近年、歯のホワイトニング人気が加熱してきています。女性のみならず男性にとっても「歯の白さ」は憧れの象徴となってきています。そこで今回は歯医者さんで行うホワイトニングを中心に、基礎知識から実際の治療現場の様子までお伝えしていきます。
それでは参りましょう。
歯医者さんで行うホワイトニングとはどういうもの?
歯医者さんで扱っているホワイトニングには大きく分けて3つ
- オフィスホワイトニング(歯医者さんで行う)
- ホームホワイトニング(自宅で行う)
- デュアルホワイトニング(歯医者・自宅両方で行う)
があります。そして、歯医者さんで行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行える「ホームホワイトニング」の最大の差は「時間」にあります。
歯医者さんで行うオフィスホワイトニングは短時間で終わり、楽に歯を白く出来る。
一般的に歯医者さんで行うオフィスホワイトニングはホワイトニング剤と特殊な光(青色LEDなど)を使用し、短時間で効果的に歯を白くすることが可能です。
ホワイトニングは、歯に塗ったホワイトニング剤を光と反応させ、歯を着色している原因となっている物質を分解・漂白させ歯を白くしている
覚える必要はありませんが、さらに詳しい所まで解説すると、一般的に用いられているホワイトニング剤の主成分には過酸化水素と過酸化尿素の2種類があります。
- 歯医者さんで行うオフィスホワイトニング:過酸化水素
- お家でできるホームホワイトニング:過酸化尿素
過酸化尿素は分解する過程で過酸化水素に変化しますので、歯を白くする主成分は過酸化水素であると言うことができます。この過酸化水素は歯の表面を作っているエナメル質内の着色物(有機物)と反応し着色物を無色透明に分解することで漂泊効果が発揮されます。
簡単に言うと:過酸化水素というものが、歯の着色を白くする。
歯医者さんで行うホワイトニングの特徴まとめ
歯科医院でしか用意できない光・薬剤・技術などを使用し、短時間で歯を白くすることが出来るのがオフィスホワイトニング
では、このオフィスホワイトニングは実際にどのくらいの効果があり、その効果はどの程度持続するのでしょうか。オフィスホワイトニングの中身をもう少し具体的に見ていきましょう。
歯医者さんでのホワイトニング、効果はどれくらい?
- 答え:3~5段階白くなる
もともとの歯の色などにもよりますが、歯科医院にある、VITAのシェードガイドという歯の色の見本で3~5トーン程白くなります。
ホワイトニング効果の持続期間は?
ホワイトニングの効果は残念ながら一生続くものではありません。効果の目安は
- 歯医者で行うオフィスホワイトニング:4~10カ月
- 自宅で行うホームホワイトニング:1~2年
この期間が過ぎると、再着色が起こると言われています。再着色といっても完全に前の色に戻るわけではありませんが、色を維持したければクリーニングや再ホワイトニングなどのメインテナンスが必要になります。
後ほど効果を少しでも持続させる裏ワザをご紹介いたしますので、気になる方はまずはそちらをお読み下さい。
では、次にオフィスホワイトニングのメリット・デメリットも項目ごとに見ていきましょう。
ホワイトニングのメリット・デメリットは?
メリット
- 歯を削らずに歯を白くすることができる
- 歯を傷めることがない
- 回数によって白さの調整が出来るので自然な白さにできる
- 使用上の注意点を守れば安全に使用できる
- 歯科医院でやってもらえるので楽
- 短期間で高い効果が得られる
デメリット
- 効果が永久に続かないのでメインテナンスが必要
- ホワイトニング剤で歯がしみることがある
- 人工の歯は白くできない(詰め物、ブリッジ、差し歯など)
- 色の濃い場合や、神経のない歯、薬剤による変色などでは効果が十分に出にくい
- ホームホワイトニングに比べて、色の透明感が出にくい
- 色の後戻り(再着色)が4~10カ月後と早い
歯医者さんで行うオフィスホワイトニングの全体像がつかめてきたのではないでしょうか。ここまでのオフィスホワイトニングの特徴を一旦まとめます。
歯医者さんで行うオフィスホワイトニングの特徴まとめ
- 短時間、短期間で歯を白くすることができる
- 今よりも、3~5段階白くすることが可能
- 4~10ヶ月程度で再着色してしまう可能性も
短時間・短期間でお手軽に歯を白くすることが出来る反面、戻る可能性も高いのがオフィスホワイトニングの特徴です。ハイリスクハイリターンというイメージですね。
ここまでがオフィスホワイトニングの基礎的な知識となります。歯医者さんで行うホワイトニングの全体像をつかみたいという方はここまでの内容で十分知識を得ていますのでご安心下さい。
以下は、さらにオフィスホワイトニングについて知りたい方に向けて、オフィスホワイトニングに適している人いない人、費用・値段・相場、実際に歯医者さんで行われることなど一歩踏み込んでお伝えしていきます。
歯医者さんで行う.オフィスホワイトニングをもっと詳しく
ここまで、歯医者さんで行うオフィスホワイトニングについての全体像をお伝えしてきました。以下は、オフィスホワイトニングにご興味をお持ちの方にもう少し具体的な費用、施術の内容などをお伝えいたします。
オフィスホワイトニングはどんな人に向いてる?
