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これさえ読めばわかる!先進医療特約にインプラントは入る?

2013年11月10日 16時15分
生命保険を考えた時に、「先進医療特約」って言葉を耳にしますよね。この制度はインプラントに適用されるのでしょうか?

先進医療って??

こんにちは!

私はファイナンシャルプランナーを生業としていることもあり、よく「先進医療って何」と聞かれます。今回は、インプラントと保険について取り上げてみましょう。

【インプラントと先進医療と健康保険】

【先進医療とは??】

よく勘違いされているケースなのですが、健康保険のきかない10割負担の医療費はすべて先進医療と認識されている方が多いのです。

厚生労働省のウェブサイトをご覧になれば詳しいことは述べられているので、ここでは噛み砕いて説明します。

本来、保険適用の治療でも、保険外の治療と組み合わせて行う場合は10割負担になります。

そこを混合で治療できるために厚生労働省が定めた技術名を先進医療といいます。

更には、行われる医療機関も定められています。

ですから先進医療の技術名の中身も常に入れ替わっており、保険適用の治療にランクアップされ、また新しい治療名が先進医療に加わってくるという流動性のあるものなのです。

保険の効かない医療費がすべて先進医療とは限らない。 先進医療に含まれるものは流動的なのでその都度チェックが必要 

<医療保険の先進医療特約って?>

上で述べた先進医療を受けた場合に実費を保障されるというもので、定められていない10割負担の治療に関しては保障されません。

先進医療を受ける確率というのはかなり低確率ですし、すべて数百万や数十万かかる技術ばかりではありません。

受ける人が少ない、確率が少ないということは、掛け金が安く高額保障、例えば月々150円やそこらで上限1000万‼なんていう美味しそうな保障なのです。

先進医療を受けた場合に、その金額を保証されるのが先進医療特約。 それ以外は対象外。## <インプラントは先進医療特約の保障じゃないの?>

まず結論

2012年4月1日以降に受けたインプラント治療はすべて先進医療とはなりません。

よって医療保険の先進医療特約の保障は受けられません。

2012年3月31日以前に受けられた方は、先進医療に該当するケースがわずかながらあります。

あごの骨が著しく減ったり、けがをしたりして歯がなくなったケース、 あるいはがんの手術によってあごの骨の一部や歯がなくなったケースで 従来の入れ歯などでは、かむ機能の回復が難しい場合となり、かなり限定されます。

ブリッジや入れ歯をしても噛む力が回復できないなど特殊なケースですね。

これらのケースは2013年10月現在、健康保険適用の治療になっていますが、保険適用で受けられる施設基準などもあり、ごくわずかのケースです。

ほとんどのインプラントが先進医療ではない### まとめ

インプラントは混合治療が認められる先進医療ではないため、本来は健康保険適用の治療も、インプラントに関するものは10割負担になることを覚えておきましょう。

医療保険会社によっては、デンタルに特化した保障を出しているところもあります。

誰でも受けることの多い歯科治療の保障ですから保険料も高額になると思われますし、保障になるものならないものをよく確認することが大切です。

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