幼児さんを育てる保護者の方にとって、子育てについての悩みは多いもの。その中で特に子供は喜ぶけど、健康面を考えるとあんまり、というジュースについては、家庭の中でも意見が分かれるのではないでしょうか。
今回は幼児さんにジュースを与える事がダメな理由について分析してみました。
幼児にジュースのリスク、定番はやはり虫歯
ジュースを与えるリスクの大きな要素としては、やはり虫歯の事は気になりますよね。さらっと飲めてしまうからこそ、お口の中に糖分が残ってしまい虫歯になってしまう可能性があります。
痛くなってからでは遅いので、虫歯の事も頭に入れながら、量や頻度などは気をつけておきたいポイントといえるのではないでしょうか。
ジュースの飲み過ぎで肥満傾向
甘い物が好きな幼児さんにとって、ジュースは甘くておいしい飲み物の一つ。美味しいからこそたくさん飲んでしまい、結果的に糖分のとりすぎで太ってしまいます。
親が気をつけてあげないと肥満に発展してしまうので、やはり飲みすぎは気をつけたいポイントの一つですね。
血糖値上昇に伴う弊害
お砂糖がたくさん入ったジュースは、空腹時にもついついたくさん飲んでしまうもの。
空腹時や食事の前に飲むことによって血糖値が一気に上昇し、血糖値の上昇を抑えるためホルモンが分泌されます。その結果ホルモンバランスが乱れてしまうため注意が必要です。
飲むタイミングによっては、やはり体への影響がある事も忘れてはいけない事かもしれません。
果汁の割合
ジュースをおいしそうに飲んでいる姿は保護者にとって嬉しいひと時です。でもジュースといっても種類はさまざま。
同じオレンジやりんごを選ぶ時でも果汁の割合が非常に重要なのをご存じですか。
飲みやすさをプラスするため、糖分がプラスされており、コップ一杯だけでも大量のお砂糖を飲んでいることにつながってしまいます。
でも子どもってジュース好きですよね。その場合はなるべく果汁100%ジュースや糖分の表示を確認しながら選んでみてはいかがでしょうか。
100%ジュースであっても飲み過ぎはだめですよ。適度な量をコップに注いであげてくださいね。
ジュースではなく、お水やお茶を活用
いろいろなリスクが考えられるジュースですが、あれもこれも排除してしまうと子ども達も好きなものが奪われてしまいます。
与える頻度を1日に1回にしてみたり、糖分が入っていないものを選んだり、そして飲む量や飲むタイミングを決めてあげるのも得策なのではないでしょうか。
普段の食事やおやつの際にはお水やお茶を飲む習慣をつけてもいいかもしれませんね。
以上になります。お子さんが喜ぶからと言ってジュースを大量にあげることはよくないです。お子さんの口腔環境を整えるのは親の責任ですので、普段から少しづつ気を使ってみてくださいね。