上司の口臭は、はっきり伝えられず、我慢している人が多いようです。口臭に限らず、体臭など臭いに関することは、どうしても伝えづらいですよね。
スメルハラスメントという言葉があり、口臭だけでなく、職場での体臭や香水の臭いによる被害のことを言います。スメハラと呼ばれ、悩んでいる人が多くいるのでしょう。
そこで今回は、上司の口臭がヒドイ時にそれとなく伝える方法をお教えいたします。
上司の口臭がヒドイ・・・。それとなく伝えたいけど、どうすれば・・・。
上司の口臭が臭いとなると、それはモチベーションにも関わる問題であり、仕事のパフォーマンスに影響してきます。
部下であれば言ってあげることもできるかもしれないけれど、上司となれば悩ましい問題ですよね。
口臭があると言うのではなく、体調を気遣ってみる。
口臭は本人のケア不足だけでなく、病気の可能性があります。まずは、上司の体調を気遣うように「最近疲れているようですが、体調はどうですか」と聞いて探ってみると良いでしょう。
胃の不調が口臭に繋がっている場合があります。ストレスが溜まっているようであれば、解消法をさりげなく教えてあげると、むしろ感謝してもらえるはずです。
胃の調子がおかしいという返答であれば、胃炎や胃潰瘍の可能性があることを伝えて、健診を勧めてみましょう。
上司の好きな味のガムを常に用意していつでも薦められるようにしておく。
体調は問題なく、本人のケア不足であった場合は、伝え方を工夫しなければいけません。直接的に伝えても、相手を傷つけたり、怒らせてしまうかもしれません。
口臭予防のできるガムをさりげなく勧めてみるのも、相手に口臭のことを伝えずに、臭いを軽減できる場合があります。
お酒の力を借りてそれとなく伝える
また、上司との普段の関係性にもよりますが、お酒の席で明るく伝えることも方法のひとつです。
冗談交じりに笑いながら伝えることで、上司に「冗談だ」という逃げ道をつくりつつ、これから気にしてケアするようになるかもしれません。
上司の更に上司にお願いをする
どうしても自分からは伝えられないときは、別の上司に相談して、代わりに伝えてもらいましょう。
その際も、伝え方には気をつけてもらうようにお願いしておいた方が良いかもしれません。
別の人からとは言え、そのまま伝わると、「誰がそんな事を言ったんだ」と怒らせてしまうことがあります。臭いはデリケートなことなので、相手を傷つけないように、優しく伝えなければいけません。
上司に伝えられる立場の人に、それとなく上手に伝えてもらうようにしましょう。
しかし、臭いと言っても病気やケア不足だけではなく、加齢や遺伝の場合があります
本人の努力でどうしようもないのであれば、周りが臭いを嗅がないように工夫するなど配慮してあげることも、同じ職場で働く仲間として大切なことです。