唾液中のミネラルを取り込んで、元に戻ること

むし歯になるのは、脱灰のスピードが再石灰化のスピードを上回ったとき、つまり、溶けるスピードが元に戻るスピードより早くなったときです。

ですので、

「歯を丈夫にする」とは、脱灰のスピードを弱めるため、溶けにくい歯にすること

なのです。では、どうやったら溶けにくい歯になるのでしょうか。上記で記したように、牛乳以外でカルシウムをとっていくことがひとつの方法ですが、それ以外にも、歯を強くする方法をご紹介します。

フッ素をうまく活用する。

フッ素は唾液中のミネラルを歯に沈着させて、再石灰化のスピードをあげてくれます。また、歯の表面をコーティングし、強くしてくれます。さらに、歯を溶かす原因「酸」の生成を抑えてくれる役割があります。

ハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉を使ってみる。

ハイドロキシアパタイトとは、歯と同じミネラル成分です。フッ素は歯の表面を強くするのに対して、ハイドロキシアパタイトは歯の傷などから歯に入り込み歯の内部から強くしてくれます。

歯医者さんでは、ハイドロキシアパタイトの粒子がかなり細かくなっていて、歯に入り込みやすい歯磨き粉をおいてあるところもあります。(リナメルアパガードという歯磨き粉です。)

ダラダラ食べや、酸っぱい食べ物に注意する。

ダラダラ食べや、適量を超えた酸っぱい食べ物は、歯を弱くしてしまう可能性があります。

お口の中は食事をとると酸性に傾き、それをもとにもどそうと唾液の力で中性にします。酸には理科でも習ったように、「溶かす」性質があります。時間をきめて規則ただしく食事をとるのはよいですが、お菓子をダラダラ食べていたり、ジュースをちびちびのんでいたりすると、歯は常に酸に晒されて、溶けやすい状態がつづいていることになります。

また、お酢や梅干しなど、カラダにはとてもよいものですが、歯のことだけを考えるとあまりよくありません。
酸っぱい食べ物には酸がふくまれており、歯を溶かすスピードを早めてしまいます。

酸っぱいもの食べた跡などは、うがいをしたりすると良いでしょう。

唾液をしっかり出すため、食事はよく噛む

先述のように、唾液の力は、お口の中を酸性から中性に戻そうとする力があります。

また、唾液中に歯の再石灰化に必要なミネラルが含まれており、唾液の力をかりることでフッ素の効果にもより期待できます。

またそれ以外にも、むし歯菌を洗い流してくれたり、抗菌作用もあります。
歯を強くするには、唾液の力も必要不可欠ですね。

唾液は、よく噛むことによって唾液腺が刺激されでてきますので、食事はよく噛んで食べましょう。

牛乳アレルギーは治らない?

医学的には治らないと言われています。

しかし、乳幼児のお子さんの場合、消化管が未熟なため、タンパク質をうまく分解できず、異物と認識されるため、アレルギーを起こす場合があります。

その場合、3歳くらいになると、人間の消化管も成熟してくるので、次第に改善されていくケースが多いです。

1歳までに牛乳アレルギーを発症した小児の85%が3歳までに耐性を獲得しています。

しかし、3歳をすぎても治らない方も10%ほどいらっしゃいます。

アレルギー治療法としたら、アレルゲンを徹底除去する方法と、安全な量を少しずつ摂取して克服する方法とがあるようなので、お医者さんに相談してみてください。

牛乳アレルギーと歯について まとめ

最後に牛乳アレルギーと、歯の健康についておさらいしておきましょう!

牛乳アレルギーの方が注意すべき主な食材

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 生クリーム
  • チーズ
  • バター
  • マーガリン

カルシウムを多く含む食材

  • 小魚
  • 小松菜
  • 大根の葉
  • ひじき
  • ゴマ
  • シナモン

虫歯にならないために注意すべき食生活

  • フッ素をうまく活用する
  • ハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉を使ってみる
  • ダラダラ食べや、酸っぱい食べ物に注意する

このように、牛乳以外にもカルシウム豊富な食材はありますし、工夫次第で丈夫で健康な歯を維持することはできそうです。ぜひ、皆さんそれぞれにあった方法を選んで活用してみてくださいね!

いかがでしたでしょうか。我々が運営しております”どくらぼ”には、他にも皆様の大切な歯に関する情報が盛りだくさんです!是非他の記事にも目を通していただき、正しい知識を身に付けてくだされば幸いです。今後とも”どくらぼ”を宜しくお願い申し上げます。最後までご覧頂きましてありがとうございました。

 

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