こんにちは。どくらぼ編集部でインターンシップをしている倉持です。WEB業界でライターとしての経験を積み、Googleの理念に基づいたSEOの知識や、WEBユーザビリティの勉強をするために奮闘中です。
先日、社長の野村さんと記事の企画について話をしていると・・・
「倉持君、親知らず抜歯したことある?」
どくらぼの発起人:野村社長。笑顔の下に狂気を潜めている。
「倉持君って親知らず抜いたことあったっけ??」
「まだです!バリバリ上下に4本生えてます!」
「じゃあさ、体験談とか良いコンテンツになると思うから、その親知らず4本全部抜いて、それを記事にしたら??」
「いやいや、さすがに無理ですよwww。4本全部抜歯したら死んじゃいますってwww」
「いや、企画ってそういうことだから」
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こうして僕の親知らずの抜歯が始まった。
まずは歯科検診をしていただきます。(この歯科検診はまったく痛くないです。口の中を鏡でチェックされます)
この時点で親知らず四本の抜歯が確定。
さらにC3程度の虫歯が発覚。
※虫歯はC0~C4まで、進行具合でランク付けされます。数字が大きいほど進行が進んでおり、C4になると抜歯になってしまうことも。
虫歯があまりにも酷い場合には、親知らず抜歯より先に、そちらの治療を優先することがあります。今回は親知らずの抜歯が優先になりました。
口の中の検診を終えた後に、親知らずの様子を撮影するためレントゲンへ。
親知らずが完全に埋伏してしまっている場合(完全水平埋伏智歯)、レントゲン写真の他に、CTスキャンをする場合もあります。
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出来上がったレントゲン写真。上・下顎の左右に、半分埋まった親知らず(半埋伏智歯)が確認できます。この写真を見ながら、先生に親知らず抜歯の手術に関することや、現在の症状を詳しく解説していただきます。
いざ、親知らず抜歯手術に向けて。
今回、僕の親知らずを抜歯してくださる先生は東京セントラルの寶田先生です。親知らずの抜歯に関しては日本でもトップクラスの先生なので安心感がありました。
Q.下の親知らずが斜めに生えていることは分かりますが、上の正常に生えた親知らずも抜歯しなくてはダメですか?
A.はい、抜歯をオススメします。下の親知らずを抜歯すると、上の歯は噛み合う相手がいないため、何の役にも立ちません。それどころか、前歯の歯並びや、噛み合わせに悪影響を与える可能性が高いです。また、上の一番奥に位置する親知らずは歯磨きがしづらく、虫歯・歯周病になってしまうことが多いため、将来的なことを考えても抜歯をオススメいたします。
Q.現在親知らずや、その周辺の顎に痛みを覚えることがあるのですが、これも親知らずのせいですか?
A.虫歯や、親知らず周辺が炎症になっている可能性があります。抜歯の三日前くらいから、抗生物質で炎症を抑えて手術に臨みましょう。また、前日は良く眠って体を休ませ、免疫力を高めてください。
痛みを改善させる方法としては、冷やしたり、十分に栄養を取って安静にしていること等が挙げられますが、痛いときには我慢せずに痛み止めを飲むのが最も効果的です。しかし、抜本的な解決には至っていないので、その後きちんと歯医者さんへ相談してください。
Q.今回の僕のような斜めに植わっている親知らずはどのくらいの時間で抜歯出来るものですか?また、やはり、抜歯しなくてはダメですか?
A.今回の倉持さんの場合、親知らずが完全に埋まっているわけではなく、半分埋まっていて残りは表面に出ています。ですので、完全に埋まってしまっている親知らずに比べると比較的簡単に抜歯できると思います。おそらくですが、30分程度で済むのではないでしょうか。
倉持さんのような親知らずの生え方の場合は、食べかすなどが貯まりやすく、そこから将来的に虫歯や歯周病などの不具合が起きやすいので抜歯をオススメします。
Q.正直に言って、親知らず抜歯は痛いですか?そして、最後になりますが、やはり抜歯しなくてはダメですか?
A.親知らずの抜歯は麻酔が効くまで行いません。ですので、麻酔が効いている治療中に痛みはないです。どちらかというと、口を長時間開けておくことになるので顎の負担の方が大きいこともあります。また、抜歯後は人によっては腫れることがあり、痛みが出ることもあります。親知らずの抜歯と言っても人によって生え方がまったく異なります。ですので、痛みも腫れも無い方がいる一方で痛みが出て、腫れる方もいるのが現状です。
抜歯についてですが、倉持さんの場合、斜めに生えていることと、清掃しにくい箇所に生えているため、やはり抜歯をオススメします。
※親知らず抜歯には千差万別のケースがあります。
下顎に埋まっている親知らずのすぐ傍には、大きな欠陥や神経が通っています。場合によっては、町の歯医者さんでは抜歯出来ず、大学病院でなければ抜けないこともあります。まずはかかりつけの歯医者さんでレントゲンやCTスキャンを撮り、あなたのケースを見極めてもらうことが大切です。
そうですか。ありがとうございました・・・。それでは抜歯、お願いします。
皆さん、最後までお付き合いいただき、本当に、ありがとうございました。
では、行って来ます・・・。
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「倉持さん、今日は抜歯しませんよ」
親知らずの抜歯は、簡単なものであれば、歯医者さんで診断した当日に行われることもあります。しかし、僕のように、斜めに生えていたり、炎症を起こしていた場合は、別日を設定し、後日抜歯するケースが多いとのことで、抜歯は後日となりました。
親知らずは腫れが酷い時などは、当日に抜くことは出来ません。まずは炎症を抑えてから抜歯するケースが一般的です。
本日は、歯科検診と、親知らずの状況を把握して終了しました。
抜歯三日前から抗生物質を服用し、親知らず周辺の炎症を抑えます。
頂いた薬は「ルリッド錠150」:炎症を抑え、細菌の増殖を防ぐものです。朝夕の食後に一錠ずつ飲みます。
薬を飲んでいる間は飲酒を控えます。抜歯当日までに体調を整えて、万全の状態で臨みます。
僕はおよそ10年ぶりに歯医者さんに行きました。酷い虫歯が見つかったり、親知らず四本の抜歯が確定したり、恐ろしい事実が多数判明しました。正直言って診断だけでも手足が震えるほど怖かったです。次回の親知らず抜歯も今から不安で仕方ありません。しかし、放置するともっと恐ろしい目にあうらしいので、勇気を振り絞って挑みます。次回、抜歯当日の記事が、「全然痛くなかったぜ、余裕だった」という感じの、僕と同じような歯医者嫌いの方を後押し出来るものになっていることを祈って。
抜歯当日へ続く!
僕の親知らず、無事抜けるのかなぁ・・・。
抜歯当日はこちら