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赤ちゃんを虫歯から守る!マイナス1歳からの虫歯予防講座

2014年04月03日 17時39分
赤ちゃんを虫歯から守るには妊娠中からのケアも効果的です!このページでは歯科医師が教えるマイナス1歳からの虫歯予防をお教え致します。

赤ちゃんに虫歯予防していますか??

こんにちは。生後4ヶ月の赤ちゃんを持つ、歯科医のママです。そろそろ離乳食。子供には絶対虫歯を作らせたくない!そんな風に考えているお母さん方も少なくないはず。 今回は最新の研究結果から、赤ちゃんのための虫歯予防をお伝えします。

参考になれば幸いです。(この記事は2014年4月3日現在での内容です)

赤ちゃんの虫歯はお母さんからうつってくる

赤ちゃんの乳歯が生えてくるのは約6ヶ月頃から。

歯が生え始めてから虫歯に気をつければいい・・そう考えていませんか?実は、赤ちゃんの虫歯予防は、お母さんのお腹の中にいる妊娠中からもう始まっているのです! 生まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌がいません。しかし、生後半年くらいすると、口の中に虫歯菌が発見されてきます。  これは何故かというと、周りの大人(特に母親)から、唾液を介して虫歯菌がうつってしまうのです。

昔からの習慣である「大人がよく噛み砕いて離乳食をあげる」ことや、「スプーンの共有」などは虫歯菌をうつしてしまいます。

必ず、赤ちゃん専用のスプーンで離乳食をあげましょう。### 妊娠中からのお母さんの虫歯予防で赤ちゃんを守る!

岡山大学の小児歯科医、仲井雪絵博士の世界初の研究で、興味深い研究成果が発表されました。

キシリトールをとっていない母親の子供は、摂っている母親グループの子供の5倍虫歯菌が繁殖しやすい 各月齢時点における虫歯原因菌が検出された子の割合。黄色がキシリトールを接収していたグループ(日本フィンランドむし歯予防研究会より)

キシリトールは、虫歯菌が酸を酸性できない甘味料で、手軽に自宅でできる虫歯予防法です。妊娠中から母親がキシリトールガムを日常的に噛むだけで、母親の虫歯菌を減らし、結果、赤ちゃんへの虫歯菌感染を減らすことができるのです。

キシリトールガムで虫歯菌を減らす!

キシリトールガムには、市販のものと歯科専用のものがあります。 市販のものはキシリトールの含有率が60%以下ですが、歯科専用のものは含有率100%と虫歯予防効果が高くなります。

購入する際は、できるだけキシリトール含有率が高いものを選びましょう。

摂取の仕方はとても簡単です。歯磨き後、100%キシリトールガムを1日3〜4粒かみます。食事の間のおやつとしてかんでもOKです。ガム噛む事で、唾液の分泌も促進され、予防効果が高まります。 これなら忙しくても続けられそうですね!

■ おわりに

いかがでしたか?普段のお口の歯磨きにこのキシリトールガムをプラスするだけで、赤ちゃんへの虫歯菌感染が予防できるのです。

虫歯のない丈夫で健康な歯に育ててあげることは、何物にも代え難い赤ちゃんへのプレゼントになりますよ♪

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