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歯周病の治療費を完全網羅!ひと目で分かる図解付き!

2014年05月23日 14時11分
このページでは歯周病の治療費を図解を元に解説しています。予防を専門に扱っている歯科医院の歯科衛生士さんが丁寧に解説して下さっていますので、どうぞご覧ください。

皆さん、こんにちは!どくらぼ編集部でございます!

今回は「歯周病の治療費」について完全に網羅致します。

歯周病の疑いがあるのだけど、どのくらいお金がかかるか、期間がかかるのかがイマイチわからないと不安になっているアナタを安心させる内容になりますので、どうぞお読み下さい!

歯周病の進行状況をまずは図で簡単に理解しましょう!

歯周病の治療費と言っても、歯周病の程度によってかなりの差があること、保険内・保険外で違いがあることをまず前提としてご理解ください①初期②中期③重度④末期

歯周病の基本的な治療内容は、歯科医院での専門家による、歯と歯ぐきのクリーニング・歯石除去です。定期的に歯科医院を受診し、クリーニング・歯石除去を受ける事、それに加え、家での口腔内の清掃を徹底する事によって歯周病は改善されます。

ですから、1回の通院で治る事はありません。治療費用は、『1回の通院にかかる費用』×『通院回数』になります。

以下の歯周病治療費の目安では、「保険外」診療のおおまかは費用もお伝え致します。保険外治療の良い所は、歯周病の状態に合わせて自由に治療を進められる所にありますが、その分、全体的に費用も高額になりますから、初期と末期では大きく差が出てきます。また、保険外診療は、歯科医院によって自由に値段を決められるようになっています。ですから、歯科医院によって大きく異なる事を踏まえた上での目安としてお考えください。

歯周病が初期の場合は、数回の治療で治るため金額も数千円で済むことが多い

歯周病が初期の場合は、4回程度の通院で改善してきます。1回の治療費が1500円程度なので、合計6000円程の治療費用になります。初診の場合には、最初の通院の際、口腔内の診査やレントゲン撮影により1000円〜2000円程度加算されますので総額で8000円程度になります。

保険外診療の場合は同じく4回程度の通院で改善してきます。治療内容は、歯石除去とクリーニングです。1回の治療は5,000円〜10,000円になります。総額では20,000円〜40,000円になります。

歯周病が中期の場合は10回程通院が必要になり、治療費総額1万円数千円がかかることが多い

歯周病中期の場合は、8回〜10回程度の通院が必要です。

こちらも1回の治療が1500円程度で、12000円〜15000円程度の治療費用がかかり、初診の場合には同様に、1000円〜2000円の加算があります。総額で13000円〜17000円程度になります。

保険外治療で歯周病症状が中期の場合は、8回〜10回程度の通院が必要です。治療内容は、歯石除去とクリーニングで、1回の治療は5,000円〜10,000円、歯茎の奥深くの歯石除去(ルートプレーニング)を行う必要がある場合には、回数や金額が増えることもあります。

加えて、歯ぐきの状態に応じて、必要であれば歯周外科治療を行う事ができます。歯周病で失われた歯ぐきを再生する最新の治療方法です。1回100,000円程度になります。歯石除去とクリーニングのみの治療を行った場合の総額は、40,000〜100,000円になります。歯周外科治療も加えて行った場合は、200,000円前後となります。

歯周病重度、末期の場合は場合によっては手術も必要なため治療費用計算は難しいのがホンネです

歯周病が重度の場合は、総額治療費用をはっきりと申し上げる事ができません。通院回数がわからないからです。1回の治療費用は同じく1500円程度で、初診の場合には同様に、1000円〜2000円の加算があります。

完全に治癒する事は難しく、歯をもたせられる所までもたせる…という内容の治療になります。1年に6回〜12回の通院をし、程度によって数年を要します。年間15000円前後の治療費が、通院を続ける年数だけかかる事になります。10年以上、続けている患者さんもいらっしゃいます。

保険外治療も同様に、重度の場合は、総額費用をはっきりと申し上げる事ができません。通院回数がわからないからです。1回の治療費用は5,000円〜10,000円程度です

が、完全に治癒する事は難しく、歯をもたせられる所までもたせる…という内容の治療になります。しかし、しっかりと治療を続ければ、10年以上、歯をもたせられる事もあります。1年に6回〜12回の通院をし、程度によっては歯周外科治療も取り入れていきます。年間100.000円程度を、治療を続ける年数分が、総額になります。

歯周病は個人差が出やすく、治りやすい人治りにくい人がいる

歯周病は状態によって、かなりの差があると考えておいたほうが良いでしょう。また、歯周病は、症状の程度に関わらず、治りにくい人・治りやすい人が居ます。治りにくい人の場合には、通院回数も増え、それだけ治療費も高くなります。

例えば、喫煙者や、糖尿病・高血圧など生活習慣病のある人は、改善が遅くなる傾向にあります。また、女性はホルモンのバランスを崩しやすい時期には、歯周病が悪化する事があり、治りが遅くなる事があります。妊娠中の方・産後まもない方・閉経期の方は、注意が必要です。

歯周病は生活習慣病の1つ。不規則な生活はそれだけ治療費がかさみます

歯周病は「生活習慣病」のひとつでもあります。症状の程度に関わらず、家での清掃習慣の有無・喫煙の有無・不規則な生活なども、治療を妨げる要因になります。そして、その分だけ治療費がかさんでしまいます。

歯周病は歯科医院に通院したからといって、治るわけではありません。つまりお金を払ったからと言って治るわけでは無いのです。半分は、患者さんの習慣の改善にかかっていますので、努力次第では、治療費は安く済むかもしれません。

歯周病は予防が何よりも大切。お金を掛けたくなければ6ヶ月に一度は歯医者さんへ行くことが何よりも大切

歯周病治療は途方も無い治療に感じるかもしれませんが、本来、健康な歯を保つためには、歯周病でなくても、年に2回の通院を、歯がある限り、続けるのが望ましいといえます。歯は自分の身体の一部ですので、お金をかけてもメインテナンスをするべきものなのです。実際に歯を失うと、身体のバランスは崩れたり、力が入りにくくなったり、味覚を感じにくくなったりと、生活をしていく上で、色々な所に支障が起きる事があるのです。

通院は早ければ早いだけ治療にかかる期間や、患者さんの負担も少なくなります。治療費を総額費用で考えずに、月に1500円の健康でいるための費用として考えてみると、通院しやすくなるかもしれませんね。

最後に歯周病治療費総まとめ

歯周病の治療費はあくまで目安です。個人差、生活習慣でだいぶ違うことになりますのでご了承下さい。何と言っても悪くなる前に、痛くなる前に歯医者さんに行くのが一番の得策ですので、定期検診の習慣を身につけて下さい!

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

どくらぼ編集部内田がお送りいたしました!

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