寝起きの口臭を撃退!
寝起きの口臭って気になりますよね。ネバネバした感じで目覚めと共に不快感を覚える人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、寝起きの口臭改善のために正しい歯磨きの方法と寝起きの口臭対策をご紹介します。口臭の原因のほとんどが口内にあり、細菌は起きているときの3倍の速さで増殖していると言われています。あなたが寝ている間にも口の中に菌はどんどん繁殖しているのです。
正しい歯磨き法が何よりも大切
就寝前の歯磨きが寝起きの口臭に大きく影響してきます。奥歯も磨き残しがないようにしっかりと磨き、仕上げは歯間ブラシを使用して食べかすを乗り除き、洗口液で洗い流しましょう。
そして歯磨きの際に舌も磨くこともポイントです。舌は傷つきやすいので軽く磨く程度にしましょう。舌が白くなっているのは口臭のサインです。また寝起きの口臭を予防する専用の歯磨き粉もあるので、専用歯磨き粉を使用することで臭いの原因を防いでくれます。
寝る前1杯のお水で起床時の口臭を防ぐ
寝ている間は口を閉じたままなので唾液の分泌量が下がりやすくなります。唾液は口の中をキレイにしてくれますが、寝ている間は分泌量が下がることで細菌が増え、口臭も増してしまいます。そしてキレイに歯磨きがされていないと食べカスの発酵によりさらに口臭はひどいものとなります。
マスクをすることや就寝前に1杯の水かお茶を飲むだけでも乾燥を予防することができます。
加湿器があなたの口臭を防いでくれる
乾燥の季節だけでなく、就寝の時間中は口の中が乾燥しやすくなります。加湿器がないという人は濡れたタオルを近くに干しておいたり、コップに水を入れておくだけでも乾燥を防ぐことができます。起床時のタオルの乾き方でどれくらい乾燥していたのか確認することができます。
食べ物はよく噛んで、呼吸は鼻で息を吸うことが大切
よく噛むことで唾液は分泌しやすくなります。普段から左右の歯でしっかり噛むように心掛け、口を閉じて食べるように心がけましょう。そうすることで口の中に唾液がでやすいように改善されていきます。そして口を閉じたまま食べることで自然と鼻呼吸をすることになります。
口呼吸の人は乾燥しやすく雑菌も入りやすいので寝起きの口臭にも影響を与えます。
口呼吸をしている人は日常から意識し、鼻呼吸に改善できるようにしましょう。
飲みすぎ・食べ過ぎは、もう最悪。
お酒はアルコールの分解に水分を必要とするため、口の中が乾燥しやすくなります。飲酒後は喉が渇きやすくなりますよね。味付けの濃い料理も同様です。前日の食べたもの、飲んだものに寝起きの口臭は影響しますので事前に注意するようにしましょう。また、タバコは歯周病の原因にもなり、ヤニが歯につくので口臭の原因となります。
起床時にすぐ歯磨きをすることで、ニオイの原因菌を断つ
朝起きたらまず歯磨きをしましょう。朝は細菌が活発に活動をしています。毎日朝食後に歯磨きをしている人は朝食前に切り替え、できればお昼にもう一度歯磨きをしましょう。朝食を食べることで唾液が殺菌してくれるため、朝食後はうがいをする程度で十分です。
歯周病・虫歯を放置していると、それが口臭の大きな原因に。
歯周病や虫歯を放置していると細菌がたまり口臭の原因になります。歯周病や虫歯は就寝中に進みやすいので寝起きの口臭も自然とひどくなります。歯科医院に相談するようにしましょう。
寝起きの口臭を防ぐ方法まとめ
- 正しい歯磨き方法が大切
- 寝る前に1杯の水分を
- 加湿器で口臭が防げる
- よく噛み、鼻で呼吸
- 飲み過ぎ、食べ過ぎはダメ
- 起床後すぐに歯磨きを
- 歯周病、虫歯は今すぐ治療を
寝起きの口臭が気にはなっているけど毎日のことでそのままにしているという人が多いのではないでしょうか。やはり口臭チェックはエチケットでもあります。意外と自分は気づいていないけれど、周りは気にしているという場合もありますので、歯磨きや予防に注意して快適な寝起きを迎えましょう。
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