こんにちは!どくらぼ編集部でございます! 本日は【歯茎が下がる】この原因と対策をテーマにお送り致します
歯茎が下がる原因は3つあります!
歯ぐきが垂れ下がる原因は、主に3つあります。 1.歯周病 2.加齢によるもの 3.不適切な歯みがき方法によるもの
これらの原因によって歯ぐきが垂れ下がることがあります。ですから、歯ぐきが垂れ下がってきても一概に歯周病とは言えません。しかし、原因の多くが歯周病ですので、まずは自宅でも簡単にできる歯周病チェック法をお教え致します。
歯茎が下がる時は歯周病をまず疑いましょう
歯科医院で専門的に診てもらうのが一番ですが、自分で簡単に歯周病なのかどうかをチェックできる方法があります。歯周病の初期症状で代表的なものは、 『歯ぐきからの出血』 『歯ぐきの腫れ』 この2つです。歯磨きをしている時に、出血がある場合には、歯周病の可能性があります。また、自分で鏡をみて、歯ぐきがプヨプヨとしていたり、歯と歯ぐきの境目にうっすら血が滲んでいる場合は、可能性が高いでしょう。
反対に、歯ぐきが垂れ下がってきていても、歯ぐき自体が引き締まっている場合には、歯周病では無く、加齢によるものか、不適切な歯磨きによる場合がほとんどです。一度、歯科医院で、適切な歯磨き方法のアドバイスを受ける事をおすすめします。
次からは、歯茎が下がる原因が歯周病だった際の治療法や治療期間をお教え致します
歯茎が下がる原因が歯周病だった場合、完治は不可能??
歯周病が進行し、中等度になると、歯ぐきの腫れ・出血以外に、歯がグラグラとする症状が出てきます。口臭や口の中のネバつきも現れる事があります。歯周病が重度まで進行すると、歯ぐきの腫れ・出血もひどくなり、歯ぐきが膿んだようになります。口臭もひどくなります。歯のグラつきは増し、痛みがでてくる場合もあります。
歯周病も初期〜中等度であれば、進行を止めるが出来ますが、重度になると進行を止めるのは難しく、歯を抜かなければならない場合が多くなります。ただ、注意しなくてはならないのは、いずれの場合も、歯ぐきを完全に元通りに戻す事は不可能だという事です。『垂れ下がった歯ぐきを、元通りに戻す』事を『治る』と考えると、可能性は0%です。しかし、進行を食い止めることは可能です。
歯周病初期の進行を食い止めるには?
歯周病の進行を止める事を『治る』と考えると、初期であれば、定期的に歯科医院で歯石除去とクリーニングをしてもらい、家で丁寧な歯磨きをする事で、ほぼ100%進行を食い止める事が出来るでしょう。治るまでの期間は、人それぞれですが、半年以内には改善してくる事がほとんどです。通院回数は、人によって様々で一概には言えませんが、平均して4回程度になります。1回1500円程度の治療費×4回の、6000円程度の治療費がかかると考えておくと良いでしょう。歯周病初期段階ではこの程度の治療で食い止めることができますが、それ以上になるとまた治療法が変わってきます。
歯周病中程度の進行を食い止めるには?
中等度の場合は、50%程度進行を食い止める事が出来ます。なぜ50%なのか、それは患者さん自身の努力が必要になってくるからです。治すためには、家での歯磨きを徹底して行う必要があります。そして、歯科医院に定期的に通い、早ければ1年程度で改善してくるでしょう。通院回数は、個人差が大きいですが、8回〜10回程度。1回1500円程度の治療費×8回の、12000円程度の治療費がかかると考えておくと良いです。場合によっては自費でクリーニングを受ける治療を行う事も出来ます。1回の治療で、5000円程度がかかります。治療を受けた方が改善が早くなる可能性もあるので、歯科医院で相談の上行うのも良いでしょう。
歯周病重度の進行を食い止めるには?
最後に歯周病が、重度にまで進行していた場合ですが、進行を食い止める事が出来る可能性は20%程度です。家での徹底した歯磨きと、歯科医院に定期的に通い、クリーニングをする必要があります。重度の場合は、はっきり言って、いつまで治療がかかるのか、いくらくらいかかるのかは申し上げられません。何年、何十年と定期的に通院する可能性があるからです。1回1500円程度の治療を、年に4回〜6回、改善してくるまで通院するようになります。絶望的な気持ちになるかもしれませんが、本来、歯周病の無い状態でも、健康なお口を維持するためには、年に2回のクリーニングが必要なのです。是非、この機会に定期的に健診とクリーニングをされてみる事をオススメします。
最後にまとめ
歯茎が下がることはカラダに何か異変が合った時のサインだと考えていただきたいです。歯茎の異変に気がついたら早めに歯医者さんに行くことで今後のアナタの歯を中心とする人生が大きく変わります。
以上になります。 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!