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歯磨きで吐き気は病気ではなかった。この記事で全てがわかります。

2014年03月12日 12時54分
歯磨きで吐き気を催すアナタ、それは生体反応なのでご心配なさらず!このどくらぼの記事を読めばもう安心!歯磨きでの吐き気対策を歯科衛生士さんが教えてくれます!

皆さん、こんにちは!どくらぼ編集部でございます!本日の記事のテーマはこちら!

歯磨きをする度に吐き気がしてしまうけど、これって病気?

をお送り致します。

  • 吐き気で歯磨きが怖い
  • これって何かの病気?

等と心配されているかたを安心させる内容になっておりますので、御覧ください。

一番最後の章にに嘔吐反応が強く、歯医者さんに行くことが出来ず悩んでいる方へ向けたものがございます。嘔吐反応にお悩みの方はまずは一番下をお読み下さい。

歯磨きで吐き気は病気??

まずは、結論からお伝え致します。歯磨きをする際の吐き気は病気ではありません。

これは「嘔吐反応」と呼ばれるもので、人間の生理的機能です。嘔吐反応とは、喉の奥に指を突っ込むと「おえっ」となる反応のことです。口の中に異物が入り込むのを防ぐための人間に備わった機能です。

この嘔吐反応が敏感で強い人は、歯磨きをするだけで喉に異物がぶつかっていなくても吐き気がしてしまいます。生まれつき嘔吐反応が他の人よりも強い方や、嘔吐反応が全くない方まで様々です。しかし、嘔吐反応は大変癖になりやすいものでもあるので頻繁に「おえっ」となる状態をつくりだすとちょっとした刺激でも吐き気が出てしまうこともあります。

歯磨きの時の吐き気を強くする複数の原因

一つ目の原因はこちら。

何となく想像できるかもしれませんがタバコです。 タバコに含まれるニコチンには嘔吐作用があるので、タバコを吸う人は喉が常に敏感状態になっており、それが原因で歯磨きの時に吐き気を催しやすいです。歯磨きの時の吐き気でお悩みの方は、タバコを控えることも考えてみてください。

二つめの原因はこちら。

肝臓や胃が悪い方は要注意。

暴飲暴食、ストレス、お酒の飲み過ぎ、疲労蓄積などで内蔵が弱っている場合は吐き気が起こりやすくなります。肝臓が悪くなると食欲が落ちてきて、吐き気をもたらし胃のもたれや荒れを感じるようになります。そうした状態で歯磨きを行うと、「おえっ」となってしまうのです。嘔吐反射にプラスして、尿や便の様子がおかしい、普段と体調が違うなどのカラダの不調のサインを見落とさないようにしてください。

三つ目の原因はこちら。

ストレスも吐き気をもたらします。

仕事やプライベートでストレスを感じていませんか?その場合も吐き気をもたらします。特に歯医者さんに行く時に強い緊張感を持ってしまう方はちょっと口元に何かがあたるだけでも吐き気が出てきてしまいます。カラダ、心が疲れている時に歯磨きをすると吐き気が出てしまいます。

歯磨きの時に「吐き気だけ」ならまだ問題はないですが、実際に「嘔吐」してしまう場合は何かしらの病気になっている可能性が高いですので、病院で検査を受けてみてください。

歯磨きでの吐き気に対向する予防や対策法をお教え致します

①歯ブラシを変えてみる。

歯ブラシのブラシの部分が短いものやヘッド部分が小さいものにすると嘔吐反応が感じにくくなります。海外の歯ブラシを使っている方などは、歯ブラシの大きさが海外の方向けに大きくなっていることもあるので、是非歯ブラシを変えてみましょう。

オススメは、ワンタフトブラシや子供用のヘッドの小さな歯ブラシです

 

②歯磨き粉を変えてみる

歯磨き粉が合わず、吐き気を感じてしまう方も多くいます。味やニオイ、刺激が強いものだと吐き気を引き起こしやすいです。嘔吐反応が出てきてしまった際は、なるべく低刺激の歯みがき粉や液体歯みがきを使用するようにしましょう。

③漢方薬に頼ってみる

また、どうしても気になって仕方ないという方は、歯医者さんに相談をし、 「半夏厚朴湯“はんげこうぼくとう”」という漢方薬を服用すことができます。この漢方は気分を落ち着かせ、咳や吐き気を抑える漢方薬です。喉のつかえ感や吐き気を抑え、気分を鎮める鎮静作用があります。 気をつけるべき点は、副作用です。胃が荒れてしまい胃の不快感や、食欲不振、吐き気、ひどい場合は、発疹や発赤、かゆみなどが出てきてしまいます。

④嘔吐反応を抑えるツボを押して見る

鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみに「天突(てんとつ)」というツボがあり、これは嘔吐反応を止めるツボです。嘔吐反応が起こる前に、このツボを指でゆっくりと押してみてください。正しく刺激することができれば、吐き気を抑えることができます。

嘔吐反応が強く、歯医者さんに行くのが恐怖だと言う方へ

まずは、ご安心下さい。嘔吐反応が非常に強い方でも歯医者さんで治療を受けることができる方法があります。

一番定番な方法は、「麻酔」です。 「笑気麻酔(笑気ガス)」「静脈内鎮静法」と二種類の方法があります。

①「笑気麻酔(笑気ガス)」とは

吸入するタイプの麻酔薬です。危険性もカラダへの影響もなく気持ちのいい、酔っ払った感覚で治療を受けることができます。笑気ガスを吸うことで嘔吐反応が殆ど無く治療を受けることができます。

②「静脈内鎮静法」とは

これは、静脈に直接鎮痛薬や向精神薬を注入し、恐怖心や痛みなく治療をすすめる方法です。精神の緊張状態を緩和させ、不安や嘔吐反応のない状態で治療を受けることが出来ます。リラックス効果と安全性が高いことが利点です。

これらの麻酔を行う際は、しっかりとした専門の麻酔科医のいる歯科医院を選ぶようにしてください。

最後に歯磨きで吐き気をもよおしてしまう、まとめ

  1. 歯磨きで「おえっ」となるのは、嘔吐反応でそれ自体が病気ではない
  2. タバコやカラダの不調が原因で歯磨き時に吐き気をもたらしていることがある。
  3. 解決策は、歯ブラシや歯磨き粉を変える。漢方やツボにも頼ってみる。
  4. 嘔吐反応が強く、歯医者に行けない方は「笑気麻酔・静脈内鎮静法」などを試す

ご自身のカラダの状態と相談しながら、色々な方法を試してみてください。まずは、歯ブラシを変えてみることから行ってみて下さい。以上です。最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!

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