- とにかく早く効果を出したい人
- 自分でやるのが面倒な人
面倒くさがりで、効率や目に見える結果を大切にしている人に歯科医院で行うオフィスホワイトニングは最適です。
一回に必要な時間、歯医者に通う期間、大体の費用はどれくらい?
- 一回に必要な時間:30分~60分
- 歯医者に通う期間:1週間に1回のペースで2~4回程度
- 大体の費用:歯1本当たり約2000円~3000円ほど
- 前歯上下16本やった場合、約30,000円~50,000円
(※歯科医院や使用する薬剤によって大きな上下差があります)
ホワイトニングの種類ごとの料金、費用の差と効果の差について、ワンコインホワイトニングの裏側、歯科医院の選び方などをお伝えしているコンテンツになります。※同じページで遷移します
実際にオフィスホワイトニングを歯科医院で受けるシュミレーションツアー
では、実際にオフィスホワイトニングを受ける場合、歯医者さんでどのようなことを行うのでしょうか。オフィスホワイトニングシュミレーションツアーを行なってみましょう。
オフィスホワイトニングは次のような手順で行われます。
- 口の中の全体診査
全体のレントゲンも撮ったうえで、虫歯がないか、歯周病の状態などを確認します。 - 虫歯治療・歯石取り
虫歯がある状態ではホワイトニングを行えませんので、まずは虫歯を治します。それと同時進行で歯石取りを行い、歯ぐきの状態も改善していきます。 - 口の中のクリーニング
歯のステイン(着色)を取り除きます。※ステインが少ない方が効果が持続します。 - 歯の写真撮影
ホワイトニングを始める前の歯の写真を撮ります。 - 施術前の歯の色の確認
シェードガイドという色の見本を見ながら患者さんと一緒にホワイトニングを行う前の色を確認します。 - ホワイトニング治療開始
歯ぐきを保護剤で保護し、歯の上にホワイトニング剤を塗り、光を当てていきます。 - 洗浄
薬をよく洗い流します。 - 施術後の歯の色の確認
シェードガイドを見ながら色の変化を確認します。
必要に応じて、⑥~⑧の手順を次回以降繰り返します。一回で終わるものもあれば、複数回通うものもあります。
以上のような流れがオフィスホワイトニングの手順になります。お手軽に歯を白くすることが出来ますが、やはりそれでも時間とお金がかかります。そうして投資したアナタの時間とお金を少しでも無駄にしないために、次にオフィスホワイトニングの効果を少しでも高める裏ワザをご紹介いたします。
オフィスホワイトニングの効果を高めるコツや注意点は?
オフィスホワイトニングの効果を高めるコツ・注意点は次の4つです。
- ホワイトニング後24時間は色の濃い飲み物、食べ物を控える
- ホワイトニング後24時間は喫煙や色の濃いイソジンなどのうがい薬を控える
- ホワイトニング直後30分~60分は飲食しない
- 食事の後はすぐに歯を磨く
この中でも特に食事は重要です。オフィスホワイトニングの前後に気をつけた方がいい飲み物、食べ物をご紹介いたします。
オフィスホワイトニング期間中は次のようなものをなるべく控えましょう。
飲み物
コーヒー、お茶類、赤ワイン、ココア、コーラ、色の濃いジュース
食べ物
カレー、ケチャップ、ミートソース、しょうゆ、ソース、焼き肉のたれ、チョコレート、かぼちゃ、トマト、ベリー類、合成着色料を使用したものなど
その他
タバコ、色の濃いうがい薬、口紅など
ポイントは、色の強いものを口元から遠ざけること。こうした些細なことの積み重ねでホワイトニング効果に大きな差がでます。
また、オフィスホワイトニングに向いていない方、効果が出ない方もいますのでお伝えいたします。
オフィスホワイトニングに適してない人はどんな人?
