下痢に効果的な食事とグルグルお腹を整える雑炊の作り方
風邪で体調を崩してから、ずっとお腹が緩い。何を食べてもお腹を下してしまうから、何も食べる気がしない・・・というあなた。
下痢を理由に何も食べないでいると、体内の水分が不足して脱水症状を引き起こしたり栄養不足になって体力が低下してしまいます。ですから、下痢の時にこそきちんと食べて、お腹の調子を整えていく必要があるのです
そこで今回は「下痢を止める食べ物」と「下痢に効く雑炊の作り方」をご紹介します!
いったいどんな食べ物が下痢予防に効果的なのでしょうか?
下痢の救世主フード1:ジャガイモ
カレーや肉じゃが、ポテトフライなど、私達の食卓に欠かせないジャガイモは、下痢に効果的な野菜です。その理由は2つあります。
1つ目は、ジャガイモに含まれるペクチンには消化器の粘膜を保護する働きがあるからです。いわゆるお腹にやさしい食材と言うわけです。
2つ目は、ジャガイモに多く含まれているデンプンが、便を固めやすくするからです。消化が良く下痢に効果的な野菜であるジャガイモは、赤ちゃんが下痢をした時にも、多くのママ達によって離乳食に使われています。
下痢の救世主フード2:ニンジン
ニンジンもジャガイモ同様に、便を固める作用のあるペクチンを豊富に含んだ食材です。生のニンジンは硬いので食べにくさを感じる方も多いですが、柔らかく煮込めば甘さが増してとても食べやすい食材になります。
また熱を加えても豊富な食物繊維が失われないので、腸の調子を整えてくれるという嬉しい効果もあります。
下痢の救世主フード3:ショウガ
身体を温める作用のあるショウガは、脂肪燃焼に効果的なダイエットフードとしてその名が知られています。けれども、ショウガは下痢にも効果的な食材でもあるのです!
実は、ショウガを食べてピリリと感じる辛さに大きな秘密が隠されています。辛みのもとである「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分には、強い殺菌作用があり、腸チフス菌やコレラ菌などを撃退する働きがあるのです。
身体もポカポカ温まり、臓器の働きも活発化するので、下痢の時には最適です。
それでは次に下痢の救世主フードを使った「下痢に効く雑炊」の作り方を伝授しましょう!
「下痢に効く雑炊」の作り方(1人分)
- 白いご飯 80g
- ニンジン 3分の1
- ジャガイモ 2分の1
- だし汁 300cc
- ショウガ 少々
- そばつゆ適量
①ニンジンとジャガイモをすりおろす。
②だし汁 300ccにニンジンのすりおろしを加えて5分煮込む。
③白いご飯 80gを②に加えてひと煮立ちさせたら、すりおろしたジャガイモを加えて
弱火でじっくり煮込む。
④ジャガイモを弱火で煮込んでいくとトロミがついてくるので、焦がさないように火を通す。
⑤お米がだし汁を吸って、全体がトロトロになったら一旦火を止める。
⑥最後の仕上げとして、そばつゆを適量かけて香りを出す。
⑦すりおろしたショウガをのせて、出来上がり。
この雑炊のポイント
- 材料をすりおろすことで、調理時間を短縮。
- ジャガイモのとろみで身体の内側からポカポカ
- 刺激物を一切使用していないので、消化がよい
- 野菜の甘みが十分生かされた味になっている
以上「下痢を止める食べ物」と「下痢に効く雑炊の作り方」をご紹介しました。いかがでしたか?食は命なりという言葉があるように、お腹を壊したらすぐに医薬品に頼るのではなく、まずは身体に一番負担のかからない食べ物で対処してみましょう。
また、下痢と歯周病や噛み合わせなど歯の病気は非常に密接な関係があります。歯並びを直した途端、長年下痢で悩まされていた人が急に治ったという報告もあります。長年下痢で悩まさ続け、内科でも原因不明と言われた場合は一度歯医者さんに相談されるのもオススメです。
以上になります。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。歯科情報サイトどくらぼでは歯にまつわる情報や健康・ロハス・美容などのお役立ちコンテンツを専門家の監修のもと皆様にお届けしています。