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保険内?自由診療? 豊富な種類から入れ歯の値段を徹底比較!

2015年08月19日 15時00分
入れ歯を検討しているけど、種類も値段も豊富にありすぎて、どれを選択すればよいのか分からない!そんなあなたに、入れ歯の種類と値段を詳しく解説いたします!

保険内?自由診療? 豊富な種類から入れ歯の値段を徹底比較!

入れ歯の値段

入れ歯には種類が豊富にあり、その値段も様々です。保険内で作成できるもの、自由診療でしか行えないもの。それぞれの値段を詳しく解説していきます!

そもそも入れ歯の種類が知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

入れ歯の種類を教えて!それぞれのメリット・デメリットとは

保険内の入れ歯は費用も低め

保険の入れ歯は費用もやすく安心です。製作する大きさによって保険点数が変わっており、総義歯が最も保険点数も高くなり、支払費用も上がります。

一般的には、

  • 最も価格が高い総入れ歯で約13,000円
  • 部分入れ歯で約5000円~10,000円

といわれています。

ただし、保険適用で入れ歯を製作できるのが半年に一度と決まっているため、万が一壊れてしまっても半年間は修理をしながら使用し続ける必要があります。咬む力が強くすぐに割れてしまうという方には補強のワイヤーを入れて割れにくい入れ歯を製作することも出来ます。

保険適用で入れ歯を製作できるのは半年に一度。

自由診療での入れ歯

金属床義歯

金属床義歯は自由診療ですが、金属床部分に使用する金属にも種類があり、価格が異なります。

 

<最も安価なコバルトクロム床>

最も安価で使用される金属はコバルトクロムで、硬い素材のため薄く製作することが出来るというメリットがあります。また、薄くできることから熱も伝わりやすく、食事の際には、食べ物の熱も感じやすいという利点もあります。快適に食事をしたいという想いをかなえることが出来る入れ歯です。最も多く普及しており、一般的な金属床義歯として知られています。価格は約20万円です。

価格は約20万円。

 

<体に優しい素材のチタン床>

チタンという素材は体に優しいことから、体への影響を気にする方には広く使われています。柔らかいという特徴も持つことから、やや厚くなってしまうデメリットもあります。価格は約30万円です。チタン床義歯の厚みというデメリットを解消したものがチタン合金床です。チタンの持つ生体親和性と強さを兼ね備えた素材で、コバルトクロム床と同等な薄さを再現することが出来ます。また、比重も軽いことから、軽くて丈夫な金属床を製作することが出来ます。価格はやや高価で約35万円です。

価格は約35万円。

 

<最高品質のゴールド床>

ゴールドを使用した金属床も存在します。純度が高くなると柔らかくなることから厚みを持たせる必要があります。最も体に優しい素材で色合いも美しく変色もないというメリットがありますが、ゴールドを使用することから価格は約60万円と高価になり、ゴールドの時価によっても価格が変動します。昔はアクセサリ等のゴールドを持ち込んで溶かし、ゴールド床に使っていたこともあるようですが、最近では不純物によって、正確な入れ歯が作れないことも多いことから、そういった製作方法は受けていない歯科技工士が多いです。

価格は約60万円。

構造によって価格が異なるアタッチメント義歯

アタッチメント義歯は磁石を使用するものから、ボタンによって着脱を行うものまで様々な仕組みがあります。最も構造がシンプルなものはマグネット義歯で自由診療にはなりますが、マグネット自体の価格も比較的安いことから、マグネット義歯全体の価格もアタッチメント義歯のなかでは比較的安く約5万円です。また、ボタンなどの特殊な装置が付いていて、義歯を着脱するような仕組みの場合には、装置が精密なことから価格はややあがり約15万円です。寿命は通常の入れ歯とあまり変わらないため、修理をして長く使う人もいます。

価格は約15万円。

いろいろな特徴のあるノンクラスプ義歯

ノンクラスプ義歯は様々な素材が製作されており価格や特徴も様々です。製作しているメーカーによって名称も様々ですが、一般的な特徴はさほど変わりません。修理が可能なノンクラスプ義歯は隣の歯が抜歯することになってしまった場合に、歯を増やすことが出来ることから、長い目で見ると費用が安く収まることもあります。修理が出来ないノンクラスプ義歯では、隣の歯が抜歯になってしまうと1から作り直さなければならないためです。周りの歯の状況を見て、種類を選択していくことが大切です。価格は10万円台から30万円と幅広いのが特徴です。

価格は10万円~30万円と幅広い。

最も高価だが、実用性も高いのがインプラント義歯

インプラント義歯は失った歯を取り戻し、安定する入れ歯を製作できるという大きなメリットがありますが、インプラントを入れることになるため費用も高額です。インプラントとマグネット義歯を組み合わせるなど多くの選択肢もあります。費用はインプラントを1本入れて義歯を製作すると約50万円かかるといわれています。また、インプラントは定期的にメンテナンスを行い、衛生面なども気を使わなければならないことから、維持する費用も定期的にかかります。通院の時間と費用にゆとりをもって治療計画を立てる必要があります。

価格は一本につき約50万円で、定期的にメンテナンス費もかかる。

入れ歯の種類・値段 まとめ

保険の入れ歯は安価で半年経てば、また新しい入れ歯を製作することが出来ることから、費用を抑えたいという方にはオススメです。お手入れをしっかりすれば修理をしながら長く使うことも可能です。その一方で、多くの機能やメリットがある自由診療の入れ歯は高価です。ノンクラスプ義歯は最近では安価なものも出てきていますが、金属床義歯はまだまだ高価です。さらにインプラント義歯となるとインプラントを入れるオペなど、高度な技術も必要になることから治療費も高額になります。予算と目的によって治療法を選択することが大切です。

入れ歯の種類について、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

入れ歯の種類を教えて!それぞれのメリット・デメリットとは

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