次のような人はオフィスホワイトニングには向いていません。
- 虫歯がある人
歯を治してからでなければ虫歯がしみてしまいます。 - 歯周病が進んでいたり、歯ぐきの炎症が強い人
歯ぐきが炎症を強く起こしていたり、歯ぐきが歯周病で下がっていると、薬剤でひどくしみてしまいます。 - 知覚過敏のある人
もともと知覚過敏のある人は、薬剤がひどくしみてしまう為、向いていません。 - 薬剤による副作用で歯全体に濃い着色がある人
子供のころに抗生剤の一種、テトラサイクリンを飲んだ場合に、歯全体にグレーや茶褐色の着色が出ていることがあります(テトラサイクリン歯)。この場合は、十分な効果が得られません。 - エナメル質形成不全症の人
生まれつき歯の外側の層、エナメル質に異常がある人には行うことができません。 - 人工の歯、神経が抜いてある歯ばかりの人
オフィスホワイトニングは人工の歯には全く効果がありません。また、神経がない歯の濃い着色には十分な効果が得られません。
※神経のない歯に行うホワイトニング:ウォーキングブリーチという方法もあります。 - 妊娠中・授乳中の人
妊娠・授乳中は極力薬剤を控えた方がいいという理由でおすすめできません。 - 小児
年齢の低い子供は、歯の神経が大きくしみやすい為、また歯の成長の影響を考えて通常は行いません。
以上のような方は歯医者さんで行うホワイトニングに適していないと言えます。しかし、そうした方でもどうにかして歯を白くしたいという場合、方法はあります。以下はホワイトニング以外で歯医者さんで行う歯を白くする方法をご紹介いたします。
歯医者さんで、ホワイトニング以外で歯を白くする方法
PMTC(ピーエムティーシー)
PMTC とはProfessional Mechanical Tooth Cleaning の頭文字をとったもので、歯科医院でのプロによる徹底的な歯のクリーニングのことです。具体的には専用の機械・器具とフッ素含有の特殊な歯磨き剤のペーストを使って、歯の隅々まで徹底的に磨きあげていくというもので、歯垢、歯石、歯の着色、すべてを取ることができます。
「歯の色が気になるからホワイトニングしようかな」と悩んでいる人の多くが、このPMTCを行うだけで満足し、ホワイトニングする必要性を感じなくなるとも言われています。
PMTCにより期待できる効果
- 着色が取れる
- 歯の表面がツルツルになり、その後歯垢、歯石、着色が付きにくくなる
- 歯の再石灰化を促し、歯を強くする
- 歯周病予防
- 口臭予防
PMTCのおおよその費用
PMTCは保険外診療となりますので、費用は歯科医院によってまちまちですが、平均的には30分で3000円~5000円くらいです。
セラミッククラウン
セラミッククラウンとは歯を削り、セラミック(陶器)の歯を上からかぶせる方法です。ホワイトニングでは解決できない次のようなケースで行われます。
- エナメル質形成不全症などで、歯の形態に問題がある
- 歯の向きがねじれていたり傾いている場合に歯並びも整えたい
- すでに歯にプラスチックの詰め物が大きな範囲で詰められている時
メリット
- 歯の向き、傾きを変えることが可能
- 色が変色することがない
デメリット
- ある程度の厚みが必要なので歯を多く削らなければならない
- 歯並びを整える場合などは削る量が多く、神経を取らなければならないことがある
- 費用が高額
- 天然の歯よりも硬いので、噛み合う歯を痛めてしまうことがある
- 歯ぐきが下がってくると境目が見えるようになる
セラミッククラウンのおおよその費用
保険外診療となり、一本8万円~15万円が相場です。
ラミネートべニア
ラミネートべニアは歯の表面をほんの少しだけ削って、その部分につけ爪のように薄い歯の形をした板(シェル)を貼り付ける方法です。これもホワイトニングでは解決できない次のようなケースで適用されることがあります。
- テトラサイクリン歯による濃い変色
- 歯がすきっ歯であったり、形を改善したい場合
メリット
