知覚過敏の痛みを自宅で簡単に対処したい・・・
皆さん、こんにちは!どくらぼ編集部でございます!
本日のテーマは【知覚過敏の痛みの簡単対処法】でございます!
美味しそうなアイスを頬張った瞬間に歯にキーンッと来るあの痛み、本当に辛いですよね。あの痛みさえなければもっと食事を楽しむことができるのに・・・かと言って歯医者さんに熱心に行くほどでもないし・・・
そのお気持ち非常によくわかります! そこで今回は知覚過敏に詳しい歯科衛生士さんに自宅で簡単にできる対処法を伺ってきましたので、まとめたいと思います!
今回は知覚過敏の痛みを抑えるための対処法ですが、痛みがあるけれど、比較的すぐに治まる状態という前提でお答えします。
知覚過敏の痛みに、自宅で出来る対処法①キーワードは“歯磨き”
歯磨きは、優しく小刻みに知覚過敏にも程度があるのですが、歯の表面の固い部分のエナメル質の損傷が少なく、痛みもすぐ治まる状態だったら、まず自分の歯磨きの仕方をチェックしてみましょう。自分の歯磨きの仕方が適切かどうかは意外とわからないものです。自己流で磨いている方も多く、思ったよりも強い力で磨きすぎているかもしれません。
まず歯ブラシを鉛筆を持つように持って、軽く、小刻みに動かすようにしましょう。
歯ブラシを握って、歯磨き粉をたっぷりつけ、ゴシゴシと磨いている方も多いのですが、その磨き方を続けていると、歯の固い部分であるエナメル質が削れてきて、その内側にある象牙質が露出することがあるのです。
神経を刺激し、痛みを感じるようになります。この状態になると、歯ブラシがあたっても痛みが出るので、知らず知らずのうちに痛みを避けるため、歯ブラシがあたらなくなるのです。そうすると、その部分は汚れがたまったままになり、細菌の塊の歯垢(プラーク)が繁殖します。そして知覚過敏から、虫歯、歯周病へ移行してしまう恐れがあるのです。
歯科医院ではブラッシング指導もしてくれますので、ご自分に合った歯磨きの方法を知ることが大切です。
知覚過敏の痛み用の歯磨き粉を使用
知覚過敏に効く歯磨き粉として一番に出てくるのは“シュミテクト”です。この歯磨き粉には硝酸カリウムが配合されていて、象牙質から神経に伝わる刺激を妨げる効果があります。知覚過敏の痛みが緩和されるのです。
注意しなければならないのは、シュミテクトを使わなくなると、また痛みが出てくる可能性があるのです。先程の硝酸カリウムの効果で痛みが無くなるので、痛みを抑えるためには使い続けて下さい。民間療法やその他の薬については、いろいろとあるのかもしれませんが、本当に効果があるのかどうかは証明されていません。
知覚過敏が痛いと思っていても、実際には違うことも多々ある!?
また知覚過敏だと思っていても、実際は虫歯になっていたり、歯周病だったり、すでに神経が傷んでしまっていたりすることもあります。また噛み合わせが悪くなっているために、知覚過敏になっていることもありますし、ストレスがたまっていたり、体調が悪いために歯ぎしりをしていて、これが知覚過敏の原因になっていることもあるのです。
もし歯が痛い、しみると感じたら、早めに歯医者さんへ行くことをお勧めします。そして何が原因かを突き止め、その解消をすることが大切なのです。放っておくと、抜歯や他の歯にも悪影響を及ぼしてしまうということもあるので、早め早めの対処がとても大切です!
以上になります!最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!