皆さん、こんにちはどくらぼ編集部でございます!
本日は、歯茎の腫れを放置していたら、大変なことになってしまったKさんの体験談です。
腫れた歯茎を放置するとどんな悪夢が待っているのでしょうか?歯茎の腫れを避けるために私達ができる事は何なのでしょうか?
歯茎の腫れはある日突然訪れた。
その日もKさんは会社に行こうといつもどおり準備をしていました。すると、何だか歯茎に違和感を感じました。違和感といっても特に痛みがあるわけではなく、ただいつもと違う感覚が歯茎にあるだけでした。しかし、歯が黒ずんでいる、歯茎が腫れている等の目に見える変化はなかったので、しばらくそのままで放置していました。
違和感を感じるものの、気のせいだと気にしていなかったKさんですが、ある日急に歯茎に激痛が走り、そのまま歯医者さんへ直行。そこで歯医者さんに言われた一言にKさんは絶句してしまいました。
歯茎の腫れが最悪の結果を招くことに
「これは、残念ですが抜歯しか方法はないです」
久しぶりに歯医者さんに訪れたKさんはその言葉に絶句。すでに歯茎の炎症がかなり進行し、このままでは他の歯も危険なため「抜歯」という選択しかありませんでした。歯を支える部分がグラグラで抜歯の際には痛みも感じずに歯が抜け落ちました。
今は抜歯した部分にブリッジを入れ対応していますが、Kさんは自分の歯で食べ物が自由に噛めないことに対し非常に後悔の念を抱いています。一番最初に歯茎の違和感を感じた時にすぐに歯医者に言っていれば、また状況は変わったのですが、時間が遅すぎました。
なぜ、歯茎が腫れてしまったのでしょうか
Kさんの歯茎はなぜ、腫れてしまったのでしょうか?それには2つの理由がありました。
Kさんは人よりも歯周ポケットが深く、その隙間に食べかすが入り込み、腐敗し歯茎に侵食していた点が1つ。もう1つがKさんが以前治療し、銀歯を詰めていた歯からの菌の侵入でした。普通の人が目視をしても気づくことはありませんが、歯と詰め物が合っていなく隙間が少しでもあれば菌がそこから侵入することがあります。
Kさんの場合も、銀歯と自分の歯の間から菌が入り込んでしまいました。
歯茎の腫れを避けるためにできること
Kさんの歯周ポケットが深い原因はKさん自身にありました。Kさんは普段から歯磨きをないがしろにしていたため、歯茎が垂れ下がっていました。それが原因となり、歯周ポケットが深くなり、食べかすが溜まり、膿につながっていました。
また、Kさんは歯医者に行くという習慣も持っていなかったため子供の頃にいれた銀歯をそのまま放置しそこから菌が侵入してしまいました。普段から正しい歯磨きを行うこと、そして定期的に歯医者に行く習慣を持つこと。この2つがあればKさんのように歯茎の腫れから抜歯という最悪の流れを避ける事ができます。
Kさんの現在
Kさんは今も、歯を抜いた時に同じ会社に勤めお仕事をされています。しかし、仲間と行く食事で肉などの固いものを食べる際に自分の奥歯がないことを強く意識するといいます。
自分の食べたいものを好きに食べられないことがこんなにも苦しいとは思わなかったようです。今回も自分と同じ境遇の人に何か伝えられることがあればいいと体験談を下さいました。皆さんもKさんの体験と同じ体験をしないように普段からの歯磨き、そして歯医者に行くという習慣を持ち、自分の歯を守って下さい。