- 歯を削る量が少ないので神経を取る必要がない
- 歯の色が変色しない
デメリット
- 歯を削る量が少ない分、シェルが薄くなり欠けたりしやすい
- 歯の形は改善できるが、クラウンのように向きを変えることはできない
- 費用が高額
- 歯ぐきが下がってくると境目が見えるようになる
ラミネートべニアのおおよその費用
保険外診療となり、一本6万円~12万円が相場です。
ホワイトコート
ホワイトコートとは歯のマニキュアの一種で、歯の表面に歯を削ることなく、プラスチックのコーティングをすることで歯を白く見せることのできる方法です。これによって、重度に変色した歯や神経のない歯などでも白く見せることができます。
メリット
- ホワイトニングよりも価格設定が安い
- 歯を削らないので歯に優しく、痛みもない
- すぐに効果が得られる
- 治療時間が短い
デメリット
- 持続期間が短く1カ月~3カ月ほどで剥がれてきたりする
- 長期間持たせたい場合は費用が高くつく
ホワイトコートのおおよその費用
保険外診療となり、一本あたり3000円~5000円程度が相場です。
以上のように、歯医者さんにはホワイトニング以外で歯を白くする方法は多くございます。しかし、ホワイトニングの最大の特徴は「歯を削ることなく健康的に歯を白くする事ができる」という点にあります。
歯を削ると将来的な歯の寿命を大きく損なってしまいますので、「歯を白くするために歯を削る」という選択肢は最後の最後の方法としてお考えすることをオススメ致します。
ここまで、歯医者さんで行えるホワイトニングやそれ以外の方法で歯を白くする方法をお伝えしてきました。しかし中には歯医者さんに行けない、予算的に難しい。という方もいらっしゃると思います。ですので最後に日常的に歯を黄色くさせないコツをご紹介いたします。
歯を黄色くする習慣、食べ物や飲み物って?
アナタの歯を黄色く着色してしまう理由は日常の生活習慣に大きく関係があります。まず、初めに「歯を黄色くする飲食のダメな習慣」をお伝えいたします。
色の濃い飲食物を良く口にする。
色の濃い飲食物は歯に着色を起こしやすいです。特に色のつきやすいものは以下のとおりです。
- 食べ物:カレー、ケチャップ、ミートソース、ベリー類、チョコレートなど
- 飲み物:コーヒー、お茶、赤ワイン、ココア、コーラ、色の濃いジュースなど
- その他:イソジンなどのうがい薬、漢方薬、タバコなど
口元から、色味の強いものを極力遠ざけることが歯を着色から守る大切なことです。また、食べ物以外にも歯を着色しやすくする習慣はこちら
歯磨きをあまりしない
歯磨きをしないと着色が取れないのは言うまでもありませんが、それによって歯垢や歯石がたまり、そのざらついた表面にさらに着色しやすくなるという悪循環にはまります。
歯磨き粉を使わない
歯磨きをしていても歯磨き剤を使わない場合は着色が残りやすくなります。
口呼吸などによる口の乾燥
口呼吸やドライマウスによる口の乾燥によって、着色の成分が唾液でうまく洗い流されずに歯の表面に残りやすくなります。
加齢
これは習慣というより生理現象ですが、加齢によって神経の入っている管が狭くなってくるとそれに接している象牙質が厚くなって黄色みを帯びるようになってきます。また、歯の表面に細かい亀裂が入ってくることにより、その部分が着色し、黄色っぽく見えるようになります。
歯医者さんで行うホワイトニングについて、以上になります。長い文章をここまでお読みいただき、ありがとうございます。アナタのお役に立つことが出来ましたでしょうか。最後に今回の内容をまとめ、歯医者さんでのホワイトニングをお考え中の方にアドバイスをお伝えし終わりにいたします。
歯医者さんでのホワイトニングまとめ
歯医者さんでのホワイトニングは大きく分けて3つ
- オフィスホワイトニング:歯医者さんで行い、効果が早い
- ホームホワイトニング:自宅で行い、じっくりと自分のペースでできる
- デュアルホワイトニング:オフィスとホームを同時に行いさらなる効果が期待できる
