神戸新聞によると、中学生が過度に管楽器の練習をすることで、ある病気に陥りやすいことが兵庫医大の発表で明らかにされました。
中学生吹奏楽部の3人に1人が顎関節症を患っている!
その、病気とは
「顎関節症」なんです。
管楽器を演奏する際、顎にかかる負荷は甚大です。こうした負荷がハードに練習を重ねることで顎関節症に繋がるといいます。
神戸市内のも管楽器演奏者184人のうち、全体の34.8%にあたる学生が顎関節症を患っており、一般的な平均値である5~12%を大きく上回りました。
対策としては、痛みを感じた際は無理を行わずに適度な休みをとること、指導者は効率的な練習方法やなど練習内容の見直しを考えるなど負荷を軽減させることが大切です。
顎関節症は管楽器演奏家に多い病気として、海外でも注目されています。
顎関節症とは
顎の痛み、耳の下の痛み、口が開かない、あごを動かすとポキポキと音がなるなどの症状があります。放置しておくと、ものが食べられなくなり、激痛を引き起こすことがあります。
重症化すると外科手術をともなう治療が必要な場合があります。受診科は歯科の中でも口腔外科がオススメです。