オフィスホワイトニングの特徴、メリットデメリット
- メリット:早く効果が出る、歯医者さんで全てやってもらえるので楽
- デメリット:しみやすい、再着色しやすい、透明感にかける
期間・治療時間・費用
- 期間 :1週間に1回のペースで2~4回程度歯医者さんへ通院
- 治療時間:30分~60分
- 費用 :2000円~3000円/本
オフィスホワイトニングに適していない人
- 歯医者さんに通う時間がなかなか取れない人
- 虫歯・歯周病・知覚過敏など歯に問題がある人
- 生まれつき歯に濃い着色、質・形の問題がある人
- 妊娠・授乳中の人
- 小児
- 人工の歯、神経がない歯ばかりの人
歯医者さんで行うホワイトニング以外の歯を白くする方法
PMTC→歯医者さんでの徹底的な歯のクリーニング
- 歯垢、歯石、着色除去とそれぞれの再付着がしにくくなる
- 歯の再石灰化により歯の強化
- 歯周病予防、口臭予防
- 3000円~5000円/30分
セラミッククラウン→歯を削ってセラミックの冠をかぶせる方法
- 歯の向き・傾きを変えられる→色の改善と同時に歯並びも整えることが可能
- 歯がその後変色しない
- 歯をたくさん削らなければならない
- 場合によっては神経を取らなければならない
- 高額
- 噛み合う歯を痛めることがある
- 歯ぐきが下がると境目が見える
- 8万円~15万円/本
ラミネートべニア→歯の表面を少しだけ削って歯の形のシェルを貼り付ける方法
- 歯を削る量が少ない
- 歯の色が変色しない
- シェルが欠けたりすることがある
- 歯の向き、傾きを変えることはできない
- 費用が高額
- 歯ぐきが下がると境目が見える
- 6万円~12万円/本
ホワイトコート→歯のマニキュアの一種。歯を削らず、プラスチックのコーティングで歯を白く見せる
- 歯を削らないので歯に優しい
- 一度で効果が出る
- 短時間でできる
- 長持ちしない(1カ月~3カ月で剥がれることがある)
- 3000円~5000円/本
歯を黄色くする習慣・飲食物
- 色の濃い物を良く口にする
- タバコ
- 歯磨き剤をつけない、研磨剤の入っていない歯磨き粉の使用
- 口呼吸などの口の中の乾燥
- 加齢
着色をまねく飲み物・食べ物
コーヒー、お茶、赤ワイン、コーラ、ココア、カレー、ケチャップ、ミートソース、ベリー類、チョコレートなど
これから歯医者さんでホワイトニングをしたいと考えている方に向けてのアドバイス
初心者の人(まだやったことのない人)へ
- 虫歯があったり、歯ぐきが腫れてたり歯石が付いている人はまずその治療をしましょう。
- 着色が気になる人はまずはPMTCをやってみてそれでも気になるならホワイトニングを考えてみるのもいいかもしれません。
- 特に前歯にすでにかぶせ物の歯が入っている場合は、周囲の歯をホワイトニングすることによって色が浮いてしまう可能性があるので気をつけましょう。
上級者の人(すでに経験済み、またはホワイトニング中の人)へ
- ホワイトニングの効果を持続させるために、施術後すぐの飲食は控え、色の濃い物をなるべく控えるようにしましょう。もし口にする場合にはなるべく早めに歯磨き、口をゆすぐことを心がけましょう。
- ホワイトニングが終わっても、ホワイトニング効果のある歯磨き剤を使うとより白さが保ちやすいでしょう。
- 白さを保ちたい場合は定期的にメインテナンスを受けましょう。
- 現在進行中の人は、「もっともっと白く」と要望がエスカレートしがちです。あまりに白いと逆に不自然に見えてしまいますので、歯医者さんと色の見本を見ながら自然な色の範囲を最終の目標とすることをおススメします。
以上になります。最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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アナタの納得できるステキな白い歯を手に入れられることを願っています。